ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-04-21(Thu)

 この日はしばらくぶりに朝からけっこういい天気。完全に「晴れ空」ではなく、空一面が薄い雲におおわれている。出勤で家を出て歩いていると、南の方の空、その薄い雲を透かして月が見えるのだった。

     

 この朝もスズメ。勤務先の駅を降り、勤務先へと並木道を歩いていると、頭の上のあちらこちらからスズメの鳴き声が聞こえてくる。歌で歌われる「鳥たちも恋の歌を歌っている(The birds are singng love songs)」というところだろう。
 スズメたちは並木の枝にとまっていたり、電柱に取り付けられたボックスの上や、道路に張り出した標識看板の上など、いろんなところに姿を見ることができる。今朝は、すっかりふくらんだ「スズメクッション」なスズメくん。

     

 この朝はスズメではない小鳥、スズメぐらいの大きさだけれども、背中(羽根)に黒白の縞模様のある鳥が、木の幹のあちこちをぴょんぴょんと跳ねているのを見た。
 カメラを向けてシャッターを押してみたけれども、そのときにはカメラの外に行ってしまっていた。帰宅してから「何の鳥だったのだろう?」と調べてみたけれども、その姿、大きさからも動き方からも、間違いなく「コゲラ」だったようだ。初めて目にした鳥だったけれども、今は東京でも繁殖しているという。また出会う機会もあるだろうか。下の絵は「日本の鳥百科」より。

     

 電線にとまっている鳥の姿を見ることも多いけれども、電線にとまっているとたいていは逆光になり、真っ黒なシルエットしかわからない。写真に撮ってみると羽根の色もわかり、時に意外な鳥だったりする。それで今日も電線にとまる鳥を撮ってみたけれども、これはムクドリだったね。

     

 先月にCOVID-19のワクチンの3回目の接種を受けたとき、接種を受けた帰りに東のスーパーの方まで歩き、その東のスーパーのすぐそばに新しいスーパーが建設中だったのを見たのだったが、その場所はスーパーだけではない「複合商業施設」として、ついに昨日はまずは中心施設のスーパーマーケットが開店したらしい。
 まあ完全にすぐ前にある既存の大手スーパーと競合関係で、まさにライヴァル関係にある企業によるスーパー。「安売りサーヴィス合戦」でもやってくれれば、消費者としてはありがたいところではある。ウチからはちょっと距離もあるから普段の買い物にいつも行くわけにもいかないけれども、これからは散歩にもいい季節になるし、たまには散歩がてらそっちの方に歩いてみようとは思う。

 わたしの普段の買い物は、いちばんひんぱんに行くのは自宅駅のすぐそばの小さなスーパーで、ここには何も買わなくってもたいていは帰りに立ち寄って、店の中をぐるりと見て歩いてしまう。
 しかし最近になって少々経営方針を改めたというか、並んでいる商品も以前と変わってきていて、例えば安いおでんセットなどなくなってしまった。それと、前は消費期限の近づいた肉類とかはすぐに「半額」シールが貼られるわけで、わたしのウチの冷凍庫にはこのスーパーで買った「半額」の肉類であふれているのだけれども、最近、そういう肉類の仕入れを調整するようになったか、めったにそういう「半額」シールの肉に出会わなくなってしまった。残念である。
 それでもこのスーパーは、県内とかの農家から直接に仕入れたらしい野菜類は「激安」で、ぜったいに他のスーパーがかなうモノではない。例えばジャガイモ、タマネギ、ニンジン、白菜などは、もう長いことこの店以外のところで買ったことはない。
 ただ、直接仕入れからだろう、けっこう不揃いだったり汚れていたり、モノによってはしなびていたり、見てくれはよろしくない。ブロッコリーもめっちゃ安で売られていたりするけれども、もう芽のところが黄色くなってしまっていたりして、これはさすがに買う気が起きない。
 しかし今でも日によっては「わけあり」商品というか、野菜以外でも「捨て値」みたいな値段で売られているので、毎日チェックしてしまう。前はかなり高級なミックスナッツが一袋50円とかで売られていて、わたしはごっそり買ってしまったし(これはスーパーが値段をまちがえてしまっていたらしい!)、先日もけっこう美味しいドレッシングがひと瓶60円とかだったり、貧乏なわたしの財布を助けてくれるのである。

 それで今日は日中はけっこういい天気で、気温もちょうどいいぐらい、快適な一日だったのだけれども、夜遅くにはまたまた雨が降り始めたようだ。例によってわたしのスマホには「このあたりでこれから強い雨になるよ」というお知らせが届き、たしかに窓の外からは雨の降る音が聞こえてくるのだった。