ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-05-08(Wed)

 今日は、2日前に「ふるさと公園」に行ったときに見かけたネコの写真から。
 いつも「サビーネ」らのネコによく出会う児童公園の近くで、今まで出会ったことのない黒ネコの姿を見たのだった。わたしが歩いている道の先でこのネコが道を横断して、道路際の駐車場の車の影に隠れてしまったのだけれども、わたしがその駐車場のところへ行ってみると、わたしが来るのを待っていてくれて、わたしの方を振り返ってくれたのだった。
 やはり今は、この児童公園の周辺で出会えるネコが圧倒的に多いようだ。

     

 先日となり駅の映画館で映画を観た帰り、駅前のスーパーで「ナンプラー」を買った。それでこの日の昼食にはそのナンプラーを使ってみようとレシピをいろいろ検索したら、「目玉焼きをゆでたスパゲッティにまぜてナンプラーで味付けするだけ」という、超シンプルな献立を見つけた。
 目玉焼きは2個つくって、1個はパスタとまぜてぐちゃぐちゃにして、もう1個はあとでパスタの上にのっけるだけなのだ。あまりに簡単だし、「そんなのおいしいのかよ」とは思ったが、「モノは試し」とトライしてみた。予想通りにかんたんである。そして意外なことに、これがけっこうおいしいのだった(まあわたしの味覚は閾値が低いだろうが)。
 レシピには「貧乏人のパスタ」と書いてあったが、納得である。パスタには「ペペロンチーノ」、「絶望のパスタ」という、やはり超低コストのパスタがあり、この「貧乏人のパスタ」といい勝負なのだが、「ペペロンチーノ」にはついベーコンなどをプラスしてしまうので、そういうのではこの「貧乏人のパスタ」の方が、より「貧乏」であろう。「貧乏人」としては、これからも時々、コイツをつくってみようとは思うのだった。

 昨日の日記で書いた「水俣病の被害者と環境大臣との懇談の場」の問題、その後テレビのたいていのニュースショー番組で取り上げられ、それで当初は環境省職員代表者がまた水俣市を訪れ、関係者らに「謝罪」するということが伝えられていたが、この日になって伊藤環境大臣自らが水俣市に行って謝罪することになった。
 昨日一日で想定よりも問題が大きくなってしまい、その中で環境大臣への批判が強くなり、大臣自ら謝罪しなければヤバい、という判断になったのだろう。
 この日のニュースショーでは「制限時間3分」というのが、2分20秒の時点で環境省職員から「(要旨を)手短にまとめて下さい」との声がかかっていたということだったし、真偽のほどはわからないけれども、ネットでは伊藤環境大臣自身が「3分でマイクの音を切るように」との指示を出していたという話もある。

 夕方に水俣市に着いた伊藤環境大臣は、「水俣病被害市民の会」の代表者と面会し謝罪した。代表者は「被害者の声を聞く場を再度、設けてもらいたい」と述べ、要望書を大臣に手渡したという。当然であろう。
 この後に大臣は「水俣病患者連合」の副会長も訪問して謝罪したという。
 伊藤環境大臣は詫びながら目に涙をためる場面も見られたというが、そもそもは1日の「懇談の場」のときに「わたしはマイクを切ったことについて認識していません」などと答えたことなど、罷免に値する言動ではあっただろう。
 いつもの「Yahoo!ニュース」のコメント欄には、さすがに伊藤環境大臣環境庁職員を非難するコメントにあふれていたが、それでもごく少数ながら「3分と決められていたのだから、マイクを切るのは正しい」というコメントも投稿されていた。
 どなたかが書かれていたが、「水俣病はまだ終わっていない」というのは真実だろう。

 この日は午後から「ゴジラ映画」第3弾『キングコング対ゴジラ』を観たのだが、観終わってすっきりしなかったし、まだまだ時間も早かったのでこの日はもう一本、次の『モスラ対ゴジラ』も観てしまった。『モスラ対ゴジラ』はまた「反核メッセージ」も交えた、けっこういい作品だった。

 夜は読んでいたナボコフの『偉業』を、また最初っから読み直し始めたのだった。