ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-25(Mon)

 今日は12月25日のクリスマス。わたしはクリスチャンではないが、この日にちなんで、ニェネントくんに「ペット用ホットカーペット」をクリスマスプレゼントする。
 昨日書いたように、まずは「はたしてニェネントくんがこのホットカーペットの上に乗っかると<温かいね>と気づいてくれるかどうか。そもそもまずは、このホットカーペットの上に乗ってくれるかどうかが問題」ではあったのだが、毎朝ニェネントくんがしばらくまどろむ、リヴィングのわたしの定位置のそばの椅子の上に置くことにした。
 「いつもの予約席に変なものが置いてあるから今日は行くのをやめよう」となってしまうかとも思ったが、そもそもネコというのは「四角の中に座るのが好き」という性格。問題なくホットカーペットの上に乗ってくれた。
 それでいつもなら、わたしの朝食にちょっかいを出してからは和室の方に移動し、ふとんの下にもぐり込んでしまっていたのだけれども、今日はさすがにホットカーペットの上に居つづけるのだった。「なにこれ、暖かくって気もちいいんだけど」というところだろうか。

     

     

 それでわたしは、この日は予定を変えて内科クリニックへ通院することにしたのだけれども、「もう出かけようかな」という時間になっても、ニェネントくんはホットカーペットの上から動かないのだった。
 昨日読んだ例の怪しい日本語の「取扱説明書」には、「このヒートパッドを使用するときは、誰かが当番することを確認してください。そうでなければ、推奨できません」と書いてあって、つまりは人がいないときに使いつづけるな、ということなのだろうけれども、さすがに「わたしは出かけるからね」と電源をオフにすることはためらわれ、「推奨されないやり方」で、つけっぱなしで家を出たのだった。
 クリニックのあとはそのまま北のスーパーへ買い物に行き、家を2時間ぐらい空けてしまったのだったが、帰宅してドアを開けると、まだニェネントくんはホットカーペットの上に座っているのだった。よっぽど気に入ってくれたのか。うれしいことである。

 このあともニェネントくんは午前中はずっとホットカーペットの上に居つづけ、逆に「このままホットカーペットの上から一歩も動かなくなってしまうんじゃないか」という心配が生まれてしまった。
 でも、午後になるとニェネントくんは和室のキャットタワーの上に移動して、ひなたぼっこをするのだった。
 今日は窓からの陽射しも暖かで、ホットカーペットの上にいてお腹ばかり温まるよりは、やはり陽の光を浴びて背中から全身が温まる方がいいのだろう。
 そのあと、夕食を食べてからはいつものようにベッドの上に移動してずっとまどろんで、つまりは今日いちにちのうち、ニェネントくんがホットカーペットの上で過ごしたのは、午前中の5時間ぐらいだった。
 これからはニェネントくんのタイムスケジュールは、今日みたいな感じになるのかもしれないな。

 ちょっとニュースのことを書いておきたいが、イスラエルはクリスマスの期間中もガザへの攻撃・侵攻を継続し、ネタニヤフ首相は、これは「野蛮人に対する文明の戦い」だと語ったという。わたしの考えでは、こういうネタニヤフ氏の思考こそ、「野蛮人」の思考なのではないかと思えてしまう。報道では、イスラエルハマスへの攻撃で、ハマスのメンバーを1人始末するために一般の民間人が8人以上犠牲になっているという。これではネタニヤフもロシアのプーチンも同じようなものだし、プーチンよりもネタニヤフの方が「野蛮」なのではないのか。

 あと、昨日は武蔵野市市長選挙投票が行われたのだが、長年リベラル派が勝利をつづけていたというのに、よりによってこんなときに、自公系候補が僅差で勝ってしまったという。
 けっきょく、これだけ「自民党派閥の政治資金問題」が報道されていても、日本の政治は変わらないという例証だろうか。

 この日は、また増村保造監督で若尾文子出演という作品、『妻二人』を観た。なんと岡田茉莉子との共演、なのだった。