ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-07-26(Fri)

 今はいくつか観ておきたい美術展が開催されているのだが、そんな中で山種美術館で開催されている「速水御舟展」が8月4日で終了してしまう。いま最優先で観なければならない展覧会がこれなので、今日、仕事のあとに行ってきた。山種美術館は、恵比寿の駅から歩いて10分ぐらい、地域としては広尾にある。わたしは特に普段「日本画」を観ることもないので、山種美術館へ行くのはこれが初めてのことになる(移転前の山種美術館には行ったこともあるかもしれないけれども、記憶に残っていない)。
 今日も晴天で気温も上がりそう。もう梅雨明けになってもいいのではないかと思うのだが、この週末には台風が来るかもしれないということで、まだまだ梅雨は継続している。
 陽射しの強い恵比寿駅からの道は暑苦しいのだけれども、いかにも恵比寿~広尾らしいおしゃれな街並みに並んで、まさに「昭和」からそのまま残っているような古い建物もあったりする。山種美術館のすぐとなりには小さな八百屋があり、ほとんど道路に向けてオープンになった狭い店舗にはカラフルな果物、野菜がそれこそ所狭しと並べられ、それが、暑苦しさではなく爽やかさを感じさせてくれていたようだ。

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 展覧会期もあと一週間ほどになった美術館はそれなりに混み合っていたけれども、それでもけっこうゆっくりと鑑賞することができた。やはり特別扱いの「炎舞」などは照明を暗くした別室での展示で、その幽玄性が際立たされていた。
 ショップで売られていた展覧会の図録は版も小さく、作品写真もたしかに大きくはないのだが、全作カラーで1300円と「異様」といっていいほどに安く、お買い得だった(図版が小さなことなど、そこまでに気にはならない)。

 新しいデジカメはまだ使い慣れないのだけれども(上の八百屋の写真は新しいデジカメで撮ったもの)、たしかにモードを選択するダイヤルボタンが多少反応過敏で、選択に苦労することもある。あとはいつもフラッシュモードが「自動」になっていて、暗いところでは自動でフラッシュが起動してしまいそうになる。このカメラの持ち味の「ズーム」とか、まだ試してはいない。