ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-02(Wed)

 昨日のことだけれども、仕事を終えて銀座に出る前に、勤め先の近くで早めの昼食をとろうかと思い、神楽坂をちょっと上がったところに評判の日本蕎麦屋があるようなので行って確認してみた。実は休憩時間に今日はパンをふたつも食べていたのでそんなに空腹でもなく、「食べなくていいか」と、そのうちに訪れることもあるかと場所の確認のみ。ま、神楽坂らしい和風の店というわけでもなくって、「もっと伝統の風格を感じさせてくれる店がいいな」とは思った。
 神楽坂の坂道を上って歩いているとその土地柄、古着の「きもの」の店があり、その店頭に「きもの」の生地でつくられたマスクがいっぱい売られていた。もちろん、「女性がつけてこそ」というものが圧倒的に多いのだけれども、男性の「きもの」からつくられたマスクもある。‥‥「これですよ!これ!」という感じで、わたしが以前から探していたような柄もののマスクがいっぱいあるのだ。
 しばらく店頭を漁って、とりあえずひとつを選んで買ったが、まだまだ欲しいようなマスクがいくつもいくつもある。そのうちにまた買いに来たいものだと思うのだった。

 しかし、わたしはこんなに「柄マスク」をコレクションしてどうするつもりなのか。もうすでにウチには5~6種類の柄マスクがあるし、しかもたいていの日はいちばん気に入っているヴェトナム製のマスクばかりつけて出かけている。そもそもウチから勤務地への往復だけの日々、あとは近郊へのお買い物だけのお出かけだし、「今日はおめかししてお出かけよ~(「おめかし」はマスクだけなのだ)」などということはないのだ。
 まあ、どうせこれからは当分、日常でも「マスク」とは離れられない暮しがつづくことではあるだろうし、通勤に「日替わり」でマスクを替えていくのもいいだろう(って、そのぐらいしかマスク活用術はない)。これからは通勤電車の中で、「あの人はそれぞれ柄のちがうカッコいいマスクを、毎日とっかえひっかえ付け替えて電車に乗ってるけど、変な人もいるもんだね」と、わたしには聞こえない陰のところで評判になるかもしれない(いちおう書いておきますが、わたしはそういう「布マスク」でOKだろうというところと、もうちょっとヘヴィーな「不織布マスク」ね、というところの使い分けはしておりますので)。

 今は早朝(深夜)に起きたときに、外では丸い月がきれいなのだけれども、今朝も「いい月だ」と思って電車に乗るので家を出たのだけれども、家を出るといつの間にか雲が出てきていて、そんな月も雲の影にかくれてしまっていた。それでも月の光が強いので、雲の向こうに月が光っているのがよくわかるのだった。われながら、こういう写真は好きだ。

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 明るくなってからも雲が厚く太陽を隠し、全然気温も上がらない。仕事を終えて帰宅するときも寒く、これはひょっとしたら早朝に家を出るときよりも寒いのではないかと思った。冬だ。

 ニェネントのトイレの猫砂がなくなってきたので、いちど帰宅したあとにスーパーに買いに行った(その他にも買いたいものもあった)。スーパーへの道すがら、柿の木が植わっているところがあるのだけれども、もう葉っぱもすっかり落ちてしまったその柿の木に残っている柿の実のところに、ムクドリがいっぱい、群れを成して集まって実をついばんでいた。ちょうど今の熟し具合がムクドリにはちょうどいいのだろう。近寄って写真を撮ろうとしたら警戒したムクドリはみ~んな逃げてしまったけれども、ついばんで穴の開いた柿の実だとか、皮だけになってしまっているのとかはわかると思う。

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 スーパーで買い物を終えてまた柿の木のところに戻ってきてみると、柿の実を狙っているのは実はムクドリだけではなく、スズメたちもまたムクドリがいなくなる隙を狙って、これも集団で柿の木に群がっているようだった。そんなスズメたちを、ムクドリが「おまえら来るんじゃねえよ!」と追い払っているさまも見れた。やはりスズメよりムクドリが大きいので強い。
 スズメたちはそばの枯れ木に皆でとまって、ムクドリがいなくなるのをおとなしく待っているのだった。「早くどいてくれないかな~」というところだろう。

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 今日の夕食は「鶏肉の照り焼き」をやってみようと思ったのだけれども、ちょっと思うところがあって、実は昨夜からその「照り焼き」のタレに、鶏肉を一晩漬けこんでみた。「これで肉にタレの味がよく浸み込むのではないか」との思惑があったのだが、調理してみると「ぜんぜん味が浸みてないじゃないではないか!」という味だった。やはり、肉に味を浸み込ませるというのは無謀な試みなのかと思った。まあ半分は明日に取っておくので、明日また別の味付けにトライしてみようか。

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 今日のニェネントは、珍しく変なところに上がりこんでしまったりした。「そこに上がるといろんなものを落っことすのでダメです!」と言いたいところだが、写真を撮ってみると意外とかわいいニェネントの姿であった(目が寄り目)。

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