ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-04-25(Mon)

 また月曜日がきて、また毎日仕事に出なければならないのだけれども、ただ今週は木曜日までやり過ごせば、ついに「ゴールデン・ウィーク」に突入し、それからは休みがいっぱい、10日間に8日も休みである。それを楽しみにして、何とかは今日からの4日間を乗り切りたい。

 昨日は夜になって予報通りに雨になったようだったけれども、この朝には雨もやんで晴れていて、出勤で家を出たときにはウチからの正面の空に、半欠けになった月もしっかりと見られるのだった。

     

 夜明け前まで雨が降っていたようだけれども、それなりに気温も高かったようで、駅の近くまで来て振り返ってみると、地表近くにうっすらと「もや」がかかっているように見えた。
 写真ではわかりにくいだろうけれども、写真奥の青い「跨線橋」のあたりが、「もや」でほの白くなっているのがわかると思う。
 というかこの時間(午前4時45分)、ここまでに明るくなっているということが、わたしには「おどろき」ではあるが。

     

 勤務先駅で降りると、スズメたちの合唱に迎えられる。この日は歩道の上をぴょんぴょん跳ねるスズメたちで、偶然だろうけれども、まるでわたしが歩く方向に付いて来るように、わたしと並行して進んで来るスズメのカップルがいた(ちょっとブレてしまったけれども)。

     

 仕事からの帰り、昨日は「ふるさと公園」に行くこともなかったので、「一日置いたから、もう巣ごもりしているコブハクチョウも孵化したのでは?」と、また「ふるさと公園」経由での帰路に着いた。
 おっと、この日もまだ巣ごもり中。孵化はまだ明日以降のことになるようだ。

     

 この日は、もう一羽のコブハクチョウ(巣ごもりしている一羽の連れ合い?)もけっこう近くに来ていて、暖かい陽射しを浴びての「ひなたぼっこ」をやっていたようだった。

     

 帰宅してテレビをみる。知床の観光船遭難事故関係。あまりに悲惨な事故だ。この観光船の船長もベテランだというわけでもなかったらしく、もう一人の甲板員もこの4月に転職して来たばかりの人だったという。どうやらこの観光会社は過去から問題を抱えていたらしい。しかし、観光客は「この観光船の会社はヤバい」とかわからないから。まずは遭難した船体が発見されるとか、事故の全貌が明らかになることを待つしかない。

 一方の「世界的懸案」ウクライナ情勢で、この日本国内で雑音が聞こえる。特にこのところうるさいのは安倍元首相で、やたらと「日本は防衛費を拡大すべきだ」とがなりつづけている。そして、かつては「ウラジーミル!」と盟友関係を強調し、30回近いプーチンとの会談を繰り返して何百億円もロシアに投資した男が、今はそのような首相時代の行動への反省もないまま、ただプーチン批判をしているのだ。
 勝手にアメリカとの「核シェアリング」を語り始めたのもこの安倍という男で、つまり日本の「非核三原則」な~んかいらない!ということでもあるのだが、そんなこと言われる前に勝手に日本国内に核弾頭を持ち込んでいるアメリカからすれば、「やった~! これで正式に堂々と日本に<核兵器>を持ち込める!」と喜ぶばかりであろう。
 前にも書いたが、仮に日本がアメリカとシェアリングして<核兵器>を国内に配置しても、その<核スイッチ>を押す権利は、まったく、ぜったいに日本は持ち得ないのだ(まあ日本がそんなことを出来たら、それこそ<大ごと>だが)。
 例えば北朝鮮が日本に向けてミサイル実験を繰り返しているからといって、「いいかげんにしろ!」と、北朝鮮に向けて日本から核の先制攻撃をしたい、として、そんなことが出来るのか。もちろんアメリカは日本に「バカなことはやめろ」と言うのだが、それを無視して日本が<核スイッチ>を押すならば、それは90年前の日本へのプレイバックであろう。

 そもそも今の日本の軍事予算は、いつの間にか世界第9位になっていて、あのイスラエルポーランドより遥かに巨額になっている。いったいこれ以上軍備を増強して、この日本はどんな国になることを望んでいるのだろう?
 とりあえずは今の岸田首相は被災地広島の出身ということもあってか、「非核三原則」を堅持、「核シェアリング」にも否定的な見解を持たれていることにホッとする。今の日本のトップが「安倍晋三」であったり、その家来の外交感覚ゼロの「菅義偉」ではなかったことは、僥倖ではあるだろう。

 この日は夕方から「Amazon Prime Video」で、気になっていたキング・ヴィダー監督の、1932年の作品『シナラ』を観たのだった。