ということで、今日は仕事を休むことになった。正月休みが一日長くなったようなものだけれども、まずは昨日の「風邪っぽい」容体がどう推移するかということがいちばんの心配である。
朝起きて、体温を計ると36.5度。昨日の36.8度に比べれば「平熱」に近い。でもわたしの普段の平熱は36.2度ぐらいだから、まだ多少高いといえば高い。体調の方は身体がだるいとかそういうこともなく、すこぶる元気である。ちょっとだけ鼻水っぽいところは残っているけれども健康だ。これも昨日飲んだ「久保田」の「玉子酒」の効き目だろうかと思う。凄まじい効き目であることよ。これからは風邪っぽいときの対策に、いつも「久保田」を買い置きしておこうか。いやいやどうせ、じっさいに風邪っぽくなる前にみ~んな飲んでしまうことだろう。
こんな体調だったら、別に昨日会社に連絡せずにふつうに出社してもよかったなと思うけれども、いやもしも今朝も体調が悪かったことを考えれば、やはり選択肢はひとつだったのだ。
午後には体温も36.2度とわたしの普段の平熱まで下がり、(油断してはいけないが)「もう大丈夫だろう」と思う。よりによって、こんなに「COVID-19まん延下」で、えらいことだった。しかし勤め先では「これは大変」と騒いでいるかもしれない。まあ年末から「年末年始の休み」だったから、「昨日とかおとといとか、彼に接触したヤツはいるのか?」みたいな疑心暗鬼を呼びおこすようなことはないだろう。その点はよかった。
こういうときは外に出歩かないでウチに巣ごもりしていた方がいいのはわかっているのだが、まずCOVID-19ではないだろうとの確信もあるし、夕食に「水炊き」をやりたくなって「ねぎ」を買いたい、そして明日からの仕事のためにドリンクとかバーガーパンとか買っておきたい、などとも思ってしまったし、買い物がてら、いつもの公園をスルッと歩き抜けてみたくなってしまった。それで、昼食のあとに公園の方に足を向けてしまった。
今日は曇天で、暖かくはない。公園には人影もなく、すっかり「冬」の姿だった。
いつもと同じ野鳥たちの姿。けっこうな数の写真を撮ったけれども、コブハクチョウとオオバンが仲良くしていた写真だけアップしよう。
曇り空の向こうに太陽の明るみが見え、それが手前の葉の落ちた木々の背景になり、冬らしい景色だ。わたしはこの写真は好きだ。
少し歩くと雲が薄くなり、陽の光が放射状に拡がっているのが見られた。こういう光景も、なかなか見られないものだろう。昔ムンクが、こういう絵を描いていたのを観た記憶がある。
買い物をして帰宅すると、東京での新たなCOVID-19感染者は1200人を越えたということだった。
けっきょく、政府の出す「緊急事態宣言」はどうやら居酒屋や飲食店だけを対象にしたものになりそうで、そういうのを「緊急事態宣言」というのだろうかという気はする。つまり居酒屋、飲食店の閉店時間を午後8時にするということだけらしい。劇場や映画館は今まで通りの営業をつづけるし、一般の労働形態については「テレワークを徹底して欲しい」という呼びかけにとどまるようだ。
だいたい、12月中旬までは政府は「GoToトラベル、GoToイート」キャンペーン真っ盛りで、国民に「さあ皆さん、旅行して外食をしましょう!」と呼びかけていたというのに、政府分科会、医療関係者の必死の請願もあって、「では<GoToキャンペーン>は1月11までは休止いたしましょう」として、それが今回は「余計な外出はするなよ、外食は午後8時までな!」と、その政策はコロコロコロコロ変更されているわけである。今回の中途半端な「緊急事態宣言」への踏み切りも、けっきょく小池都知事ら一都三県の知事にせっつかれての行動である(じゃあ小池都知事が信頼するに足るかというと、まるでそういうことではない)。
スカ首相はこれからは「先手、先手」の政策を打ち出すなどとのたまっていたが、今までに輪をかけて「後手、後手」の政策である。しかも、「悪者はぜ~んぶ居酒屋と飲食業ね!」みたいな政策なのだけれども、こんな小手先の政策で今の「COVID-19禍」を抑え込めるわけがない。また後日、「後出し、後出し」でこちょこちょと細工をし、そのあいだにもCOVID-19感染者、死者はどんどん増加していくことだろう。
スカ総理大臣は、近代史上最悪の愚相であり、愚かで無能、何ひとつまともな政策を出せないバカである。おそらくは彼のバックボーンである二階幹事長のご機嫌をうかがうだけで、国民のことなどつま楊枝の先っちょほどにも考えてはいない。スカ首相にせよ二階幹事長にせよ、国民がCOVID-19で何万も死んでも、「まだアメリカより少ないではないか」と平然とした顔をつづけることであろう。現在の状況は、スカ首相~二階幹事長による「人災」である。わたしは生き残りたいと思っている、願っているが、どうやって我が身を守ればいいのだろうか?(これは今回、「風邪ひいたかな?」という事態になって思った「実感」である)。