ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020-12-07(Mon)

年末年始の「お休み」が、12月29日から1月4日までだとの「指令」を受けた。ちょうど一週間の7連休である。12月は26日、27日も休みだから気分的に10連休に近いものがあるだろうか。それは休みがいっぱいあるのはうれしいことだ(わたしは日給…

『アンチクライスト』(2009) ラース・フォン・トリアー:脚本・監督

アンチクライスト [Blu-ray]発売日: 2020/08/05メディア: Blu-ray 出演はほぼ、夫婦役のウィレム・デフォーとシャルロット・ゲンズブールのふたりきり(すぐ死んでしまう夫婦の息子も出てくるが)。 冒頭、セックスに夢中になっていた夫婦は窓辺で遊んでいた…

2020-12-06(Sun)

スーパーは時に、何か理由があってのことかそれとも間違えちゃってのことか、普通一般に売られているよりも大幅に安い価格で商品が店頭に並んでいることがある。これは普段から売られている商品ではそういう事態は起こらず、「あれ?珍しい品が置かれている…

2020-12-05(Sat)

寒い。外は曇天で雨も降っているようだ(天気予報は外れた)。それでもわたしは今日は駅まで出かけて来月の定期券を買おうかと思っていたので(別に無理してこの日に買わなくてもいいのだけれども)、そのついでに先日その存在を知った、ウチの近くのけっこ…

『透明な対象』ウラジーミル・ナボコフ:著 若島正・中田晶子:訳

透明な対象 (文学の冒険シリーズ)作者:ウラジーミル ナボコフ発売日: 2002/12/01メディア: 単行本 ナボコフの遺した、生前さいごから2冊目の作品。遺作になったのは『見てごらん道化師を!』(1974)なのだけれども、なぜかこの『見てごらん道化師を!』に関…

2020-12-04(Fri)

今朝も勤務地に着いたとき、雲の向こうにまだ丸く見える明るい月の姿が見えた。 夜が明けてからも空は厚い雲がおおっていたけれども、わたしが仕事を終えて帰路に着くころには雲もだいぶ去り、日が照るようになっていた。それでもずっと曇っていたせいか気温…

『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017) 沼田まほかる:原作 白石和彌:監督

彼女がその名を知らない鳥たち発売日: 2018/04/25メディア: Prime Video ラストに映る「鳥たち」が、その「彼女がその名を知らない鳥たち」なのだったら、その鳥の名は「ムクドリ」だな(I think)。 まずいちばんに言いたいのは、この映画はこれでは「ラジオ…

2020-12-03(Thu)

昨日、買い物から帰ったあとからは外は雨になったようで、気温も上がらずに寒い夜になった。今朝はもう雨もやんでいるかと思ったが、外に出ると細かい雨は降りつづいていたようだった。 先週あたりからどうも頭がぼんやりしていて(いつものこと?)、読書も…

2020-12-02(Wed)

昨日のことだけれども、仕事を終えて銀座に出る前に、勤め先の近くで早めの昼食をとろうかと思い、神楽坂をちょっと上がったところに評判の日本蕎麦屋があるようなので行って確認してみた。実は休憩時間に今日はパンをふたつも食べていたのでそんなに空腹で…

2020-12-01(Tue)

夜中に目覚めてトイレに立ち、ベッドに戻ると、枕元のカーテンの外からわたしの寝るあたりに明るい光が長四角を映していた。「ウチの近くにそんな明るい街灯とかがあっただろうか?」と窓の外を見てみると、雲のない夜空に明るい丸い月が浮かんでいて(昨夜…

2020年11月のおさらい

展覧会: ●『性差(ジェンダー)の日本史』@佐倉・国立歴史民俗博物館Book: ●『日本の美』中井正一:著 ●『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ:著 若島正:訳ホームシアター: ●『ロリータ』(1962) ウラジーミル・ナボコフ:原作・脚本 スタンリー・キュー…

2020-11-30(Mon)

夢を見た。夢の中でわたしは古い知人らと何か音を使っての「実験的」なことを試みようとしていたようだけれども、遅くなって終電の時間が迫って、わたしは皆と別れて駅に向かった。駅は地形的には新宿駅の南口に酷似していたけれども、周囲の建物はもっと、…

2020-11-29(Sun)

今日11月29日は、ニェネントのお母さんのミイの十周忌の命日である。ミイのことを書こうとすると長い話になってしまうが、ミイは野良として生き、野良として死んだ。その長くはなかっただろう生涯のある時期、わたしの部屋にひんぱんに出入りするように…

『グエムル-漢江の怪物-』(2006) ポン・ジュノ:脚本・監督

グエムル -漢江の怪物- スペシャル・プライス [DVD]発売日: 2008/02/08メディア: DVD この怪獣が生まれてしまった背後には、過去の駐韓米軍のいいかげんな薬物(ホルマリンだけれども)廃棄があるという描写があり、ちょっと『ゴジラ』みたいだなとは思った…

2020-11-28(Sat)

昨日買い物に出て、通っている内科クリニックの前を通ったら駐車場に車はほとんどなかったし、窓から見えるクリニックの中の待ち合いロビーにもずいぶんと人影は少なく見えた。「やはり、COVID-19の新規感染者が増えているからな」と思うわけで、春の「緊急…

2020-11-27(Fri)

北海道の知床で、人里に降りてきた体重300キロを超すヒグマが捕らえられたという報道があった。人の食べ物の味を覚えてしまったらしい。すぐに殺処分されたというが、それは仕方のないことだろう。 しかしこの報道でわたしが思い出すのは、NHKがわたしが…

『アウトブレイク』(1995) ウォルフガング・ペーターゼン:監督

アウトブレイク [Blu-ray]発売日: 2010/04/21メディア: Blu-ray 「エボラ出血熱」が世に知られ、「ヤバい」と言われていた頃のパンデミック映画(「エボラ出血熱」といろいろと共通するものが大きい)。今のCOVID-19の全世界的な感染拡大から思うところもあ…

2020-11-26(Thu)

このあいだ、勤め先の近くのスーパーで「ボルシチ」の瓶詰を買ったとき、割引カードをもらっていた。3種類あって、ひとつはそのスーパーのポイントカードでポイントが倍つくよというもので、ポイントカードを持っていないわたしには関係ない。ふたつ目は「…

2020-11-25(Wed)

先日ネットで、金井美恵子の『重箱の隅から』というコラムを通読して面白かったので、「そういえば金井美恵子には『重箱のすみ』という本もあったな」と思い出し、先週注文してあったのが届いていた。短かいエッセイ、コラムがい~っぱい掲載されていて、楽…

『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016) ケン・ローチ:監督

わたしは、ダニエル・ブレイク [DVD]発売日: 2017/09/06メディア: DVD ケン・ローチ監督の演出は、ある意味でオーソドックスだと思う。一方に役所仕事の「非人間性」があり、その一方で主人公のダニエル・ブレイクの周囲の人々のヒューマニスティックな結び…

2020-11-24(Tue)

昨日書いた「謎の実」の正体がわかった。あれは「チョウセンアサガオ」の実、なのだった。このあたりにチョウセンアサガオの花が多く見られることは前に書いたことがあるけれども、その花が枯れたあとの「実」は見たことがなかったし、それがこんな形をして…

2020-11-23(Mon)

買い物に出たとき、見たことのない木の実(果実?)が枝ごと落され、道ばたにうっちゃられているのを見た。 すっごい珍しそうな実だったので、3つほど家に持ち帰った。見た感じはトゲトゲがあって、ドリアンを小型にしたような感じだ。トゲは柔らかく、さわ…

『ロリータ』(1962) ウラジーミル・ナボコフ:原作・脚本 スタンリー・キューブリック:監督

ロリータ [DVD]発売日: 2010/04/21メディア: DVD 脚本はウラジーミル・ナボコフによるものとクレジットされ、じっさいにナボコフは半年間もかけて脚本を書いたというが、そのまま映画化すると7時間になっちゃうよということで「短縮版」に描き直した。この…

2020-11-22(Sun)

休日3日目。わたしの4連休もあと一日になった。どうもわたしは早起きの癖がついてしまっているし、ニェネントへの朝食もあるので「今日は休み」という日でも5時ぐらいにはすっかり目が覚めてしまう。まだ時間は夜明け前で、窓の外は真っ暗。 夜が明けて明…

『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ:著 若島正:訳

ロリータ (新潮文庫)作者:ウラジーミル ナボコフ発売日: 2006/10/30メディア: 文庫 おそらく、わたしがこの『ロリータ』を読むのはこれで三回目ぐらいになるのではないかと思う。さいしょはわたしもめっちゃ若かった頃のことで、もちろん大久保康雄氏による…

2020-11-21(Sat)

休日2日目。一歩も外に出ることもなく、食事も昨日買った天ぷらですませ、な~んにもしなかった。やはり昨日のお出かけで長い時間立って展示を観て、それなりにたくさん歩いたので疲れたのだろう。連休の初日に出かけたのは正解だったか。これからの3日間…

『性差(ジェンダー)の日本史』@佐倉・国立歴史民俗博物館

第1章 古代社会の男女 第2章 中世の政治の女 第3章 中世の家と宗教 第4章 仕事とくらしのジェンダー -中世から近世へ- 第5章 分離から排除へ -近世・近代の政治空間とジェンダーの変容- 第6章 性の売買と社会 第7章 仕事とくらしのジェンダー -…

2020-11-20(Fri)

今日はついに、佐倉の「国立歴史民俗博物館」へ『性差(ジェンダー)の日本史』展を観に行く。世間はCOVID-19の大規模なまん延もあり、政府の主導する「Go To キャンペーン」への批判も強まっているというのに、わたしはこうやって「プチGo To トラヴェル」…

『ザ・ウォード/監禁病棟』(2010) ジョン・カーペンター:監督

ザ・ウォード 監禁病棟 [DVD]発売日: 2012/03/02メディア: DVD 「あのジョン・カーペンターの監督作品だ!」などと思っても、わたしの場合、記憶障害もあって、カーペンター監督の過去の作品をな~んにも思い出すことができない。それで現在のところ、この『…

2020-11-19(Thu)

リヴィングの窓が、薄く開いていた。どうやらわたしが窓の鍵をかけ忘れていたようなのだが、窓が開いているとニェネントが出て行ってしまうし、わたしはぜったいに窓を開けておいたりはしない。どうも、ニェネントが自分で窓を開けてしまったようだ(鍵さえ…