ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-07-13(Wed)

 これから週末まで、雨の降る日がつづくという。朝に家を出るときから弱い雨が降っていたし、仕事を終える時間も雨はつづいているだろうという予報なので、大きな傘を持って出た。
 今日も、朝から雨も降っているし、スズメの姿も見かけなかったし、仕事の帰りに歩いた「野良ネコ通り」でもネコたちはいなかった。
 しかし、仕事の帰りには雨はやんでいて、傘をさす必要はなかった。それでウチの近くまで戻って来ると、道路沿いの民家の屋根で鳥が鳴いていた。スズメの鳴き声ではない。鳴き声のする方角を見ていると、鳥が飛び出して来てそばの電線にとまった。頭が黒くって胸が白く、胸の真ん中に黒い線が入っている。「コレはシジュウカラだな」と思う。
 うまくカメラを取り出すことも出来て、写真を撮ることも出来た。

     

 もう一枚撮ろうとすると、そのシジュウカラは別の電線の方へ移って行ったのだけれども、その近くの電線に、別の2羽のシジュウカラがとまっていたのだった。こちらもうまくシャッターが切れた。

     

 1枚目はちょっと逆光気味だったけれども、2枚目は色彩感は乏しいけれどもきれいに撮れた気がする。
 シジュウカラはそんなに出会うことのある野鳥でもないし、一度に3羽にも出会えて、写真も撮れてうれしいのだった。

 ウチに帰ってしばらくまったりしていると、窓の外から雨だれの音が聞こえてきた。窓の外をみると、けっこう激しい雨が降っていたのだった。
 傘は持っていたとはいえ、ちょっとの差で雨に降られずにすんだ。シジュウカラにも出会えたし、ラッキーだった。

 安倍元首相が狙撃された事件で、そもそも犯人は母親が入信していた「旧:統一教会」=「現:世界平和統一家庭連合」への強い恨みからの犯行だったと自供しているが、その「世界平和統一家庭連合」は月曜日に報道陣などに会見を行い、昨日今日と、その会見内容への疑念が拡がっている。
 だいたいわたしは、「ぜったいにごまかせっこないというのに、なんでこんなに早い段階で会見を開いたのか」といぶかしく思っていたのだけれども、「世界平和統一家庭連合」はけっこう本気で「ごまかせられる」と思っていたのかもしれないし、それよりも「世界平和統一家庭連合」側が独自の判断で月曜の会見を開いたとは考えにくく、ここに安倍元首相のように「世界平和統一家庭連合」との関係の深い「自民党議員」の存在があり、その議員の側から「世界平和統一家庭連合」と安倍元首相、さらには「自民党」との関係を追及されないように、問題を「世界平和統一家庭連合」だけのことに収束させようとして「会見を開け」との要請があったのではないかと想像したりする。

 わたしは、こういうことはこんな早い段階で自分たちから説明・弁解すると「墓穴を掘る」ことになるだろうし、当面は「沈黙」していた方が良策だったのでは、とは思うのだが、あんのじょう会見内容に「虚偽」があると昨日今日といろいろ指摘され、けっきょく自ら「自分たちは信者から異様な額の寄付金を募る」あやしい宗教団体だということを自白したようなことになってしまった。
 その結果、「そんな<あやしい>宗教団体をサポート、応援するようなヴィデオ・メッセージをおくっていた安倍元首相」の責任を問うような声も出るわけだ。

 今日のテレビとかをみていると、一方で安倍元首相を「偉大な宰相」だったとして追悼・賛美する声(「国葬にすべき」との声も上がっている)と、その一方で「世界平和統一家庭連合」を「カルト宗教」として糾弾する声、そして犯人の犯罪行為を糾弾する声とに分かれているみたいだ。
 「世界平和統一家庭連合」と近しい立場にある「自民党議員」、そして「勝共連合」に加入している議員などは、今は必死になってそんな「世界平和統一家庭連合」と「自民党」、そして「勝共連合」との深い関係を暴かれないようにとしているようだし、想像したように、ネット上では右翼系メディアの発言で「リベラル系の無責任な報道姿勢が今回の事件を生んだ」などという記事もアップされていた。
 もともと右派は、今回の「安倍元首相狙撃事件」は左翼系の「反体制姿勢」が生んだものだと言いたいわけだから、「やはり出たか」というところである。
 ヤフーニュースへのコメントをいろいろと読んだ限りでは、そこまでに「ネトウヨ」的なコメントにあふれているわけではなく、けっこう良識あるコメントが多いように感じた。