ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-04-18(Thu)

 昨夜遅くに、四国の西側の愛媛県高知県周辺で震度6弱地震が起きた。幸い大きな被害はなかったようだけれども、けっこう大きな地震が連続していて、心配になってしまうのは確かだ。

 今日は久しぶりに、東のスーパーに買い物に出かけた。東のスーパーはちょっと高いけれども、他では売っていないものも売られているし、お惣菜がおいしいと思う。そして魚とか生鮮食品の味もちよっと違う気がする。まあ「成城石井」だとか「クィーンズ伊勢丹」ほど高級なわけもないけれども、「たまにはおいしいものを食べたい、東のスーパーで買い物してみようか」という気になるし、何より「8」の付く日はほぼ全品5パーセント引きになるのだ(そうです。あのスーパーです)。だから、5パーセント引きになると、モノによっては北のスーパーなどよりも安くなったりもする。

 東のスーパーへの道の途中には、距離も短い桜並木があるのだけれども、さすがにこの日はもう、たいていの桜の花は散り切っていた。

     

 そのかわり、その先のマンション沿いの植え込みにはズラリとツツジが植えられていて、今はほぼ満開になっていた。この市にもあちこちに「ツツジ公園」があるようだけれども、ウチの近辺でツツジの花がたくさん見られるスポットは、実はこのマンションのそばがいちばんなのである。

     

 スーパー到着。まずは野菜売り場から巡回するけれども、このスーパーは飛び抜けて野菜が高い! 北のスーパーに比べても50円、駅前スーパーとなら100円ぐらい高いのである。とても買えません。
 それでもちょっと小ぶりのトマトが安かったのを買い、あとニェネントくん用に「サーモンの切り身」を買う。

 わざわざこのスーパーに来てみたけれども、たいして買いたいものもなく、あとは安いウィスキーを買って帰路に着いた。
 帰り道、犬を散歩に連れている人と何組もすれ違った。じっとわたしの顔を見て動かない犬にも出会ったけれども、そういうときに手を振ったりとか反応しない方がいいのだろうな。

 帰宅してしばらくして、ニェネントくんに「サーモン」をあげようと、和室にいるニェネントくんにキッチンから「ニェネントくん!」と声をかけると、もう声をかけると同時に、すっごい勢いですっ飛んで来た。まさに「秒速」。なんて速いんだ。
 サーモンの匂いもしたのかもしれないけれども、ちゃ~んと自分の名前のことをわかってるんだなあと思ったし、その「元気さ」に改めて惚れてしまった。まさに「元気があってよろしい!」という感じだ。
 ただ、ニェネントくんはまた右眼の上を掻きむしって傷つけてしまい、かさぶたが出来ている。動物病院へ連れて行っても抗生物質軟膏をくれるだけなので、様子をみて傷が自然治癒するのを待とうと思っていると、「治りそうだな」というときにまた同じところを掻きむしってしまい、出血してしまう。
 やっぱり動物病院へ行くべきかとも思うけれども、その前に「エリザベスカラー」をしばらく着けさせることを考えた方がいいだろうか。

 今日は夕方から、あまり長い映画を観る時間もないと思ったので、ウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション作品『ファンタスティック Mr.FOX』を観た。先日観た『犬ヶ島』のように、単に「お子さま向け」というのではない作品で、その「斜め視線」を楽しんだ。

 今日の昼食は冷凍庫で眠っていた「しゅうまい」ですませ、夕食は昨日と同じく「トマトとブロッコリーの卵炒め」をつくったのだけれども、料理としては昨日の方がうまくいって、おいしかった。「同じにつくったのになぜだろう?」と思ったが、今日は買ったばかりのトマトを使った、というところが昨日とは異なっていた。そのせいだったのだろうか?

 寝る前は『死者と踊るリプリー』を読むのだが、今のテレビとかのトップニュースは、「栃木県の山林で全身が焼かれた男女の遺体が見つかった事件」のことばかりで、このニュースを知ると、読んでいるハイスミスリプリー・シリーズの『贋作』で、リプリーが山林で、自分の知る自殺した男を焼いて始末したこと(リプリーが彼を殺したのではないが)を思い出してしまうのであった。なんとなく「生々しい」事件だ。