ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-17(Sun)

 昨日に比べてグンと寒くなった。でも重ね着すればしのげるのだけれども、ニェネントくんのことを考えたら、彼女のために暖房をつけてあげるべき。
 暖房でリヴィングが温まったせいか、ニェネントくんは今日は和室のベッドに避難しないで、ずっとリヴィングのわたしのそばで、椅子の上でゴロンとしていた。手がとどく距離なので顔をなでてあげると、前足でわたしの指にタッチしてきて、ペロペロとなめてくれるのだった。そりゃあまるで、どこかよその家の飼いネコみたいじゃあないかと思う。ニェネントくんらしくないぞ。うれしいけれども。

     

 昨日観た『パトリシア・ハイスミスに恋して』のことを考えていて、海外では刊行されているけれども日本では翻訳刊行はムリだろうなと思える、「Patricia Highsmith: Her Diaries and Notebooks; 1941-1995」という本が何だか読みたくなってしまい、Amazonで検索してみると「used」でめっちゃ安いのが出品されていたもので、つい注文してしまった。
 英語の原書というのは今までも何冊か、「読んでやるぞ!」というつもりで買っているのだけれども、う~ん、けっきょくちゃんと読まないで放置してあるんだけれどもね。実は、ハイスミスの定評ある評伝も持っているのだ。読んでないことは情けないが。

       

 今回は注文してしまったけれども、「これからは出来るだけ図書館を利用したい」と考えている。以前はA市の市立図書館まで歩いて行ったものだったが、このあいだ考えてみたら、K市の市立図書館だって、歩いて行けないことはないだろうと思うのだった(ウチはA市とK市とのちょうど中間あたりに位置している)。
 先日読みたい本があってそれぞれの図書館を調べたら、どうもK市の図書館の方が蔵書量も多いみたいだった。
 A市の図書館は歩いて30分ぐらいの距離だったけれども、地図をみた感じではK市の図書館は40分ぐらいかな? とにかく、今度いちど歩いてみよう。

 それでネットでニュースを読んでいたら、昨日の深夜にK市の路上を歩いていた男性が、複数の男らに襲われて暴行を受け、財布を奪われたという事件があったのだ。「K市のどのあたりだろう?」と調べてみたら、なんと、ウチからけっこう近い場所。いつも買い物に行く北のスーパーへの途中で、ちょっと西に折れて5分ぐらいの場所だった。ヤバいなあ。
 まあわたしは今は深夜に歩いたりしないし、そもそもが「こいつを襲ってやろう」と狙うには、どう見ても金を持ってるようには見えないはずだけれども。

 ガザ地区で、イスラエル軍が3人のイスラエル人の人質を射殺したことが大きなニュースになっている。今日になって、その人質らは「武器を持っていない」しるしに上半身裸で、白旗を掲げていたということも報道された。
 イスラエルのネタニヤフは、3人を誤って射殺したことを「心痛」としながらも、人質全員を取り戻すためには「軍事的圧力は必要」と語ったという。何を言っているのか。人質を取り戻すためにその人質を撃ち殺してれば世話はない。ロシアのプーチンでも、ここまでのことは言わないのではないか。というか、「休戦」後、その「軍事的圧力」で取り戻した人質はいない、とも聞いているが。

 昨日『パトリシア・ハイスミスに恋して』を観たことだし、クリスマスも近づいてきたので、この日は若尾文子の映画を観るのはお休みして、ハイスミス原作の『キャロル』を観た。素晴らし。