ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-07-27(Sat)

 台風が近づいているらしいが空は晴れていて夏。部屋にいても暑い。わたしはついつい、「本格的な夏というのは梅雨が明けてから」と思い込んでいたところがあり、こんなに暑くってもエアコンもつけず、汗をダラダラかきながら扇風機だけでやり過ごしていた。しかし、今頃になって「もう7月も終盤も終盤、来週は8月だぜ!」と気づき、エアコンを使い始めた。エアコンの風のなんと涼しいこと。わたしは危うく、「部屋にいても熱中症」という目に会うところだった。
 ちょうど郵便受けに今月の電気使用料の知らせが投げ込まれていたのだが、その知らせには去年の同じ月の電気使用量も書かれている。それを見ると、笑ってしまうことに今年の7月の電気使用量は去年7月の半分以下、「1日あたり55パーセント減少しています」ということだった。とんだところですっごい節約をしてしまった。

 さて、今夜は池袋でイデビアン・クルーの新作『幻想振動』を観る。なるだけ陽が落ちて気温が下がる遅い時間に家を出る。ウチからの千代田線はぜったい座れるし、冷房も効いているからイイのだけれども、西日暮里でJRに乗り換えるために地上に出ると暑いし、山手線は混み合っていてとても座れはしない。‥‥そうか、池袋は関係ないだろうが、この夜は「隅田川花火大会」なのだった。
 池袋では誰か知っている顔に会えるだろうか、気のおけない友だちと巡り会えたなら、暑気払いに飲んで帰ろうかとは密かに思っていたのだけれども、この夜は知人と出会うことはなかった。

 舞台が終わり、いい気分な舞台だったし、「今夜は一人飲みしよう」と思う。しかし池袋で飲んでほろ酔い気分で混んだ電車に乗るのも楽しくないので、「地元で飲もう!」ということにした。それでウチのすぐそばの海鮮居酒屋/レストランが旨い海産物があっていいのだけれども、油断するとすぐに3千円とか超えてしまうことだろう。だからといってケチケチして勘定を計算しながら飲むのも楽しくはない。ここは駅のそばの「日高屋」で飲むことにしようと決めた。
 「日高屋」は安い。特に好物の「イカ揚げ」はおいしいし、300円ぐらいのもの。ポテトフライは食べ切れないぐらいたくさんあって200円以下だし、餃子3個だけというのは110円。あと何か頼んで、生ビール2杯飲んで1500円でおつりがくる。居酒屋みたいに話しかけてくる客もいないし周りに気を使わないでいい。なかなか気分よく飲めたのだった。飲みながら獅子文六の『コーヒーと恋愛』を読了。