ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-06-13(Sat)

 今日は朝から夜まで雨が降りつづき、夜にはかなり気温も下がって肌寒いぐらいになった。買い物にも出ず、一日中部屋にこもった。夕方には、昨日Amazonに注文したニェネントへのプレゼントのひとつが早々と到着した。ずいぶんと早いなあと驚く。あとのひとつも明日配達されるみたいで、その前に注文してあったわたし用のお買い物は、皆に追い抜かれていちばんさいごになった。

 ニェネントにはまだ買ってあげたいものもあるし、もうひとつ、生活用品でも本でもDVDなどでもなく、自分用に買いたいものもある。となり駅に行けば売っているはずなので来週にでも寄り道して買いたい。それで、「ひとり生活」をもっと充実させたい気もちがある。
 今は毎日のように「GYAO!」で無料配信映画を観ているけれども、そういう日課もそろそろ終わりになるだろう。それで始めたいこともある。

 わたしは何度も書いていることだけれども、3月19日に「慢性硬膜下血腫」で倒れて緊急搬送~手術を受け、3月いっぱい入院し、退院して自宅療養しているうちにCOVID-19禍で「緊急事態宣言」とかが出され、4月と5月の2ヶ月間自宅待機になった。そのあいだずっと家でニェネントといっしょに過ごして、ものの考え方に変化が出たと思う。
 別にCOVID-19への感染を怖れるというのではなく、あまり外出したいという気もちがなくなった。多くの人と会うというのも気疲れするだろうと想像し、あまり人に会いたいとは思わなくなった。
 もともとわたしは記憶障害を抱えていて、過去の多くの記憶が消えてしまっているわけで、今わたしの家の本棚にある本、そしてDVDの内容を記憶しているものが少ない。それなりの蔵書量もあり、今ウチにある本を全部読むとしても十年ぐらいかかるんじゃないだろうか。まあウチにある本を全部読むということもほとんどあきらめてはいるけれども、そんな忘却された過去に「自分が自分であること」を形成してくれた本のことは取り戻したい。映画に関しても同様である。それは、もういちど「自分が自分であること」を確認する作業だろう。そういう時間を持つべきだということを、この4月、5月に気づかされ、そういう「一日の過ごし方」というものも徐々に確立できそうなところだった。
 そして、ニェネントとの生活がいかに大事なものであるかということに気づかされたのも、この4月、5月のことであった。

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 昨日も書いたように、次の週末にはニェネントの10歳の誕生日がくる。ニェネントは生まれてすぐにわたしの部屋で生活を始めたので、ニェネントが10歳になるということは、わたしのニェネントとの生活が10年になるということになる。震災とか母ネコのミイの死とか転居とかいろいろなことがあったけれども、これから先の生活を考えても、もっともっとニェネントを大事にして、そしてなるべくのこといっしょにいてあげたいと思う。そういうことでも「外出」というのは必要最小限にとどめたい。

 ツイッターを閲覧していたら、金井美恵子が去年の年末からこの3月あたりまで、わたしと同じく「慢性硬膜下血腫」の治療を受けていたことがわかった。彼女の場合は倒れて入院したのではなくして通院して病気を確認したらしく、手術を勧められたがそれを断って治療し、3月には全快したらしい。早い発見が治癒につながったのだろうが、わたしとほぼ同じ時期にわたしと同じ疾病をされていたということに、ちょっとばかしファン心理を刺激されてしまった。

 今日は午後から「GYAO!」で『トゥモロー・ワールド』をやっていたのを観ようとしたのだが、これは去年だかにも観ていてそれなりに記憶も残っている映画。「観なくてもいいか」とも思っていたのだが、そういう意識がはたらいたのか観ていて強烈に眠くなり、観るのをやめてベッドに移動して午睡に突入した。
 ところが目覚めてみると5時をとうに過ぎていて、3時間以上の昼寝になってしまった。起きてあわててニェネントの夕食を出して上げ、自分はご飯を炊いて夕食(また目玉焼きと野菜サラダ)にして、8時頃にはまたベッドに入って本を読んだ。昼寝をいっぱいしたから読書もはかどるかと思ったのだが、けっこう早々と寝てしまったようだ。