ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-26(Mon)

 昨夜からニェネントくんはわたしが寝ているベッドの上に跳び乗って来たり、けっこう「元気さ」をアピールしてくれた。今朝も、出してあげた朝食の「カリカリ」を、一度には食べてしまわないけれども、何度かに分けてぜ~んぶ食べてくれた。これはうれしいことだ。

 わたしも元気がないので、「気分転換」にと、「ふるさと公園」へと、お散歩に出かけるのだった。
 この日も晴天で、外に出るとあまり寒さは感じない。「ふるさと公園」に入り、さいしょにある池にはまったく鳥たちの姿も見かけなかったけれども、先に進んで次の池に行ってみると、池のふちで餌やりをしている人がいて、その周囲にいろんな鳥たちが集まっていた。オオバンコブハクチョウ、そしてユリカモメたちだ。
 コブハクチョウはずいぶん久々に家族の5羽がそろっている姿が見られ、つまりこの春に誕生した3羽の雛たちは無事に成長したのだとわかる。
 ユリカモメは、毎年年末になると(海辺からか)この公園に飛来して来る。オオバンの黒、ユリカモメのグレー、そしてコブハクチョウの白と、それぞれの色の取り合わせがいい感じだ。

     

     

 ちょっと離れたところにはカルガモコサギとが「ふん! 人間の撒くエサになんか頼らないからね!」みたいな感じで、自分で自力で食べ物をついばんでいた。

     

 散歩するにはおあつらえの好天だったし、気分のいい「お散歩」で、わたしの気分も晴れ晴れとしたのだった。「ふるさと公園」には、散歩として歩くにはちょうどいいぐらいの距離だし、もうちょっと、この公園への散歩の頻度を増やしたいと思った。

 帰宅してネットのニュースとかみていると、中国での「COVID-19」の新規感染者が一日に百万人にもなるのではないかという報道があった。映された中国の市街地の映像には人の行き来もまるでなく、まさに「ゴーストタウン」みたいだった。
 中国では先日までの「ゼロコロナ政策」への反発が強く、ほぼ「反政府運動」にまでなるような勢いを見せていたわけで、それに対して習近平政権は大幅に「ゼロコロナ政策」をゆるめ、ほぼ「ウィズコロナ政策」となったようだったが、どこかで何かが大きく失敗してしまったようだ。
 ひとつには「根拠のないデマ」をどうすることも出来ないこともあるようで、これは「国民性」というと差別意識になってしまうのかもしれないが、例えば「COVID-19」にはレモンが効くという噂が立つと皆がレモンを買うために殺到するし、また、日本の風邪薬が効き目があるとの風評も拡がり、これまた薬局に人々が群がったりするようだ。
 これはまさに「正しい情報」が伝わらないというあたりに元凶がありそうで、中国でのインターネット規制が悪しき影響を与えているようにも思える。まあ「何でもかんでもインターネット」という弊害もあるだろうが。
 中国では西欧の文化の流入にも神経をとがらせているようで、先日の「クリスマス」でも過度なイヴェントは慎むようにとの「御触れ」も出されたという。はたしてどういう国を目指していることやら。まあわたしにも「クリスマス」のイヴェントはどうでもいいのだが。

 夕食の時間。ニェネントくんには前に気に入ってくれた「おさかな生活」と、新しくネコ缶の「わがまま猫」というのを混合して出してあげた。さすがに「わがままニェネントくん」、この日の食事はあっという間にぜ~んぶ完食してくれた。ニェネントくんへの食事のお皿がすぐに空っぽになってしまうというのは、まさにニェネントくんが具合が悪くなった2週間前以来のことで、わたしもすっかりうれしくなってしまった。
 ただこの日の食事はどちらも「総合栄養食」ではなく、つまりどちらかというと「ちゅ~る」の延長みたいな食事ではあったのか。次回はこのメニューに、前からの「ネコ缶」とか「カリカリ」を混合して出してあげればいいのだろうか。

 さてわたしの夕食は、この日もまたまた「お好み焼き」というメニューで、もうすっかりこのメニューが気に入ってしまっていて、毎日「お好み焼き」でもいいではないか、などとは思うのだった。