ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-30(Tue)

 そろそろ6月にも近づき、すでに西日本では「梅雨入り」したようで、このあたりの梅雨入りも近いだろう。今は沖縄の方にけっこう大きい台風が近づきつつあり、この台風が急カーブを描いて、この週末とかには関東の南海上に接近するみたいだ。当然、予報は雨になっている。4日の日曜日は満月で、「ストロベリームーン」というらしいが、台風が通り過ぎれば「台風一過」の好天になって、見ることが出来るかもしれない。

 今日は晴天ではないが青空ものぞく天気で、午前中に北のスーパーへ買い物に出かけた。今日は火曜日で2000円以上買えば玉子が158円の日。みりんとかニェネントくん用のカニカマとか牛乳とか買っていたら2000円は超える。これは帰宅してレシートを見て気づいたのだけれども、みりんは「酒」扱いされて、消費税は10パーセントになるのだな。みりんなんて料理にしか使わないものだから、不条理だと思うが。

 帰り道にいつものツバメの巣を覗いていたら、ちょうど親ツバメが飛んで来て雛に食べ物を与え、またすぐに飛んで行った。あっという間に行ってしまったので、親ツバメが雛に食べ物をあげているというところは撮影出来なかったけれど、雛たちは親ツバメが行ってしまったあとも「もっと欲しいなあ」って感じで、巣から首を伸ばしているのだった。
 この写真はちょっとピンボケになってしまったけれども、どうやら雛は4羽いるのではないかと思う。

     

 日曜日のニュースだったけど、この日行われた競馬「日本ダービー」で、単勝2番人気だったスキルヴィング(3歳馬)はレース途中で失速、最下位で何とかゴールを過ぎたけどそのあと芝生に倒れ込み、急性心不全で亡くなったのだった。
 わたしはあとでYouTubeでそのスキルヴィングが倒れる映像を見たけれども、何とか騎手を騎乗させているあいだはがんばった感じで、騎手が降りると頭から地面に倒れ込み、そのまま動かなくなっていた。おそらく騎手が降りるまで倒れないように我慢していたのだろう。人に従うように躾けられた競走馬、その日は体調が悪かったのかもしれないのが、無理してレースに出場して無理して走ったのかと想像すると、哀れに思えた。
 それとは別にこの日ナイスネイチャという、かつて活躍したサラブレッドが、35歳で亡くなったとの報道もあった。
 わたしは競走馬、サラブレッドのことなどまるで興味も持たなかったのだけれども、気にかかって調べてみると意外なことがわかったのだった。
 サラブレッドの寿命は25歳ぐらいということなのだが、その寿命を全うできる馬は本当にごく一部の馬、ほとんどのサラブレッドはレースから引退する5歳ぐらいから、殺処分されているというのだ。
 ごく一部の牝馬は「種馬」として生かされるし、レースで出走馬を誘導する役目に着く幸運な馬もいる。よほどの好成績を残して引退したいわゆる「名馬」は、余生を牧場でのんびり暮らすということもあるようだけれども(先に書いたナイスネイチャもそんな一頭だったのだろう)、ネット上の記事では99パーセントのサラブレッドが引退後に殺処分されるのだという。
 あまりに悲しい話であり、人のことを慕って人のために一所懸命トレーニングし、それでレースで全力で走っていたのが、馬齢で5歳ぐらいでみんな人間の手で殺処分されてしまうなんて、「動物愛護」の観点からも大きく逸脱してるのではないだろうか。こういうことは何とかならないものだろうか(やはり「ギャンブル」はダメか)。

 読んでいた稲泉連の『サーカスの子』を読み終えた。この本にはサーカスで芸を見せていた動物の「その後」の話は書かれてはいなかったが。
 次は何を読もうかと考えて、本棚にあって一度読んだ本だけれども、『水族館の歴史』という本を読むことにした。いっしょに、以前買った『実践 日々のアナキズム』という本も少しずつ読み進めている。この日読んだところは記憶にとどめておきたい内容だった。

 映画は、「Amazon Prime Video」からクリント・イーストウッド監督の作品をもう一本、『インビクタス/負けざる者たち』を観た。イーストウッド監督のものはあとは有料で、プライム会員が無料で観れるのはもう一本だけ、『荒野のストレンジャー』という古い映画があるだけ。まあレンタル料を払ってその他の作品を観てもいいのだが。