ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-26(Fri)

 夜の7時ごろ、けっこう大きな地震があった。このところ国内で地震が多く発生していて、「大地震の予兆ではないか」と心配するネット記事も読んでいたし、このあたりは5月11日にも地震があったものだから、揺れ始めたときには「来たのかな?」とか思って身構えてしまった。
 でもこれが「大地震」で、この家も潰れてわたしもニェネントくんもお陀仏になるならばわたしはニェネントくんといっしょに死ねるわけで、実はそれはわたしの理想的な死に方でもある。このときニェネントくんは和室にいるはずで、わたしもこういう非常時にはニェネントくんを抱き上げてあげて、一緒にいてあげる方がいいと思う。
 わたしはテレビで映画を観ていたので、このときテレビではどんな反応をしていたかわからないが、きっとまた11日のように大きな「警報音」を発してうるさいことだっただろう。わたしが手元に置いてあったケータイが、テレビほどではなく「警報音」をあげていた。
 まだ揺れている中を和室に行ってみるとニェネントくんはベッドの上で横になっていて、そんなに「なんだなんだ!」とパニクってはいなかった。ちょっと長い揺れだったように思うけど、そのうちに収まって来た。ひと安心であった。
 ニェネントくんは「花火」や「雷鳴」といった「轟音」に対してはパニクってしまうけれども、こういう地震の揺れというのは、よほどの揺れでない限り平然としているようだ。

     

 映画を観るのを中断してテレビ放送に切り替えてみると、震源地はこの千葉県の東の方らしく、最大震度5弱だったといっている。しばらく報道をみていると、このあたりは震度3で、すぐ近くの地域では震度4になっていたみたいだ。先日、11日の地震よりは強かったということだ。
 わたしは日本各地で地震が頻発したからといって、それが大地震の前兆だなどとは思わない。だから特に警戒してもいませんので(ニェネントくんの食糧を含め、食糧のストックには気を配っていますが)。

 昼食には昨日に続いてインスタントラーメンにキムチを入れたもの。今日のインスタントラーメンは「タンタンメン」で、それだけでも辛いのにそこにキムチをぶち込んで、すっごいことになった。でも時にめっちゃ辛いものも食べたくなるのだ。
 夕食も、また昨日と同じくお好み焼き。昨日今日とうまくつくれて美味しかったのだが、これは春キャベツを使ったせいで、実はお好み焼きには春キャベツが相性が良かったりするのかもしれない。

 今日観た映画はクリント・イーストウッド映画の3日目で、『父親たちの星条旗』を観た。映画館で観た映画だったが、ぼんやりとネイティヴ・アメリカンの兵士が不運・不幸だったことしか記憶していない。明日は続きで『硫黄島からの手紙』を観るつもり。

 今は「カンヌ国際映画祭」が開催されていて、明日がコンペティションの賞の発表日らしいのだけれども、そのコンペティションに出品されている作品のリストがあったので見てみた。日本では是枝裕和監督のことばかりで、あとはウェス・アンダーソンとかヴィム・ヴェンダースの新作も出されているのは報道されていたけれど、そのリストをみると、何と! ワン・ビン監督の「Qing Chun (Chun)」という作品もリストされていた。そうだな、もう『死霊魂』から5年も経つのだな。わたしとしてはワン・ビン監督が受賞してくれるとうれしい。このほかにも、ケン・ローチ監督やトッド・ヘインズ監督の名前もあったけど。