ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-04-09(Sat)

 今日は午前中に、近所の内科クリニックへ検診に行く。まあ調剤されている内服薬が一ヶ月でなくなるから、一ヶ月に一度の通院をするわけだけれども、このところは毎朝測っている血圧も上で120台と、けっこう安定していると思う。
 土曜日はけっこうクリニックも混雑していて、診察してもらうまでに時間がかかるのだけれども、この日は特に時間がかかり、調剤薬局での待ち時間を含めて2時間ぐらいかかってしまった。持参した大岡昇平の『成城だより』をずいぶんと読み進めた。

 この日も晴天で、気温も上昇するだろうと言う。クリニックからの帰り道、あちこちの道ばたにタンポポの花が咲いているのが目に入った。

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 今は、桜の花が「春の訪れ」を告げる花として、テレビなどでもどこそこで満開になったとか伝えられるが、この季節、この時期はタンポポの花開く時期でもあるようだ。わたしはもちろん、路傍に咲くタンポポの花も大好きである。
 今の日本国内に咲くタンポポには在来種と外来種セイヨウタンポポ)とがあるのだというが、セイヨウタンポポは一年中いつでも花を咲かせるらしい。都会周辺では今はセイヨウタンポポの方が多いというが、いちおうネットの「在来種と外来種との見分け方」で見ると、ウチのあたりで今咲いているタンポポは「在来種」のように見える。

 クリニックから帰宅するともう昼で、昨日つくった「クリームシチュー」を温めて昼食。お皿にクリームシチューを盛って食べていると、ニェネントがやって来てお皿のクリームシチューをぺろぺろとなめるのだ。
 「わたしの食べるもので、いったい何がニェネントくんを引き付けるのだろうか?」とは思うのだけれども、いつもわたしの食卓に首をつっ込んで来るときは、ネコが食べても大丈夫な料理のときだけに思える。そういう区別はどこでつけているんだろう?(あとはやはり、「魚」のときにはやって来るが) やはり、その「匂い」なのだろうか?
 今回の「クリームシチュー」も、まあ牛乳はニェネントくんがなめても大丈夫だろうし、わたしは調理するときにネコにあげすぎてはいけない「塩」はまったく使わないし、メインの鶏肉はもちろん、野菜類も「ノープロブレム」だろう。ヤバいのは調理に使う「鶏ガラスープの素」に含まれる塩分ぐらいのものだろうから、「ま、いいか!」と、好きになめさせてあげたりする(いけないか!)。

 やはり昨日は映画を観に出かけたせいか、今日は疲労困憊の「お疲れ」気味。昼食のあと「午睡」モードに入ったが、なんと目覚めたのは夕方の5時に近かった。「ああ、もう起きなくっちゃなあ」と思ってベッドを抜け出し、ニェネントくんに夕食を出してあげる。そしてわたしの夕食は、まだ残っていた「クリームシチュー」である。ニェネントくんは和室のベッドで寝ているので、今回はやって来ない。予報通り、夕方にはけっこう暑くなった。もういくらなんでも電気ストーブは片づけるべきだろうな。

 ロシアのウクライナ攻撃だけれども、ウクライナの首都キーウ近郊の、ブチャという町で、ロシア軍撤退後に多数の一般市民の死体が見つかった。手足を縛られた上で殺害されたあともあるということで、これは「侵略行為」ということを逸脱したおぞましい「犯罪行為」だ。
 ロシア当局はこの件は「ウクライナのねつ造だ」との声明を出しているが、しばらく前に観たウクライナ映画『バンデラス ウクライナの英雄』でも、ロシア側による市民への攻撃をロシアが「ウクライナのねつ造だ」とする展開はあった。
 ではだからといって今回のブチャでの惨劇を「またロシアが‥‥」と一方的に決めつけるのは早急で、それでもそうではなく、互いの「プロパガンダ」的主張を排除した上で考えたくはある。しかしそう考えても、残された過去の映像などからも、この惨劇はロシア軍による「犯罪行為」と考えるのがノーマルだろうとは思う。
 一刻も早く、このロシア軍による攻撃が終了することを望み、こういった「犯罪行為」の首謀者らが国際的に罰せられるべきだろうとは思う。しかしわたしは、ロシア国民にも良心のあることを当然、信じている。