ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-28(Sun)

 この日は大相撲五月場所の千秋楽だった。今場所は栃ノ心関も引退されてしまったし、この日記に相撲のこともあまり書かなかったけれど、相撲は好きなので毎日観戦してはいた。
 今場所はすでに昨日、久々に出場した照ノ富士が優勝を決めていたのだけれども、いろいろと体のあちこちに爆弾を抱えた照ノ富士、下手したら今場所早くに負けが込み、引退ということになるのではないかと危惧していたのだけれども、これが強烈な強さを見せつけられ、まわしを取らなくても右腕で相手の左腕を抱え込んできめこむと、もう対戦相手は成すすべもなく土俵を割ってしまうのだった。けっきょくこの日も大関貴景勝に勝って14勝1敗と、文句のない成績だった。
 それでこのところの本場所では上位関脇、小結陣がけっこう不甲斐なく、場所ごとにほとんど入れ替わってしまい「誰が次の大関になるのか」と思わせられていたけれど、ついに霧馬山が来場所の大関昇進を決定的にした。それだけでなく、今場所は霧馬山を含めて4人の関脇が皆、10勝以上をあげるということになった。今の関脇陣はみんな大関候補であろう。まさに今は「世代交代」だなと思う。
 あと、わたしも応援していた炎鵬が首の椎間板ヘルニアで途中休場し、「三ヶ月の加療を要す」ということ。幕下陥落は避けられないことになった。しかしまた「小よく大を制す」という取り組みを見せていただきたいものだ。復活を待っている。

 大相撲とは別に、決して見ることもない日本のプロ野球だけれども、昔はけっこう応援していた阪神タイガーズが、久しぶりにめっちゃ強い戦いぶりを見せてくれているようで、セ・リーグではぶっちぎりで首位をキープしている。もしこのままセ・リーグで1位になるなら、2005年以来のことになるらしい。
 まあ今はプロ野球の試合を見ようにも、テレビ中継もないのだけれども。

 カンヌ映画祭コンペティション部門の結果が発表されたようで、日本でもヴェンダース監督作品で主演した役所広司が「最優秀男優賞」を受賞したというニュースが大きく報道された。
 パルム・ドールはフランスのジュスティーヌ・トリエという監督の「Anatomie d'une chute」という作品が受賞した。わたしが注視していたワン・ビン監督の作品は、けっきょく無視されたようだ(また4時間近いドキュメンタリーだったようだが)。
 それでちょっと気になったのが、あちこちで報道されていた「役所広司氏男優賞」というニュースでの、監督の「ヴィム・ヴェンダース」の日本語表記のことで、ドイツ語で「Wim Wenders」との綴りなのだから、これは英語の「V」で始まる語と同じく、「ヴ」という表記が実際の発音に近いと思えるのだけれども、今回の報道では「ビム・ベンダース」という表記がけっこうあって、「そりゃあいくらなんでもおかしいだろうが」と思っていたら、折衷案なのか「ヴィム・ベンダース」などという表記まであった。これだと「Wim Benders」かよ!って感じになってしまう。
 このあたり、「V音の日本語表記」で調べると、いろいろと面白いことがわかったのだけれども、これを書くと相当に長くなってしまうそうなので、そのことは改めて後日、機会があったら書きましょう。

 今日はまたまた昼食は「インスタントラーメン」プラス「キムチ」という献立で、これはとにかくは「ただのインスタントラーメン」よりは美味だからとやっているわけで、つくるのがお手軽だからというのが第一理由。特に「大好物」というわけではない。
 午後は久しぶりに東のスーパーへ買い物に行き、そういうわけでインスタントラーメンとキムチを買うのだった。そう、このスーパーは自社ブランドのマヨネーズが安かったので、先日買ったばかりだけれどもまたマヨネーズを買ってしまった。ブロッコリーも安かった。あとはこのスーパーでお気に入りの弁当、「鶏そぼろ弁当」を買って帰り、この日の夕食にした。
 買い物に行くとき、道路で並んで何かをついばんでいる、2羽のキジバトを見た。

     

 今はクリント・イーストウッド監督の作品を続けて観ているけど、今日は『グラン・トリノ』を観た。