ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-13(Wed)

 このところ、ニェネントくんの夕食のネコ缶を昼には冷蔵庫から出して、冷たくない室温になるようにしているのだけれども、昼にそんなネコ缶の中身をニェネントくんのお皿に出していると、やはりネコ缶の匂いが和室にいるニェネントくんの鼻にも届いてしまうのだろう。いそいそとキッチンにやって来て、わたしのまわりをグルグルまわってわたしを見上げ、「にゃあお」となくのである。「ごめんね。あなたのごはんの時間はもっとあとだよ」と、お引き取り願うが。
 ニェネントくんの夕食に、もう一ヶ月以上「乳酸菌」をまぜてあげているせいだろう。このところ「お通じ」も順調で、ほとんど毎日のように「お通じ」があり、しばらく前には「便秘だねえ」と心配していたのがウソみたいだ。いつまでも健康でいてほしい。

     

 しばらく前から、ナボコフの『ロリータ』を久しぶりに読み返しているのだけれども、前半部分の展開はまるっきし記憶していなかったし、文章の密度も異常に濃いのでなかなか読み進められない。今のペースでは年内いっぱいかかってしまいそうだ。
 しかし、まさに主人公ハンバート・ハンバートの「欲望」全開という内容で、モラリストのわたしは、読んでいてもいささか辟易してしまうのだ。例えばわたしは読んでいても、「ロリータ」という少女に具体的イメージを持って読んでるわけではないのだけれども、コレにエル・ファニングだとか昔のナタリー・ポートマンだとかのイメージを持たせて読もうとすると、「いかんいかん、それはヤバい」と思ってしまい、そういうイメージを払拭することになる。もうイメージは抱かないで読もう。
 そしてやはり、この主人公はいろいろと「ウソ」をついているのではないかと、どうしても疑ってしまう。さてナボコフはどこでウソをついているかな?

 ネットで面白いニュースを見た。大阪万博の目玉だという「空飛ぶクルマ」の、お披露目試験飛行の見学会が行われたという。しかし、それはどうみても「有人ドローン」もしくは「小型ヘリコプター」でしかない。「クルマ」と呼ぶのならどこに車輪がついているのか。空を飛ばないときに一般道路を走行できなければ、それは「空飛ぶクルマ」とは言えないと思うが。
 しかもこの「空飛ぶクルマ」、大阪万博のために開発されたものではなく、ドイツですでに製作されているものらしい(そういう展示姿勢は別にかまわないが)。
 この「ボロコプター」が万博の「目玉」とは、やはりこのまま開催すれば内容のさびしい万博になりそうだ。

      

 しかし、先日の『ゴジラvsコング』のトレイラーでの「腕を振って走るゴジラ」といい、笑える映像がつづくものだ。

 このところ「Amazon Prime Video」の「KADOKAWAチャンネル」で、増村保造監督の作品とか若尾文子の出演作とかを観始めているのだけれども、もう明日で「KADOKAWAチャンネル」を特典価格で観ることができる期間は終わってしまう。
 今日は増村保造監督作品を離れ、若尾文子主演で川島雄三監督の『女は二度生まれる』を観た。これがやはりとても面白かったもので、残り1日で何を観たらいいか迷ってしまう。増村保造監督の作品もまだまだ観たいし、考えて「もう一ヶ月」、「KADOKAWAチャンネル」を観つづけることにした。