このあいだ『アメリカのナボコフ』を読んだとき、その中に『ロリータ』の初版本の値の高沸をうけて『本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂』(アリソン・フーヴァー・バートレット著)という本が引き合いに出されていて、なんだか面白そうな本だったのでAmazonに注文していた(安かったし)。
それが昨日届いて、すぐに読み始めたのだけれども、期待に反してそこまでに面白い本ではないようだった。まあせっかく買った本だからサッサと読み終えてしまおうと思うのだが、『アメリカのナボコフ』を読んでいたときのように「先を急いで読む」という感じにはならず、なかなか読み進められないのだった。
今日も朝から暑く、エアコンをつけっぱなしで一歩も外に出なかったが、夜になってスマホをみると、このあたりでも最高気温は36.9℃まで上がったということだった。ヤバい。体温よりも高いではないか。動物病院に行くのを昨日にして良かったと思った。
でもこれからの天気予報をみると、来週月曜日からは「曇り時々雨」の表示が木曜日ぐらいまで続いていて、最高気温も32℃ぐらいまで落ち着くみたいに書かれていた。もうそろそろ8月も中旬になろうとする頃だし、今年の暑さのピークは今日明日あたりになるのだろうか。早くピークを過ぎてほしい。
今朝のニェネントくんの食事は、昨日動物病院でもらって来たカリカリのサンプルの、2種類のうちの一方。好き嫌いなくモリモリ食べてくれれば、将来的に食事をチェンジすることになるだろう。
皿に盛られた新しいカリカリ、ニェネントくんはまるでいつもと変わらないように、あっという間に食べてしまった。とりあえずは第一関門は突破。明日はもう一方のサンプルを出してあげるが、どっちに決めるにせよ、もう「新しいカリカリ」に変更することは確かだろう。
あと、「ゼリー状の薬」のせいで固まりになってしまったニェネントくんの背中の毛を、手でちょっとづつほぐしてやってあげる仕事もあるのだが、さすがにニェネントくんは嫌がって逃げようとするし、毛の固まりをほぐす作業も大変で、なかなかはかどらないのである。
午後から「何か映画を観よう」と思い、さいしょは昨日観た『大人は判ってくれない』につづいてトリュフォー監督の作品を観ようかと思ったのだが、今日は文芸調のフランス映画を観るという気分でもなく、いろいろと観ることの出来る映画のリストを見て、ロバート・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』を観ることにしたが、これはとっても面白かった。