ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-04-23(Fri)

 昨夜、ウチのドアの前に、注文していたデジカメが配送されていた。配送予定は今日だったが、注文してから1日での配送で早い(前のデジカメを注文したときも1日で配送された)。喜んでさっそく梱包を開けてみると、これはもう完全に「新品」といっていい品だ。もちろん本体にまったく傷はないし、取扱説明書もページをめくった形跡もない。うれしいのはストラップで、取説に書かれている片手にぶら下げるようなストラップではなく、カメラの両側に留めて首からぶら下げられるタイプのストラップだった。これは例えば公園とかに行って、「今は集中的に写真を撮ろう」というときにはとってもありがたい。実は本来付属していないはずのカメラケースもついていて、「これはうれしい」と思ったのだが、カメラ本体を出し入れしてみるとちょっとすべるようで、「これはカメラを出そうとするときに、すべって落としてしまう危険性があるな」と思い、基本的には使わないことにした。
 今までのカメラと同じメーカーの同じシリーズ製品なので、機構もほとんど同じ。まずは何も考えないで、「オート撮影」でそばにいたニェネントくんを撮影してみた。ニェネントくん、太い。

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 さて、今日は予定がいろいろある。今日は仕事は有給を取ってあり、9時に国分寺のクリニックの定期検診に予約してある。検診の帰りには、国分寺に行くときはいつも寄ってみる三鷹の小ぎれいな古本屋に寄ってみたい。そして帰宅してからは4時からまた歯科医での治療が待っているのである。

 まずは国分寺へと行くのだけれども、9時に到着しようとするとまさに「通勤・通学ラッシュ」の時間帯である。前回は「武蔵野線」を使って、都心を通らずに東京のまわりをぐるりと周回するコースを取って、それがあまり混雑していなかったので今回も途中武蔵野線に乗り換えて行ったのだけれども、さすがラッシュの時間帯で、前回よりははるかに車内は混み合っていた。それでも乗り換えたときにはまだ空席も多かったので、ずっと座って行くことができた。

 クリニックのオープンは9時だったので、まだドアを開けていない時間に到着した。今日はまずは採血検査があるのだった。今日は大先生も朝早いせいか大変に機嫌がよく、お元気そうだったし、いつもより若々しく見えた。もう大先生も相当のご年配なので、わたしも「この先生にいつまで診ていただけるだろうか」とも思っていたのだけれども、まだまだお元気であられるようだ。いつまでもお元気で、現役で活躍していただきたいものである。

 診察(といってもちょっとした面談だけなのだが)も終わり、調剤薬局で処方薬を買ってから三鷹に行ってみる。今日は快晴で、そんなに暑くもなくって爽快だ。

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 古本屋に行ってみると、開店は11時ということでまだオープンしていなかった。あと20分ぐらい。「どうしようか、開店を待たないで帰ろうか」とも思ったけれども、せっかく来たのだからと、あたりを散策して時間をつぶしてから開店したばかりの店に寄った。
 この日は店頭に昔の「ユリイカ」のジョイスの特集号があり、「これは買おう」と決める。美術書、映画音楽関係、海外文学では食指の伸びるモノもなく(ナボコフの古い絶版本はあったけれども、かなりの高額だった)、その他の社会科学、自然科学とかの棚を見ていると、『水族館の歴史』という本、そして『月~人との豊かなかかわりの歴史』という本とが面白そうで、手の空いたときとかにちゃっちゃっと読める「軽い本」としていいのではないかと思い、買うのだった。(離れたところに置かれていたし)買ったときには気付かなかったのだけれども、この2冊の本、著者は同じ人ではあった。

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 今日の「東京詣で」はこれで終了。さて、帰りはどういうルートを取ろうかと考える。ちょっと逆戻りしてまた「武蔵野線」を使ってもいいし、普通なら中央線でお茶の水まで出てから千代田線に乗り換えるところだろう。しかし、ここは中央線の快速とか特別快速で東京駅まで出て、うまく時間が合えば「上野東京ライン」で一日に何本かある常磐線に乗り入れるヤツに乗れるだろう。そうでなくっても、東京駅から上野に出て久しぶりに常磐線(快速)に乗るのがいい。そう思って東京駅へ出た。
 残念ながら常磐線に乗り入れる「上野東京ライン」はなかったが、上野へ出てから常磐線に乗って帰った。
 まだ昼食も終えていないので、常磐線快速でとなり駅まで乗り越し、駅からウチへ行く道すがらにあるスーパーに寄り、何かおいしい惣菜を買って帰ることにした(先日買った「鶏もも肉の炙り焼」が買いたかったのだけれどもこの日はなく、けっきょく、コロッケなどという廉価な食材を買っただけだけれども)。

 帰宅して食事をすませ、ちょっとのんびりしてから今度は歯医者さんへ行く。家を出るとき空を見上げると、半分欠けた月が空の真上にかかっていた。「新しいカメラで、あの月のクレーター模様も撮れるだろうか?」とか思う。歯医者の治療が終わったらトライしてみよう。

 今日の歯医者も20分ぐらいの治療で終わり、今日はほとんど痛くなかった。右上の歯の治療はまずは次回で終わるということらしいが、まだ右上にはもう1本残っているし、右下、左上、左下にもまだまだガリガリやられるのを待っている歯が居てる。

 歯医者から外に出ると、まだ月は空の上で休息しているみたいだった。帰宅して新しいカメラを持ち出して、ただその月に向けてシャッターを切ってみた。うん、クレーター模様は映ってるね。いいんじゃないだろうか。これで夜になったとき、夜空の中の月を撮ったときにここまで撮影できるかどうか。

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 さて、夜になって空は暗くなった。まだ月はその夜空に明るく輝いていた。「どうだろう」と、外にカメラを持ち出してその月を撮ってみた。「夜景モード」とか「オート撮影モード」とか、モードをいろいろと変えてみるだけで、設定自体はいじらないで数枚撮ってみた。
 結果を見てみると、やはり「露出過多」で、月の面は白く飛んでしまい、クレーター模様は確認できない。でも、月の影の部分の境い目あたりはかなりデコボコしている感じで、三脚もなしに手持ちで撮ったとは思えないクリアさだと思った。これでもうちょっと、露出とかをいじることが出来るようになれば、まさに肉眼で見ているのと同じように「月のウサギ」を撮影出来るようになれそうだ。

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 今夜は東京などへの25日からの<緊急事態宣言>の再・再発令が決まり、小池都知事、スカ首相の会見が行われたが、もうバカバカしくって聞いてられない。小池都知事なんか「8時以降は盛り場のネオンを消して」などと戦中の灯火管制みたいなことを言い出す始末だし、スカ首相はデパートや映画館、書店、図書館も休業させる腹のようだ。とにかく人々を家から外に出したくないようだが、デパートへの「休業補償」として1日「20万円」給付するというのには笑ってしまうというか、あまりの「バカ」に笑う気力も失せる。ただ、スカ首相の会見では、記者からの質問で今までになくスカ首相の政策への批判を含んだ質問が連続していたと思う。スカ内閣の政策にべったりだと批判されつづけている報道機関も、ようやっと「国民の側に立つ」という、本来の「あたりまえ」の姿勢を思い出したのかもしれない。NHKなどテレビ局はまだまだのようだが、さすがに今回の<緊急事態宣言>の再・再発令を擁護するのは難しいのではないだろうか。