ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-05-18(Sat)

 昨日、「太鼓サミット」が行われるスポットを見に行った帰り、道沿いの畑にキジがいるのを目にした。
 野生のキジというのはこの同じ場所で3年前に目撃したことがあり、それ以来のことで生涯2回目。「このあたりにはキジが棲息しているのだなあ」と思い、また出会いたいものだと、このあたりを歩くときにはそれなりに畑に目をやっていたのだけれども、ついに、3年ぶりに出会えた。
 前回はオス一羽だけを目撃したのだけれども、この日はそのオスのうしろにウズラを大きくしたような姿のメスもいて、「カップルでのご登場」なのだった。

     

 やはりキジというのはどこか特別で、日本の野鳥には珍しく派手派手しい容姿をしているし、動物園で出会うぐらいでしか見られないのではないかという気もちもあった。まあキジの棲息地ではいくらでも見られて、特に珍しくもないのだろうが、わたしには「めったに出会えない鳥」という認識。

 今日はそのキジの近くに一羽のカラスがいて、そのキジを遠巻きに気にしているようで、キジが移動していくのに距離を置いてついていくように見えた。「見かけないデカいヤツがいる」と思っているのか、「ここはオレの縄張りなんだけどなあ」と思っているのか、縄張りを主張するのなら威嚇して追い払うのがカラスのやり方だと思うけれども、キジはひょっとしたらカラスよりも大きいので、ちょっと恐れているようにも見えた。そのうちにカラスはキジたちを飛び越して、いなくなってしまった。そこまで観察して、わたしもいなくなることにした。

 さて今日は、サイズの合わなかったズボンを交換しに、東のスーパーへと出かけるのだった。
 今回はひとつサイズが上のものにすればいいかとも思ったけれども、ウチで穿いてみたときに相当サイズが合っていなかったようなので、試着してから交換することにした。
 ところがひとつ上のサイズを試着してみたら、それもかなり苦しいのだった。いっしゅん、「これからダイエットするからコレも楽に穿けるようになるのだ」などと思ってしまったが、それではダイエットの成果が出るまでこのズボンは穿けないことになる。やはり「今すぐ穿けるもの」ということで、さらにひとつ上のサイズのものにした。
 やはり今穿いているズボンは生地にかなりの伸縮性があるわけだし、穿いているうちに伸びてしまったということもあるのだろう。しかし2サイズも上でないとサイズが合わないというのは、いささかショックであった。ダイエットに励もう。

 このところ連日観てきた「ゴジラ映画」も、いちおう「昭和ゴジラシリーズ」も終了したし、この日はお休み、休養日。
 ネットでニュースを見ていると、「日本の女性同性カップルが、カナダで<難民認定>された」との記事が目を引いた。
 「性的指向を隠すことを強いられたりセクハラを受けたりしてきたことなどが、同性愛者や女性であることで受ける差別であり、同性婚を認めず家父長的な価値観が根強い日本ではそれらの差別から逃れられないとして、カナダ政府の移民難民委員会が「日本での迫害に対して(当事者が)十分根拠がある恐怖を抱いている」と認めたのだということだった。
 これが「Yahoo!ニュース」のコメント欄が大騒ぎになっていて、基本は彼女たちの「難民申請」の行動を批判する意見の大合唱になっている。そういう行為こそが、カナダの難民委員会が「日本での迫害」と認め、「十分根拠がある」としたわけであろう。「ヤフコメの<反動性>、ここに極まれり」というところであろう。

 もうひとつ、今ニュースでにぎやかなのは、先月の衆議院東京補欠選挙での「選挙妨害事件」で「つばさの党」なる政治団体(?)の幹部ら3人が逮捕された件だけれども、警視庁は十何年かぶりに<特別捜査本部>を設置して、その<本気>ぶりを見せている。
 まあ、この逮捕された「つばさの党」の連中のつけ上がりぶりも尋常ではないのだけれども、彼らは「表現の自由」ということを振りかざして自分たちの正当性を訴えているようだ。
 しかし、いつも思うのだが、その「表現の自由」が他者の「表現の自由」を暴力的に侵害するとき、妨害する側に「表現の自由」を主張する正当性はあるのだろうか。
 この件でよく引き合いに出されるのが、5年前の札幌で安倍首相(当時)の演説をヤジった市民が警察に排除された事件で、これが市民側が裁判で勝訴したことが、「つばさの党」が自らの行為を正当化するバックボーンにもなっているようだ。
 このことについての考えはいろいろあるだろうし、軽々しく語ることも出来ないと思うのだけれども、どこかで線引きしなければならないだろうとは思う(わたしは、札幌での市民の安倍氏への「ヤジ」は、「つばさの党」の妨害行為とは同列に語られないものと思う)。
 ひとつには、「つばさの党」の収入源のひとつになっているらしいYouTubeのような、「非道な行為」でも閲覧数が増えれば「金」を産むというシステムもおかしいと思うが(一時期頻発した外食チェーン店での「迷惑動画」も、「YouTubeありき」の問題ではなかったか)、そのことは今は置いておいても、<特別捜査本部>まで設置した警視庁の捜査には注目する。今のところ、「つばさの党」連中の「公民権はく奪」まではやるべきようには思うが。

 さて今日は、夕方から昨日も書いた「太鼓サミット」に出かけてみたのだけれども、長くなったのでその件は明日書こうかと思う。