ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-02-07(Wed)

 3時ごろにいちど目覚めると、ニェネントくんがわたしの上に乗っていた。この朝はわたしの胸の真上にいて、目を開けるとわたしの目の前にニェネントくんの顔が「どアップ」なのだった。
 このところ、わたしがベッドに入るときにはベッドの上にはやって来なくなったニェネントくんだが、わたしが熟睡する頃を見計らってわたしの上にやって来るのかもしれないな。

 今日は久しぶりに晴天で気温も上がったようで、雪もずいぶんと融けたようだ。午前中に北のスーパーへ買い物に出かけたけれども、陽射しは暖かかったし、それでも空気は残っている雪のせいで冷やっこく、気もちがピリッと引き締まるようで爽快だった。
 家を出て少し歩くと、もう雪もほとんど融けてしまった道の上を、一匹のネコが悠々と歩いていた。ウチの近くでネコの姿をみるのはずいぶんと久しぶりのことだ。

     

 国道を渡るのに歩道橋にあがったのだけれども、なぜだか普通の道路とは逆に、通路の真ん中に雪が盛り上がって残っていて、両端はすっかり雪が消えていた。人が歩くのはやはり通路の真ん中だろうと思うけれど、どうしてこういうことになったのだろうか? 考えても、答えのわからない謎だ。

     

 スーパーの近くで、歩道ぎわの空き地に雪が残っていて、そこに「イヌの足跡」が残っていた。こういうのが見つかることが、雪が積もったあとの楽しみのひとつだ。

     

 帰宅して買ったものを冷蔵庫とかに移していたら、「あれ? 買ったはずのたまごがないな」と気づいた。考えたらレジを出て買ったものを持参したトートバッグに移すとき、「たまごは割れちゃうから入れる位置を考えよう」と一旦外に置いたのを、そのまま忘れてしまって「置き去り」にしたのであった。あららら。あとから来るお客さんへのプレゼントになってしまったな。「今日の善行」と、あきらめよう。

 報道では、イスラエルのネタニヤフ首相はハマスからの休戦案を一蹴し、あくまでもハマスに対する「完全勝利」を目指すとしたという。今回のハマスの提案は人道的にも理にかなったものだったようだが、ネタニヤフ首相の頭には「人道」という文字はないようだ。すでに民間人を含む2万人以上の死者が出ているこの紛争、ネタニヤフ首相は全パレスチナ人のせん滅を目指しているようで恐ろしい。アメリカはもっと強気にイスラエルと交渉すべきだと思うが。
 一方国内では、盛山文部科学大臣が前回の衆議院選挙の際、旧統一教会の支援をあおぎ、政策協定といえる「推薦確認書」に署名していたことが問題になっている。当初「記憶にない」ととぼけていた盛山氏は、あとになって「薄々思い出して来た。内容をよく確認せずに署名したことはあったかもしれない」と、ふざけたことを言い始めたという。このことは「同性婚合法化」や「LGBT法案」での旧統一教会の主張に自民党の政策が一致していた、ということでも捨て置けない「自民党と旧統一教会との結びつき」を証明するものだろうけれども、今回野党による盛山大臣更迭要求に、岸田首相は「今は自民党は旧統一教会との関係を絶っている」として、盛山大臣の罷免を拒否したのだった。報道では何度も、その盛山大臣のこの日の「ふざけた」答弁を放映していたが、こんなことを放置している岸田首相、そして自民党は、このままでいいわけがないのだが、どうするね。日本全体を<前橋>にするしかないね(夕方のニュースで、盛山大臣の選挙区で、街頭の彼のポスターが破られていた、という報道があったのだった)。

 今日は、いつの間にか「Amazon Prime Video」で観られるようになっていた、パゾリーニ監督の『テオレマ』を観たのだった。
 夜は読んでいるパトリシア・ハイスミスの『スモールgの夜』をサクサクと読み進め、明日にも読み終えられるのではないか、というところまで読んだ。