ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-16(Fri)

 今朝、まだわたしが寝ているベッドの上に、ニェネントくんが跳び乗ってきた。わたしの身体の上には乗ってくれず、しばらくしたら降りて行ってしまったけれども、「ようやく復活!」という感じである。まあまだ食事は「ちゅ~る」しか食べてくれないのだが。

 今日はわたしも気分転換が必要かと、午前中に「ふるさと公園」~「ドラッグストア」~「駅前のスーパー」というコースを歩いてみた。この日も晴天で、そこまで寒さは感じなかった。

 「ふるさと公園」到着。この日は天候もいいので、釣りをする人の姿が多くみられた。まずは公園に入ってさいしょの池で、「マガモ」の姿が見られた。そしてその近くの池の対岸には「コサギ」がいた。

     

     

 まんなかの、公園でいちばん大きな池では「オオバン」たちが群れをなして泳いでいた。近くには「カルガモ」の家族がひなたぼっこ。

     

     

 公園の外れのところには、また「コブハクチョウ」の姿があった。「今日は一羽だけなのかな」と思ったら、その近くにもう3羽来ていた。こっちは木の枝の影で、うまく撮影は出来なかったが。

     

 「ふるさと公園」散策は、わたしの心の洗浄ではある。この日もいろんな鳥の姿を目にして、「いい気分」にはなった。

 公園を出てドラッグストアへ行き、自分の食品も買ったのだが、「ペット用品」コーナーへ行き、ニェネントくんが食べれそうな食品を探してみた。「おさかな生活」というパウチパックが売られていて、「これはどうだろう」と買ってみた。これは帰って見てみると「主食」ではなく、「主食の総合栄養食と併用して与えて下さい」ということで、けっきょくこのパウチを食べてくれても、「欠食」ということには変わりないだろうか。

 お散歩買い物のさいごは駅前の小さなスーパー。この日は「おでんセット」が安かったので、「またおでんをやろうか」と買い、いっしょにダイコン(一本70円)も買った。

 けっこうな距離を歩いたが疲労感もないし、足もしっかりしている。このところ、わたしの体調はすこぶるよろしいようではある。
 帰宅して「夕食は何にしようか」と思って冷蔵庫の中をチェックすると、前に安く買ったトマトがもう傷みかけていた。「ずいぶん傷むのが早いな」とは思ったが、もう買ってから十日になるわけだからしょうがない。「それでは」と、今日買った牛乳とまだ残っているブロッコリー(こっちもトマトと同じ日に買ったのだが、まだ元気である)、そしてベーコンを合わせてパスタソースをつくり、スパゲッティということになった。まだトマトは残っているので、早く何とかしないといけない。

 昨日買ったネコ用のミルクをニェネントくん用の水の皿に入れてあげておいたが、和室から出て来たニェネントくんがペロペロとなめるところを確認した。相変わらずキャットフードにはまだまだそれこそ「ネコまたぎ」だが、買って来た「おさかな生活」は明朝にでもあげてみよう。

 わたしが読んでいる『物語 世界動物史』は今日は、ヨーロッパで見つかった「ホライモリ」について。「ホライモリ」の「ホラ」は「洞」のことで、スロベニアあたりの陽の当らない洞窟の、冷たい水の中に棲息していたのだ。せいぜい30センチぐらいの大きさで、色素が抜けたように白く、どうやら眼も退化してしまっている。赤い色の「エラ」を持っていて、当時の人はコレを「ドラゴンの子供」ではないかと思ったらしい。読み進めていると、「こりゃあ<アホロートル>なんじゃないか」と思ったが、思った通りに「アホロートル」は近似種なのらしい。
 この「ホライモリ」をめぐる学者らの「論争」も面白いのだが、やはりこの「ホライモリ」という生物自体がちょっと「驚異的」で、実は夕食のあとにちょっとネットで調べてみたのだが、この「ホライモリ」、生まれた洞窟の水流の中でほとんど動かず、長いこと食べ物を食べなくっても平気だし、なんと百歳を越える個体もあるらしいという。というか、そいつらが棲む洞窟内と、わたしたちの洞窟の外の世界とは、「時間」の概念がちがうのではないかと思った。

 夜、ベッドで本を読んでいると、またニェネントくんがやって来てベッドの上に跳び上がって来るのだった。ニェネントくん復活! うれしいね。