ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-06-17(Thu)

 今朝撮ったスズメ。まだちょっとだけピントが合ってないけれども、スズメらしい写真が撮れたかと思う。思索しながら歩みを進めている風で、うつむいているので物憂げにも見え、「野原を歩む哲学者」という感もある。

     f:id:crosstalk:20210617110758j:plain:w500

 きのうおとといと、つづけて突然の豪雨が降ったわけだけれども、今朝も出勤のときに西の空を見ると、「これは大きな嵐が近づいてきているのだ」というようなあやしい黒い雲が空にかかっているのだった。

     f:id:crosstalk:20210617044604j:plain:w500

 このあとは勤務先でも天気が大きく崩れることもなく、日が照ったりもしていたのだけれども、これが10時半ぐらいの時間にやはり突然の激しい雨が降り始めたという。わたしは知らなかったのだが、11時近くに1階のロビーに出てみると、外を歩く人は傘をさしていたわけだ。でもその時間はもう豪雨も峠を越していたらしく、設備の人から「すっごい雨だった」という話を聞いたのだった。やはり、こういう天候はしばらく続くのだろうか。

 さて、今日は大変。朝、駅に着いたときに、腕時計をし忘れてきていたのに気づいた。さらに、スマホまで忘れてきていたのだ。つまり、職場には休憩室以外に時計というものがなく、腕時計もスマホもないとなると時間を確認する手段がなくなってしまう。それはヤバい。時間を知りたくなったら休憩室に飛んで行くなどということは出来ないし、仕事の上で時間を把握しておくことは必須ではある。
 以前は腕時計は持ってなくて、スマホだけで時間を確認していたわけだが、そのスマホを家に忘れたときに仕事場の近くのコンビニで腕時計を買い、それ以来「なんだ、腕時計って便利じゃないか」ということになってしまっていた。しばらく前にその腕時計をし忘れて仕事に出てしまったことはあったけれども、そのときはスマホを持って出ていたから問題はなかった。
 しかし今日は腕時計もスマホも両方忘れてしまった。気づいたのが駅に着いたときだったわけで、時間的に大急ぎでウチに引き返して出直せば、なんとか次の電車に間に合って、遅刻ということにもならないだろうとは思ったが、かなり急がなければならない。朝から疲れるのはいやだなあ。これはまた、職場そばのコンビニに寄ってもうひとつ腕時計を買うのがいちばんいい選択だろうと思う。たしか1800円ぐらいのものだったと思ったが、まあそのくらいの「予期せぬ出費」という事態が起きる可能性は、いつもあるわけだ。そのまま電車に乗り、またもうひとつ腕時計を買うことにした。
 仕事先の駅で降り、コンビニへ行ってみると、1800円ぐらいと思っていた時計は税込みで1400円ほどだった。余計な出費ではあったけれども、許容範囲内というところか。せっかく腕時計が二つになるわけだから、これからは「忘れてしまったときのために」一方の腕時計は勤め先に置きっぱなしにしてもいい。またはバッグの奥のポケットに入れっぱなしにしておくとか。

 政府は今の東京などに発令中の<緊急事態宣言>を、この20日の日曜日までで解除する予定だ。もちろん、<東京オリパラ>を開催するためにはここで解除しないとスケジュール的にヤバいというだけの理由だろう。じっさい、この日の東京都のCOVID-19新規感染者数は、PCR検査数を抑え込んでいるにもかかわらず、先週の数値よりも増えているわけで、常識的に考えて、ここで「宣言解除」ということはあり得ないのではないか。
 そして夜の7時から、またまたスカ首相が記者会見を開いたのだった。いちおうわたしも見てみたけれども、東京オリパラについては「人類が新型コロナという大きな困難に直面する今だからこそ、世界が団結し、人々の努力と英知でこの難局を乗り越えていくことを日本から世界に発信したい。そのためには、東京大会は安全・安心に開催すること、そして大会期間中、日本国内の感染拡大を抑え、大会終了後の感染拡大防止にもつなげていくことが不可欠だ。皆様には、家でのテレビ観戦などを通じ、アスリートを応援してほしい」と語ったのだ。って、まだぜんぜん「難局を乗り越えて」などいないではないか。み~んな「安全・安心」などと思ってはいないし、今はそのオリンピックでバンバン観客を入れちゃおうという決定をしようとしていながら、「テレビ観戦してね!」なんてふざけた話だ。
 後半の記者会見で、海外メディアから「リスクがあっても大丈夫だと思う理由は何か。ノーと言えないことか、プライドや経済が理由なのか」という鋭い質問があったが、スカ首相は「ノーでも、プライドでも経済でもない。日本では、しっかりと、外国から来る方に感染対策を講じることができるからだ」と答えた。そうか? そうなのか? わたしはこの言葉は守られないままに感染が拡大することを危惧するが、はたしてそのようなことになったとき、彼はどのように<責任>を取るのだろうか?