ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-11-13(Mon)

 昨夜寝るとき、ニェネントくんがわたしの上に跳び乗ってきて、しばらくはわたしの上に滞在していった。夜もすっかり寒くなってしまったので、毛布も出してもいいなという気候。毛布を出せば、ニェネントくんはしっかり喜ぶことだろう。写真はわたしの胸の上からわたしを見下ろしているニェネントくん。

     

 今朝起きると、これがまた昨日よりも寒かった。もう電気ストーブを出してもいいか、などとも思ってしまう。
 先週は「ふるさと公園」に行かなかったので、この日は「ふるさと公園」へと歩く。出かけるときはセーターの上からパーカーを着て、しっかりと冬の服装にした。パーカーは大きなポケットがいっぱいついていて便利だな、などと今さらのように思うのだった。

 「ふるさと公園」には、オオバンが戻って来ていた。オオバンも急に寒くなったので、あわてて北の方から飛んできたのだろうか。もう「ふるさと公園」の池には、あっちにもこっちにもオオバンたちがいっぱいだ。わたしも今日こそは「オオバンが戻ってきたね」などと写真を撮るけれども、そのうちに公園はあっちもこっちもオオバンだらけなのに見飽きてしまい(失礼ながらそんなに見映えのする鳥でもないし)、「またオオバンかよ~」と無視するようになってしまうだろうが。

     

 この写真にはオオバンカルガモがいっしょに写っているが、オオバンカルガモは仲がいいというか、そばにいても気にしないようで、あちことでオオバンのいるところにカルガモもいるのを目にした。
 この日はコブハクチョウの姿は見られず、それで下の写真は池の対岸にいたコサギだけれども、ここにもカルガモがいっしょに写っている。どうやらカルガモは、あたりに誰がいようが気にしない性格なのだろう。

     

 この日はニンジンを買わなくっちゃと、帰りに駅前のスーパーへ立ち寄った。店頭に一袋100円のニンジンがいっぱい箱に入れられていたけれども、一袋に3本入っていても小さなニンジンばかりで、これではあまり安いという気にもならない。それでもしつっこく箱の中を見てみると「これは巨大だね」というニンジンが2本入った袋があり、これだけ大きいと1本だけで小さいの3本分はありそうだ。「こういうのを探してたんだよね」と、喜んで買って帰った。またニンジン入りの「ダブリン・コーデル」をつくろうか。

 毎回見ている朝ドラの「ブギウギ」は、この日は菊地凛子の演じる「淡谷のり子」が本格的に登場した。ヒロインのことを「下品でじゃがいもみたいだ」と言い放つ。ははは、楽しい。
 そういえば先週の金曜日のエンディングにはヒロインが舞台で「ラッパと娘」を歌うシーンがあり、これがはっちゃけて良かった。何と言うか、ベッド・ミドラーのライヴみたいだね、などというと褒めすぎか。とにかくはこれからも楽しみである。

 テレビのニュースで、わたしがここに来る前に住んでいた茨城県筑西市のことが報道されていた。事件ではなく、今年は市を流れる川に遡上してくるサケの数が異常に少ないのだという話。
 わたしもそこに住んでいたとき、今の時期には川にサケの姿をいっぱい目にしたものだった。要するにサケは自分が生まれた川に帰ってきて、そこで産卵するのだけれども(産卵を終えるとサケは力尽きて死んでしまい、その時期に川はサケの死体だらけになるのだった)、今年はそのサケが1日に数匹しか確認できないのだと。例年だと1日に100匹ぐらいは確認できるのだというのに、やはり「自然」はいろいろと異変を起こしているみたいだ。

 さらにニュースではイスラエル軍はガザの病院を攻撃しつづけていて、病院のライフラインも絶たれたまま。病院の乳児など危機的な状況にあり、死んだ子もあるという。まさに「悪魔の所業」と呼びつけたくなる。今日の報道ではイスラエルは「発電のためのガソリン300リットルを病院へ送ろうとしたが、ハマスが拒否したのだ」と言うが、病院側は「ガソリン300リットルでは30分ぐらいの電力にしかならない」と言う。イスラエルがその、ガソリンたった300リットルで「ライフラインを救った」とでも言いたいのなら、「そりゃあ鬼畜だろう」ってな感想になる。300リットルなんて、(そのあたりのことの知識はないが)イスラエルが攻撃に使う爆弾のせいぜい10発分ぐらいのものではないのか。
 国内では、先日辞任した柿沢法務副大臣につづいて、「税金滞納」をこの10年で4回も繰り返していた神田憲次財務副大臣が辞表を提出した。昨日の答弁では「辞意はない」という感じだったが、どうやら実質は更迭されたらしい。まあ「財務副大臣」が税金滞納(差し押さえも受けていた)なんて、「冗談かよ」というような話で、岸田内閣は内部崩壊を始めているのか(ところでこの神田憲次という御仁、旧統一教会とも深い関係にあったらしい)。

 夕方からは「何か映画を観よう」と思い、また「ホラー映画」を観るつもりで『怪猫有馬御殿』(1953)などという映画を観てしまった。50分ほどと短い作品で、特に「ホラー」という映画ではなかったけれど(何度か笑ってしまった)、そのセット組み、撮影など当時の日本映画の水準の高さを感じさせられる作品だった。
 寝っ転がって、そんな『怪猫有馬御殿』を観ていると、わたしのそばにニェネントくんがやってきた。「これはちょうどいい」とニェネントくんを抱き上げ、わたしの胸の上に乗っけてあげていっしょに「化け猫映画」を観るのだった。‥‥ニェネントくん、化けないで!