ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-09-10(Sun)

 となり駅の映画館で今、森達也監督の『福田村事件』が上映されていて、連日満員の「大入り」らしい(一日二回の上映)。関東大震災のとき、朝鮮人と間違えられた人たちが自警団に殺害された悲惨な事件の映画化作品。しばらく映画館で映画を観たりしていないけれども、(今だからこそ)この映画は観ておきたい気がする。しばらく電車に乗って出かけるということもしていないし(となり駅の映画館だと電車に乗ってもわずかひと駅だけれども)、ちょっとがんばって出かけてみようかとも思う。

 それでやっぱりこの日も暑い日になった。もう9月も中旬になったというのが信じられない気がする。

     

 この日から大相撲の秋場所が始まった。横綱照ノ富士は今場所も休場だし、先場所活躍して「大物」といわれていた伯桜鵬も、実は左肩を手術して休場。復帰まで三ヶ月はかかるという。さらにこの4月にひざの手術をした若隆景もまだ休場で、来場所は幕下まで落ちるだろうという。やはり相撲というのはケガのめっちゃ多いスポーツ(栃ノ心だって、ケガがなければ横綱にもなれていたのではないだろうか)。何とかならないのかなあ。
 それで今は、「相撲」といっても応援して見るのは、十両筆頭の玉正鳳ぐらいのことになってしまった。残念ながら初日の今日は敗れてしまったが。
 テレビでは、今場所大関に昇進した豊昇龍へのインタビューなどやっていたけれども、この力士はよくしゃべって面白い人だ。わたしはこの力士の立ち合いとかがあまり好きでなくって応援するわけでもなかったけれども、めっちゃ相撲の上手い人だというのは確かだし、ちょっと応援しようかしらん、とか思うのだった。

 昨日テレビの地上波で久々に中継していた阪神タイガースのゲーム、わたしも見ていてその強さというか、岡田監督の「的中」する采配ぶりとかを楽しんだのだったが、この日の経過はネットなどで追っていて、やはりこの日もみごとな勝ちっぷりだったようだ。この日の勝ちで「アレ」(岡田監督のいう「優勝」のこと)へのマジックも「5」となり、今週中にも「アレ」が現実になりそうだ。
 阪神が優勝したならば、きっと道頓堀に飛び込むヤカラが何人も出てくることだろうな。この夏は水の事故が多いので、やめといた方がいいと思うけれども。

 今日からはラグビーのワールドカップも始まったようで、何だかスポーツ三昧の一日みたいだが、わたしはラグビーにはあんまし興味はないので見ない。だから夜からは『メイスン&ディクスン』の下巻を読み始めた。

 いちおう『メイスン&ディクスン』の上巻を読み終えて、トマス・ピンチョンの作品の面白さも思い出した感じで、むかし読んでとっても面白かった記憶のある、ピンチョンの『V』や『重力の虹』をもういちど読みたくもなってしまった。
 やっぱりAmazonで本を買おうかなあとも思ったが、ピンチョンの本はけっこういい値段がする。何度も読み返すことなどあり得ないだろうしわたしも貧乏だから、やっぱり図書館で借りようかなあ、などと思うのだった。まあ『メイスン&ディクスン』の上巻を一週間で読み終えたという「実績」もつくったので、分厚くって読み進めるのに難儀するようなピンチョン本でも、図書館の貸出期間の「二週間」あれば一冊は読めるだろう。
 しかし長いこと図書館を利用するなんてこともなくなっている。ウチの住まいからは、東の駅から手賀沼の方に降りて行ったところに市立の大きな図書館があるけれども、ちょっと遠いのだよね(片道歩いて30分ぐらいかかる)。
 プランBとして、北のスーパーからさらに北に行ったところに西の市の図書館の分館があって、そこには蔵書はほとんどないのだけれどもリクエストを出しておけば本館から取り寄せてくれる。こっちなら片道20分ぐらい(こっちも、遠いといえば遠いなあ)。

 あ、貸出カードをどこにしまってあるのかわからなくなっちゃっているな。探さなくっちゃ。