ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-01-23(Tue)

 夜、ベッドの中で本を読んでいたらいっしゅん、キッチンの方で青白い光がフラッシュを焚いたように光るのだった。「どうしたんだろう」と怪しんだが、この日は午前中に新幹線が停電でストップしたというニュースを見ていて、作業員が感電してケガをしたということでもあったし、キッチンで「自然発火」的な原因不明の事故が起き、電気がショート発火したりしたんじゃないかと思ってしまった。そんなことで火災になったりしたら大ごとなのでキッチンに見に行こうかと思ったら、外から「ゴロゴロゴロ」と、かなり大きな雷鳴が響いて来たのだった。
 そうか、「かみなり」だったのか。天気予報で今夜はこのあたりでも天候が荒れ、雨になるようなことが書かれていたのを思い出し、「天気予報、当たったんだ」などと思う。
 しかしさっきの雷鳴はニェネントくんをおびえさせるには十分な音だったし、「ニェネントくんはどうしてるんだろう」と思ったが、ベッドの上から見た限り、あたりにその姿は見えないようだった。押し入れの中にでも逃げ込んだのかもしれないと思った。
 それで「かみなり」はその一発の攻撃があっただけで、あとが続かない。最近のこのあたりのかみなりは、いっつもこんな感じで「デカいの一発だけ」というケースばかりだなあ、とは思っていたのだけれども、最初のから10分ぐらいして、いなびかりはないままに少し小ぶりな雷鳴が轟いたのだった。それからあまり時間を置かずにもっと小さな3発目が聞こえ、それでおしまいになった。時間はちょうど9時になっていた。
 どうやらニェネントくんはベッドの下に逃げ込んでいたようで、しばらくしてから、いつものようにわたしのふとんの上に跳び乗って来るのだった。やっぱり、少しかみなりが怖かったのだろうか。

 ニェネントくんの眼だけれども、やはり「眼自体の疾患」というのではなく、またニェネントくんの悪いクセ、眼の上のところを搔きむしるもので出血し、眼のところも具合が悪くなっているようだ。
 以前にも同じように顔の側面を掻きむしって出血したことがあって、そのときは「食物アレルギー」のせいだと思って一部食事の内容を変えて、それで改善されていたのだけれども、今回は何のせいだろうか。ストレスのせいだという考えもあるみたいだけれども。

 自民党の政治資金問題、岸田首相によって一気に「派閥解消」かと思われたけれども(いや、思わないが)、やっぱり「政策集団」と名前を変えて存続するようで、そりゃあつまり「政策を実現するにはカネがかかるよね。だったらパーティやってカネ集めよう」っていうことになりそうだ。
 政党ごとの支持率で自民党は過去最低に落ち込み、14.6パーセントとかいう数字らしいが、そんなことになっても結局、選挙が行われると自民党が勝つのであろう。元自民党支持の人たちが今は「支持政党なし」と言っているだけで、そんな人たちはつまりは自民党以外の党へ投票するという選択肢は取らないことだろう。

 この日のニュースを見ていると、アメリカの映画監督のノーマン・ジュイソン氏が亡くなられたという。もうずいぶん昔の監督さんというイメージもあるけれども、シドニー・ポワチエロッド・スタイガーががっちりぶっつかった『夜の大捜査線』は良かった。
 いろんなジャンルの作品を撮ってらっした方で、彼のフィルモグラフィーをチェックしてみたら、その中に『オンリー・ユー』という作品があった。わたしが大好きだったマリサ・トメイの主演していた作品で、けっこう楽しい作品だった記憶がある。それでAmazonでこのDVDを検索してみたら、「1円」で売りに出されていた。商品ランクは「良」だという。送料が350円かかるけれども、また「美しくてかわいいマリサ・トメイ」を観たくなって、つい注文してしまったのだった。

 今日もカウリスマキ監督の映画。この日は『マッチ工場の少女
』を観たのだった。ちょっと今までの作品とテイストが違ったが。
 今日の写真は、ウチの前の空き地でピョンピョン跳ねていたハクセキレイの後ろ姿。