ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-04-22(Thu)

 ちょっと前までは毎夜、わたしがベッドで本を読むのをやめて「さあ寝よう」と読書灯を消すと、それを待ちかねたようにニェネントがベッドで寝ているわたしの上にあがってきたのだけれども、最近そういうことがなくなってしまった。でももうわたしが寝ている夜中、とつぜんにニェネントがわたしの上に乗ってくることはよくある。
 実はニェネントは毛布が好きというか、毛布がないとベッドに来ないので、まだ夜はそんなに暑くもないので毛布はしまっていないのだが、それでニェネントも来てくれるのかもしれない。「あ、ニェネントが来たのだな」と目覚め、ニェネントがどうしてるのか頭を上げて見てみると、ニェネントは毛布をくわえてひっぱっていたりする。わたしの腹の上をちょっとずつ移動して、重たいといえば重たい気もする。
 そのうちにほんとうに暑くなって、わたしも「毛布はかぶってられない!」としまってしまうだろうけれども、そうするともう、ニェネントはわたしの上に乗ってこなくなるのだろうか。それは淋しくなる。

       f:id:crosstalk:20210422164730j:plain:w350

 昨日のように今日も昼からはけっこう気温が上がって暑くなったのだけれども、ウチに帰ってみるとニェネントは昨日のように「シェルター」に避難しているわけではなく、ベッドの毛布の上でまどろんでいた。いつまでも和室から出てこなくって、ようやくニェネントがリヴィングの方に出てくるのは3時を過ぎてからのことで、それはもう夕食の時間が近いからなのだ。

 最近は(というかずっと前からなのだが)Twitterとかでも「かわいい動物」の動画ばかり見て、「いいね」とかリツィートしてばかりだ。動物の動画を見ることは、心臓や精神面に「いい影響」があることも実証されている。この頃は和歌山のアドベンチャーワールドのパンダの赤ちゃん(というか、もう5ヶ月になるから「赤ちゃん」とはいえないが)の楓浜(ふうひん)の映像に癒されている。
 アドベンチャーワールドには栄明(えいめい)という絶倫(?)のお父さんと良浜(らうひん)という多産系のお母さんとの絶妙のコンビがいて、世界でも(もちろん中国でも)例を見ない大ファミリーをつくっている。今でもアドベンチャーワールドには7頭のパンダがいるのだけれども、先日から末の子の楓浜の映像が毎日のようにネットに流されている。しかしな、どうしてパンダはこんなにかわいいのか。楓浜なんか「三頭身」だしな~。楓浜は、両目の黒縁の横が外側にピン!とはねていて特徴的でかわいい。上野動物園のシャンシャンも、整った顔立ちの美形だけれども。

 しかしわたしはやはり、カモノハシが好きである。

 とは思っていても、どうも(わたしを含めて)人間のやることはスマートではなく、けっきょく政府は<緊急事態宣言>を東京都などでこの25日から再・再発令するらしい。もうさいしょっから期限が設定されていて、5月11日までという予定らしい。
 先に期限が決められているというのは、こういう<緊急事態>への対処として「奇々怪々」ではないかとは思うのだが、噂ではこれは、IOCのバッハ会長が来日するのに合わせてのことではないのかという。そのバッハ会長は記者会見で、東京で<緊急事態宣言>が発令されようとも「東京オリンピックとは関係がない」と発言したという。
 これは何というのか、このバッハ会長、そしてスカ首相、小池都知事との3バカトリオでもって、「今、仮に世界大戦が起きたとしても、仮に東京周辺で関東大震災が起きたとしても、<東京オリンピック>とは関係ない」と口をそろえてのたまうのだろうか。
 なんかもう、人間たちのふるまいには絶望するばかりだ。やはり今は「かわいい動物たちの映像」を見よう。