ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-21(Thu)

 今日もおだやかな天候のようだった。でもまだ朝はけっこう寒くって、電気ストーブのお世話になる。ニェネントくんも、ストーブのすぐ前に置いたペット用のクッションの上で丸くなっているのだ。
 9時をちょっと過ぎたところで、地震がきた。小さな余震があって、そのあとに大きめの揺れがあった。机の上に置いてあったスマホが「地震です!地震です!」とわめいてうるさい。んなことは知らせてくれなくっても「地震」だということはわかる。じっさい、いったい何のための通知なのだろうとは思ってしまう。

 こういうときはニェネントくんが驚かないように、落ち着かせてあげなくってはいけない。「ニェネントくん、どこだっけ?」と思ったら、わたしのうしろで丸くなっているのだ。特に揺れに驚いている感じでもなく、平気な顔をしていたので安心した。まあこのあたりの震度は3ぐらいかな?とは思った。

     

 テレビを見ると震源はいつもの茨城県南西部で、地震の頻発するスポットだ。栃木と埼玉では「震度5弱」という場所もあったらしい。このスポットでの地震としてはちょっと大きいかな。ウチのあたりは「震度4」だったみたい。先日までの千葉県での地震は千葉南東の海が震源だったから、ちょくせつの関係はないだろうと思った。でもテレビでは、今後一週間ぐらいは「震度5弱」ぐらいの地震に注意するように、ということだった。

 そんな地震のあと、北のスーパーへと買い物に出かけた。陽射しは暖かいのだけれども、空気がひんやりと冷たい。外を歩いても、こういう感じは気もちもスッキリして快適だ。
 道路の脇の、わずかなすき間にタンポポが根付いていて、花が咲いていた。こういうのを目にするのも気もちがいい。

     

 そんなせいか、「ニェネントくんに好物を買ってあげよう」という気分になってしまい、「サーモンの切り落とし」とか買ってしまった。わたしの買う食材よりもずっと高い。

 帰宅してテレビを見ていると、今人気沸騰中の大リーグの日本人選手(つまり「大谷翔平」だが)の通訳(テレビにもよく顔が映る著名な存在だった)が、「違法スポーツ賭博」に関与したとして、球団から解雇されたというニュースが流れた。
 これはけっこう大ニュースで、さいしょは彼はその借金のことを大谷氏に相談し、大谷氏がすべて承知して立て替えて胴元に支払ってくれたという報道だったのが、そのあとの報道では、その通訳氏は大谷氏の資金を「盗んだ」ということになっていた。その額も半端な額ではなくって450万ドルにもなったというんだから、「びっくり」であった。
 これは当然大谷氏も了解した上で「450万ドル」を払ってやったのだろうが、そうすると大谷氏にも賭博の嫌疑がかかるわけで、そうなることを避けるためにストーリーをつくったのだろう。場合によっては大谷氏も球団解雇、追放という事態にもなりかねないだけに、たいへんなニュースだったと思うのだった。

 この日は午後から、エミール・クストリッツァ監督の『黒猫・白猫』を観た。はじけ飛んだ感じの楽しい映画だった。

 映画を観たあとは大相撲の中継だが、ネットで見たところでは十両の碧山も玉正鳳も星を持ち直し、共に5勝7敗にまでなっていた。まああと一つ負ければ「負け越し」という、キビしいところではあるが。
 新入幕ながらひとり全勝をつづけていた尊富士は、この日は大関の豊昇龍との勝負が組まれ、ここはさすがに豊昇龍が勝ち、大関の面目を保った。それでも尊富士はただ一人1敗でトップだということで、もう2敗の力士はいないのだ。彼が優勝争いのトップであることには変わりはない。