ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2020-06-14(Sun)

朝には雨はあがったようだけれども、まだ今にも雨になりそうな曇天がつづいている。 午後に、ニェネントへのプレゼントのもう一方も届いた。昨日届いたプレゼントはニェネントの誕生日までニェネントには見せない(あげない)でいようと思うのだけれども、今…

2020-06-13(Sat)

今日は朝から夜まで雨が降りつづき、夜にはかなり気温も下がって肌寒いぐらいになった。買い物にも出ず、一日中部屋にこもった。夕方には、昨日Amazonに注文したニェネントへのプレゼントのひとつが早々と到着した。ずいぶんと早いなあと驚く。あとのひとつ…

『父の秘密』(2012) ミシェル・フランコ:脚本・監督

父の秘密 [DVD]発売日: 2014/06/13メディア: DVD 2012年のメキシコ映画で、カンヌの「ある視点」部門でグランプリを受賞した作品という。観た「GYAO!」では「R15+」表示がついていた。 映画冒頭から固定カメラの映像がつづき、特に何度もあらわされる、…

2020-06-12(Fri)

早朝、昨夜の雨で道路は濡れていたが、もう雨はやんでいた。雨のせいか少し気温も低いようだったが、仕事を終えた昼頃には、やはりけっこう暑くなっていた。今日は帰りに寄り道してちょっと買い物をしようかとも思っていたのだが、いろいろとめんどうに感じ…

『団地妻 迷い猫』(1998) 小林政広:脚本 サトウトシキ:監督

またもや「団地妻」だけれども、この作品は「日活ロマンポルノ」ではない1998年の国映株式会社製作・配給の作品。国映は、大蔵映画と並びピンク映画製作・配給の老舗で、日活ロマンポルノなきあと、才能ある監督の活躍の場となった。 この『団地妻 迷い…

2020-06-11(Thu)

今日は昼間は天気も良く、気温もかなり上がったのだけれども、わたしが仕事を終えて帰路に着く頃にはけっこう風が強くなった。天気予報では夕方からは雨になるだろうという。駅から自宅への道を歩いていると、青い空をバックにして白い雲が次々に風に流され…

『団地妻 昼下りの情事』(1971) 西村昭五郎:監督

わたしもこのあたりの記憶は多少なりと残っているのだけれども、昔の映画館というのは、つまりは洋画の新作を封切り上映する「封切館」、そしてそれが順繰りに回ってきて2本立てとかになる「2番館」とがあって、邦画五社の作品はたいてい最初から2本立て…

2020-06-10(Wed)

仕事を終えて帰宅し、今日は北にあるスーパー2軒に買い物に出た。まず遠い方のスーパーで食パンやマーガリン、ポークウィンナなどを買い、レジ精算しようとしたらこのスーパーでのポイントカードが財布の中に見当たらない。現金がチャージできるポイントカ…

『ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界』阿部謹也:著

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)作者:阿部 謹也発売日: 1988/12/01メディア: 文庫 さいしょに個人的なことから書き始めると、わたしがこの「ハーメルンの笛吹き男」について知ったのは、イギリスのシンガーChrispian St. Petersによって歌…

2020-06-09(Tue)

仕事再開後、仕事がヒマである。あまり大きな声では言えないが、持てあましてしまう時間がかなりある。まあどこの部署でも同じような感じらしいけれども。 「緊急事態宣言」解除後も東京は感染者数が減らないので、小池都知事は「東京アラート」などというわ…

『追憶の森』(2015) ガス・ヴァン・サント:監督

追憶の森 スペシャル・プライス [DVD]発売日: 2018/03/02メディア: DVD 原題は「The Sea of Trees」。これは青木ヶ原の樹海のことで、主人公のマシュー・マコノヒーは「a perfect place to die」を求め、ネットで検索して青木ヶ原を知り、つまりは自殺するつ…

2020-06-08(Mon)

ついに今日、「アベノマスク」が配達された。どうしたらいいのか。最近配達された「アベノマスク」にも虫の死骸が入っていたというツイートもあったし、まさかじっさいにマスクとして使おうとは思わない。こんなマスクでも必要とするところもあるということ…

『霧につつまれたハリネズミ』(1975) ユーリー・ノルシュテイン:監督

観た人誰もが主人公のヨージックを愛おしく思わずにはいられない、ノルシュテインの傑作アニメ。 「森羅万象」という言葉はどこかの首相が語って安っぽくなってしまったけれども、この作品には森羅万象が息づいている。 ハリネズミのヨージックはコグマのと…

2020-06-07(Sun)

さて、昨日買った『ハーメルンの笛吹き男』をせっせと読んでいるのだけれども、ちょっと今日中には読み終えられそうもない。それで面白いことに気づいたのだけれども、この文庫版『ハーメルンの笛吹き男』に巻かれた「手書きPOP」風の帯だけれども、思い出し…

『天使のはらわた 赤い教室』(1979) 石井隆:原作・脚本 曽根中生:脚本・監督

天使のはらわた 赤い教室 [DVD]発売日: 2007/06/22メディア: DVD どうもこのところ、「GYAO!」には日活ロマンポルノの名作があれこれとアップされていて、まだまだ観たい作品がゴロゴロと転がっている。とりあえずは「無料配信」の停止が近づいた作品から観…

2020-06-06(Sat)

昨日『スウィート ヒアアフター』を観て、やはりどうしても阿部謹也の『ハーメルンの笛吹き男』を読みたくなってしまい、午前中にとなり駅のデパートの中の本屋まで買いに行った。 もうデパートは通常営業していてそれなりにお客さんもいるのだが、そこまで…

『スウィート ヒアアフター』(1997) アトム・エゴヤン:監督

スウィート ヒアアフター デラックス版 [DVD]発売日: 2004/04/23メディア: DVD ラッセル・バンクスという人の原作を、アトム・エゴヤン監督の脚本で映画化したもの。先日観たウディ・アレンの『マッチポイント』とは好対照というか、「そこまで観客は読まな…

2020-06-05(Fri)

今乗っている通勤電車は、早朝の出勤のときにはそれなりに混み合っているけれども、わたしはいつも車両連結のドアの際の席に座っているから人に接するとしても半身だけだし、そこまでにぎっしり満員というわけではない。 仕事を終えて帰路に着くときに乗る電…

2020-06-04(Thu)

5月もずっと「金銭出納簿(家計簿)」をつけたので、その支出内訳を出してみた。家賃、水道光熱費などを除外した総支出は3万7千円ぐらいで、食費を見てみると主食費で1万2千円、スナック、おつまみ類で2千7百円、その他飲み物類で千7百円ぐらいのも…

『マッチポイント』(2005) ウディ・アレン:脚本・監督

マッチポイント [DVD]発売日: 2009/06/19メディア: DVD ウディ・アレンの映画って、たまに面白いものもあるけれどもたいていは好きになれない。特に、ウディ・アレン自身が出ている作品はもうぜったいに観たくない。 そういう意味で、この作品にはウディ・ア…

2020-06-03(Wed)

今朝も目覚めると足が痛かったが、その痛みはいつまでもつづくというものでもなく、すぐに気にならなくなってしまう。 勤務先で、「一人50枚」の使い捨てマスクの支給があり、自分でも先日買った紙製マスクや布製マスクを持っていて、もう当面これ以上のマ…

『ポランスキーの 欲望の館』(1972) ロマン・ポランスキー:監督

ポランスキーの欲望の館 blu-ray発売日: 2019/04/26メディア: Blu-ray この作品、プロデュースがあのカルロ・ポンティで、ほとんどカルロ・ポンティのイタリアの海沿いの別荘でのみ撮影されている。どうも、カルロ・ポンティがポランスキーに「どうだね、わ…

2020-06-02(Tue)

仕事再開2日目。朝起きると、腰ではなく足(ふくらはぎとか)が痛い。やはり、Stay Home中の一ヶ月分を一日で歩いたようなものだし、東京タワーの展望台まで階段で上がったくらいに階段も使ったのだからむりもない。 今日は昨日より遅い電車、地元を5時ぐ…

『シラサギとツル』(1975) ユーリー・ノルシュテイン:監督

原作はウラジーミル・ダーリの民話。お互いに惹かれ合うシラサギとツルが、いつも肝心のところで意地を張ってしまい、いつまでも結婚できないという話。 シラサギとツルの住んでいる基調になる背景は、人間の手になる建築物の廃墟なのだけれども、もう人間か…

2020-06-01(Mon)

Stay Homeもついに終了してしまい、今日から仕事である。いったい職場がどのような状態になっているのかもわからないので、用心して4時40分という早い電車に乗ることにした。もう2ヶ月以上仕事に出ていないわけだけれども、こんな時間もすっかり空は明る…

2020年5月のおさらい

Book: ●『フューチャー・ライフ』ミッシェル・サロモン:編 辻由美:訳 ●『科学者の夜想』ルイス・トマス:著 沢田整:訳 ●『「世間」とは何か』阿部謹也:著 ●『一九八四年』ジョージ・オーウェル:著 トマス・ピンチョン:解説 高橋和久:訳 ●『プードル…

『青い花』ノヴァーリス:著 今泉文子:訳(ちくま文庫「ノヴァーリス作品集 第2巻」より)

ノヴァーリス作品集〈第2巻〉青い花・略伝 (ちくま文庫)作者:ノヴァーリスメディア: 文庫 「ドイツ・ロマン派」の文学の中心人物の一人として燦然と輝く「ノヴァーリス」の名だけれども、その夭折のため作品数はけっこう少ない。彼の散文作品(中に「詩」も…

『インスタント沼』(2009) 三木聡:脚本・監督

インスタント沼発売日: 2013/11/26メディア: Prime Video 主演の麻生久美子のファンなもので観てしまった作品。共演に風間杜夫、加瀬亮、松坂慶子、松重豊、宮藤官九郎、ふせえりなどという豪華布陣。 まあコッテコテのコメディー映画なのだけれども、ここで…

『江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者』(1976) 江戸川乱歩:原作 田中登:監督

江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者 [DVD]発売日: 2005/12/22メディア: DVD 1970年代のいわゆる「日活ロマンポルノ」の秀作。主演は石橋蓮司と宮下順子で、「屋根裏の散歩者」だけでなく「人間椅子」などからもストーリー(ディティール?)を借り、その他…

2020-05-31(Sun)

Stay Home55日目にして、Stay Homeも今日でおしまい。わたしの場合、退院後の自宅療養期間を含めると61日になるし、その前の入院期間までプラスすると73日間、労働ということをやらなかったことになる。 この二ヶ月半、特に自分としては「COVID-19禍」だから…