ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-07(Mon)

 年末年始の「お休み」が、12月29日から1月4日までだとの「指令」を受けた。ちょうど一週間の7連休である。12月は26日、27日も休みだから気分的に10連休に近いものがあるだろうか。それは休みがいっぱいあるのはうれしいことだ(わたしは日給月給であるから収入は減るが、このレベルならOKである)。
 実は以前いわれていたように、12月26日から1月11日までの「17連休」にもなるのではという期待もあったが、さすがにそうはならなかった(わたしの勤め先は「営利」ではないので「あり得るか?」とも思ったのだが)。しかししかし、今のままどんどん「COVID-19禍」が拡がって行けば、「また<緊急事態宣言>やるしかない!」とかいうことになり、17連休どころではないことにならないとも言えない(今も北海道や大阪は危機事態になっている)。とにかく今のスカ政権の無能無策ぶりではどんな悲惨なことにもなりかねない。

 7連休といってもまさか「Go To トラヴェル」とか「Go To イート」に行くわけもなく(というか、いまだに「Go To キャンペーン」を継続しているというのがスゴいのだが)、ずっとウチに引きこもる。ウチでやりたいこともあるけれども、基本はニェネントとゆったり、のんびりと暮らしたい。

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 新しい年を迎えるとなると、毎年この時期には翌年のスケジュール手帳を買い求めていたものだったが、今手元にある今年のスケジュール手帳は3月以降まったくの「空白」で、何の書き込みもしていない。そういうところで今年2020年とは、わたしには「何もやらなかった一年」だったわけで、「スケジュール手帳など買った意味がなかったな」とは思い、「来年も買ってもしょうがないのでは?」という気になる。
 しかし今は100円ショップでかなり使い手のある立派なスケジュール手帳が売られていて、文具店に置かれている千円ぐらいする手帳と比べても遜色がない。「ま、とりあえず買っておいてもいいだろう」と、今日の仕事の帰りに買って帰った。すべてのページが空白のままの一年になるかもしれないな。わたしの頭も空白のまま、ってか。

 わたしは科学的なことにだって興味はあって、小惑星「りゅうぐう」への遠い遠い旅を遂行し、着地して「りゅうぐう」表面(ちょっと内側だっけ?)の試料を採取して地球へそのカプセルを持ち帰り送り届けた「はやぶさ2」の快挙は、すばらしいことだと思う。「月面探査」とかのヴィジュアル的にも派手になるだろう研究も注目を浴びやすいけれども、「宇宙の謎」を解く小惑星の生成物質の研究もすばらしい研究だ。ここまで何年のも年月をかけて、まずこの使命を果たし、「はやぶさ2」はさらに11年後に他の小惑星へ接近、調査するためにまた旅立っているのだ。
 しかし、とんでもない空の彼方を飛行しながら、そのカプセルを「オーストラリアのこのあたり」というところにキチンと送り届けるなどというのはすばらしい。夜空に「火球」として映されるカプセルの映像は感動的だった。
 これは日本の宇宙探査の成果なのだけれども、今の日本はそもそもの、そのような研究者、技術者を育てようとはしていないだろう。「はやぶさ2」だって、途中予算の削減で苦しんでの遂行だった。
 わたしは別に「日本、すごい!」とかいうことで熱狂したりはしないが、世界の宇宙探査、宇宙研究のレベルが進化している中、日本でそういった研究をする人が「日本には金がないからできないんだよな」とか、そもそも研究者を育成することのできない国になってしまうのは悲しいことではある。
 また今のスカ政権とか自民党の話になるが、<知>というものをおろそかにするスカ政権や自民党政府は、経済面ならずとも日本の「没落」を一手に引き受けようとしている。

 今日の昼食は納豆。納豆というものも、経済的ないい食材だと思う。そして夕食は昨日の「ほとんどトマトシチュー」な、ニセ「ボルシチ」であった。このニセ「ボルシチ」はまだ大量にあるので、あした、あさっても夕食はコイツになることだろう。

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 夜寝るときはず~っと、『ナボコフ伝』を読んでいるのだけれども、せいぜい数ページも読むとニェネントがやってきて、わたしの上にあがってきてしまう。わたしとニェネントとの濃厚な交流はやはり「このときこそ」なので、もう本を読むのはやめてニェネントをかまう(いっしょに遊ぶ)のである。

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