ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-09-16(Fri)

 ニェネントは(仕事のある日は毎朝3時半に起きる)わたしよりも早起きで、早朝わたしが起き出そうとするとき、わたしの寝ているベッドの下でわたしが起きるのを待っている。それでわたしがベッドから降りて、「おはよう、ニェネントくん!」と朝のあいさつをしてキッチンへ行くとき、先回りしてキッチンへ駆けて行く。もちろん、わたしがキッチンで出してあげる朝食のカリカリを待って、楽しみにしているのだ。
 ニェネントに朝食を出して上げ、そのあとはわたしが冷蔵庫から自分用のバナナを出して、仕事のある朝のかんたんな朝食をとる。わたしがそうやってバナナを食べているとニェネントはさっさと自分の食事を終え、そのあとはずっとわたしのことをウォッチングするのが毎朝のこと。それでわたしが身支度して家を出るまで、ずっとわたしの近くで、「ソーシャル・ディスタンス」を守りながら、わたしのことを見守ってくれる。
 それが毎朝のことなんだけれども、今朝のニェネントは自分の朝食を食べたあと、和室の押入れにこもってしまって出てこないのだった。こういうことはめったにないことではあるし(最近はまるで記憶にない)、「どこか体調でも悪いのだろうか?」と、心配になったのだった。仕事に出てから帰るまで、ニェネントくんだけで留守番させるのが心配になるが、とにかくは仕事には出なければならない。

 台風が近づいているというがこの朝は晴れていて、中天にだいぶ欠けてしまった月も見える。東の空はいくらか明るくなって来ているのも見られた。駅へと歩いていると、わたしの前をネコが道を横断して行くところを見た。茶トラのネコで、以前やはり早朝にこの近くで見かけたのと同じネコだと思う。ニェネントくんよりも早起きなネコかもしれない(暗いので写真は撮れなかった)。

 勤務先駅で降りて勤務先へ歩くと、今朝は途中の芝生に昨日以上の数のムクドリが群れていた。この写真の中だけでも十数羽のムクドリがいる。いつもこの芝生のこの場所にいたスズメたちは、隅の方に2~3羽の姿が見られただけだった。

     

 さて、明日からまずは最初の三連休だ。仕事を終えて「これから三日間朝寝が出来る!」と、気分がいい。連休とはいっても「朝寝が出来る」ぐらいしか喜べないのは寂しいが。

 帰り道、「野良ネコ通り」のいつもの駐車場で、「ヒゲ殿下」のお姿を見た(車の下にほとんど隠れているけれども)。8月末以来の「遭遇」。この日記を読み返しても、このところ二週間に一度、一ヶ月に二度のペースでわたしに姿を見せてくれる。「最近、姿を見ないなあ」と心配な気もちになると、姿を見せてくれる感じだ。

     

 帰宅すると、昨日注文した「ICカードリーダー」が、早くも玄関先に配送されていた。早い。部屋に戻ると、ニェネントくんはいつものように「お出迎え」してくれ、体調もいつも通りみたいなので、ホッと安心する。

 昼食を終えて落ち着いてから「今日の仕事はコレだな」と、届いた「ICカードリーダー」をセットして、「マイナポイント申請」のさいごの関門、「公金受取口座の登録」に取りかかる。
 まあこういうことにいつまでも執着するのも「やりたいことではない」のだが、これが終わってしまえばもう「マイナンバーカード」のことは忘れてしまえ、カードも引き出しの奥にしまいっぱなしに出来るだろうから、「さいごの努力」だ。
 ネットには「かんたんに出来た!」とかのレビューが並んでいたが、実はわたしにはそこまでに「かんたん」ではなかった。そもそもからして、カードリーダーにマイナンバーカードを裏表逆に差し込んでいて、そのことに気づかずに作業を進めようとしていたし、作業のためにはまた「アプリ」をダウンロードしなければならなかったり。
 ‥‥けっこう難儀したが、どうやら登録には成功したようだった(登録結果が反映されるのに時間がかかるというので、すぐには「うまく行った」とはわからないのだ)。

 市役所本庁舎まで出かけて行って「申請」した場合の所要時間を考えると、遥かに短時間で完了したと思うし、「もう使うこともないか」と思った「ICカードリーダー」も、これからも使うこともあるやもしれない。とにかくはこの一週間、この「申請作業」に翻弄された感もあるが、ようやっと解放された。「ICカードリーダー」購入に千円ほどかかり、受け取る「マイナポイント」は差し引き14000円ぐらいの「臨時収入」になるか。まあアルコールに消えてしまうかな?

 読んでいたセバスチャン・ジャプリゾの『シンデレラの罠』を読み終えた。途中「浅いトリックだな」とか思っていたのだが、そのあとの展開はとても面白かったし、「フランスらしさ」も感じたか。
 岡田利規の『ブロッコリー・レボリューション』も残りは表題作だけになったし(その表題作がちょっと長いのだが)、寝る前に読んでいる大岡昇平の『野火』もだいぶ読み進んだ。この三連休で、どっちも読み終えられるといいのだが。