ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-07-25(Thu)

 やはりデジカメがまったくダメなので、朝仕事に出るときに、買ったもの一式と保証書を持って出て、仕事の帰りに購入した中古専門店に持参した。不具合を説明するとしばらく待たされ、「修理不能のようなので同じ品と交換しますので」ということで、その中古店のチェーン店の在庫を調べてくれたが、どこにも同じものは置かれていなかったようだ。「買った時の価格から多少オーバーしても結構ですので、よろしければ今この店舗にある商品から交換品をお選び下さい」ということになり、店長らしき方と一緒にウィンドウを見て、前のと同じメーカーだが前より千円以上高い品を示され、「これでいかがですか」というので不満があるはずもなく、その品を選ばせていただいた。取扱説明書もなく、若干外装に傷と欠損もあるようだったけれども、前のデジカメよりもランクとしてはかなり上の製品で、ズーム倍率も前は12倍だったのが新しいのは18倍とか。

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 普通に「新品」としてそういう家電量販店で購入していればここまでのフォローもあるはずもなく、しばらく修理で品を預けるとか、いいところ返品~返金で終わっていたところだろう。応対も親切丁寧で、「わらしべ長者」的気分も味わい、いい気分だった。
 帰宅していろいろとチェックして、Amazonのユーザーレビューとかを読んでみる。まあそれなりの欠点もあるみたいで、使っていきながら慣れるしかないだろう。まずしょっぱなの1枚目はニェネントくんのポートレイトで。

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 前のデジカメと同じメーカーなので、前のデジカメのときにセットしたアップロード用のアプリもそのまま使えて便利。予備のバッテリーを買おうかどうしようか。

 とりあえず今村夏子の本を買った分だけ読み終えたので、今日からは蓮實重彦の『ハリウッド映画史講義』を読み始めた。わたしには、個々の映画がどうのこうのという本より、こういう本の方がよほど面白い。その書き出しがいきなり、のちに映画に深く関わることになる1930年代の親ソヴィエトな左翼演劇人3人の話からで、それが何とジョセフ・ロージーエリア・カザンニコラス・レイの3人なのだ。とりわけジョセフ・ロージーがそういう人物だったということはまるで知らなかったのだが、彼は「ソヴィエトの民衆にばらまく」つもりで、百枚からのジャズのレコードを携えてソヴィエトに入国したことがあるというのに驚くしかない。うちには中田秀夫がつくったジョセフ・ロージーの伝記ドキュメントのDVDがあって、観ないままになっているのだけれども、ちゃんと観たくなったのだった。
 あと、ずっと仕事のあいまに獅子文六の『コーヒーと恋愛』などという文庫本をちょこっとずつ読んでいて、別に面白いわけでもなく投げ出してしまってもいいと思っているのだが、まあ話も急展開で「読んでもいいか」ということでもあるので、さっさと読んでしまうことにした。今日明日で読み終えたい。