ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2023-08-11(Fri)

「Amazon Prime」の会費が値上げになるというニュースがあった。年契約の会費が4900円から5900円になり、月契約だと500円が600円になるのだ。 わたしも「Amazon Prime」の会員なのだが、「大した額でもないし、いつでもやめられる月契約でいいや」と、ずっと…

『ロング・ライダーズ』(1980) ウォルター・ヒル:監督

ロング・ライダーズ [DVD]デヴィッド・キャラダインAmazon この映画はそもそも、この映画にも出演しているジェームズ・キーチとステイシー・キーチの兄弟がテレビ映画『ライト兄弟』に出演したことから、「ジェームズ=ヤンガー・ギャング団」をまた兄弟でや…

2023-08-10(Thu)

夜になってまた眼の具合が悪くなり、普通にしていても、眼には痛みに近い感覚がある。「やはり昨日眼科医へ行くべきだったか」と思ったのだったが、駅前の眼科医は今日から来週の木曜日までは夏季休診になってしまう。 「何も最寄り駅にこだわることもないで…

『柔らかい肌』(1964) フランソワ・トリュフォー:監督

柔らかい肌 [DVD]ジャン・ドサイAmazon トリュフォーの4本目の長編映画だけれども、このときトリュフォーはイギリスで撮る次作の『華氏451』の準備に取り掛かっていたのが、「すぐには撮り始められない」とわかり、低予算でこの『柔らかい肌』を先に撮っ…

2023-08-09(Wed)

小笠原の南に新しい台風7号が発生して、北上している。来週のあたまには東海地方に上陸しそうだが、ちょっとコースが東にそれたらこのあたりを直撃することも考えられる。どっちにせよ、この日曜日からはしばらく雨がつづくという天気予報だ。豪雨になって…

『本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂』 アリソン・フーヴァー・バートレット:著 築地誠子:訳

本を愛しすぎた男: 本泥棒と古書店探偵と愛書狂作者:アリソン・フーヴァー・バートレット原書房Amazon この本は、「本泥棒」とそれを追う古書店のオーナーの「探偵」との話を、当人らに直接会って取材して記録したドキュメント。「本泥棒」といってもいわゆ…

『ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー』(2010) アントワーヌ・ド・ベック:脚本 エマニュエル・ローラン:監督

ふたりのヌーヴェルヴァーグ [DVD]フランソワ・トリュフォーAmazon 脚本を担当したアントワーヌ・ド・ベックという人はフランスの映画評論家で、「カイエ・デュ・シネマ」の元編集長。トリュフォーの評伝も編集されているし(この本は邦訳も出ている)、この…

2023-08-08(Tue)

朝起きたら、昨日ほどには眼の具合は悪くなかった。もちろん「完治」ではないのだけれども、「自然治癒」というところでこのまま治ってしまうのではないかと期待して、眼科医へ行くのはやめてしまった。このことが「判断ミス」にならなければいいのだけれど…

『大いなる眠り』(1978) レイモンド・チャンドラー:原作 マイケル・ウィナー:監督

大いなる眠り [DVD]ロバート・ミッチャムAmazon この映画の製作もまたエリオット・カストナーで、この人はアルトマンの『ロング・グッドバイ』以来、チャンドラーのフィリップ・マーロウ作品の映画化に入れあげていたみたいだけれども、本作はハワード・ホー…

2023-08-07(Mon)

昨日は午後に少し雨も降って「いいお湿り」になり、夕方からはそこまでに気温も上がらなかったようだったけれども、今日は一日中ガンガンに日が照っていて、とても外に出ようという気になれなかった。 わたしの眼の状態は昨日よりも悪化したようで、顔を洗っ…

『さらば愛しき女よ』(1975) レイモンド・チャンドラー:原作 ディック・リチャーズ:監督

さらば愛しき女よ(スペシャル・プライス) [DVD]ロバート・ミッチャムAmazon 監督のディック・リチャーズという人はもともと「ライフ」「エスクワイア」「ヴォーグ」などの雑誌で売れっ子のカメラマンだった人らしい。そういうところが、この映画のファースト…

2023-08-06(Sun)

ニェネントくんの背中の毛の固まりをほぐしてあげようとはしているのだけれども、しっかり「固まり」になってしまっている場所が多く、ほぐしてあげようと思ってもなかなかうまくいかない。長くやっているとニェネントくんも嫌がって逃げようとし、わたしに…

『三つ数えろ』(1946) レイモンド・チャンドラー:原作 ハワード・ホークス:監督

三つ数えろ [DVD]ハンフリー・ボガードAmazon 昨日、リイ・ブラケットという女性のことを学んだので、アルトマンが『ロング・グッドバイ』で彼女を脚本に選んだきっかけになったという作品、同じレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウもの、『三つ…

2023-08-05(Sat)

今日は土曜日なので、朝からラジオでピーター・バラカン氏の「ウィークエンドサンシャイン」を聴く。この日は年に一度の「50年前の曲を聴く」特集で、つまり1973年の音楽の特集。わたしは1973年というとイギリスとかのトラディショナル・フォークに夢中にな…

『ロング・グッドバイ』(1973) レイモンド・チャンドラー:原作 ロバート・アルトマン:監督

ロング・グッドバイ [DVD]エリオット・グールドAmazon チャンドラーの原作から映画用の脚本を書いたのは、リイ・ブラケットという人物なのだが、このリイ・ブラケットという女性の経歴はなかなか面白い。この人はSF作家として知られ、日本でも彼女の作品の…

2023-08-04(Fri)

このあいだ『アメリカのナボコフ』を読んだとき、その中に『ロリータ』の初版本の値の高沸をうけて『本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂』(アリソン・フーヴァー・バートレット著)という本が引き合いに出されていて、なんだか面白そうな本だった…

『大人は判ってくれない』(1959) フランソワ・トリュフォー:監督

大人は判ってくれない/あこがれ Blu-rayジャン=ピエール・レオAmazon なんてみずみずしい、素晴らしい映画なんだろう! これはフランソワ・トリュフォーの長篇第一作で、脚本にはテレビの脚本家のマルセル・ムーシーが協力している。原題は「Les Quatre Cent…

2023-08-03(Thu)

昨夜は満月の夜だった。8月の満月は「Sturgeon Moon」と呼ばれ、「Sturgeon」とは「チョウザメ」を意味するらしい。この時期が、アメリカの五大湖でのネイティヴアメリカンの人たちのチョウザメ漁が本格化するゆえの命名。「チョウザメ」というと「キャビア…

『白鯨』(1956) ハーマン・メルヴィル:原作 ジョン・ヒューストン:監督

白鯨 [DVD]グレゴリー・ペックAmazon わたしは昔、この原作を読んだことはある。「筑摩世界文学大系」の一冊で、阿部知二の翻訳だった。ストーリーから外れて「クジラ」のこと、そして「捕鯨」のことについての記述もいっぱいあり、いわば「鯨の百科全書」的…

2023-08-02(Wed)

昨日は、東京都心を含めて南関東一体でこのあたりのように雷雨になり、一部地域では「雹」も降ったらしい。「雹」による被害もあったようなのであんまり不謹慎なこともいえないけれども、この猛暑の時期に空から氷が降ってくれば、地上も冷やされて「天然の…

『アメリカのナボコフ 塗りかえられた自画像』 秋草俊一郎:著

アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像作者:秋草 俊一郎慶應義塾大学出版会Amazon 序 章:ナボコフと読者(オーディエンス)たち 第一章:亡命の傷―アメリカのロシアで 第二章:ナボコフとロフリン―アメリカ・デビューとモダニズム出版社 第三章:注釈の…

『I AM アルフレッド・ヒッチコック』(2021) ジョエル・アシュトン・マッカーシー:監督

I AM アルフレッド・ヒッチコック(字幕版)アルフレッド・ヒッチコックAmazon そもそもはカナダでのテレビ放映用として撮られた作品らしく、「ヒッチコック入門」的な総括的なつくりにはなっていたが、それでも興味深いところはいろいろとある作品だった…

2023-08-01(Tue)

ニェネントくんの背中の毛が毛羽立っているというか、「部分的に逆立って見えるなあ」と思って、ブラッシングするときに確かめてみると、なんと、背中に何ヶ所か、グリースでも塗りつけたように毛が固まってしまっているところがあった。 どうしてこんなこと…

2023年07月のおさらい

Book: ●『熊 人類との「共存」の歴史』 べルント・ブルンナー:著 伊達淳:訳 ●『プニン』 ウラジーミル・ナボコフ:著 大橋吉之輔:訳ホームシアター: ●『ダイヤルMを廻せ!』(1954) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『裏窓』(1954) アルフレッド・ヒ…

『アース』(2007) アラステア・フォザーギル、マーク・リンフィールド:監督

アース スタンダード・エディション [DVD]地球Amazon ドイツとイギリスの合作映画で、おそらくはBBCの主導のもと、脚本にはデヴィッド・アッテンボローらの名も見られる。5年の歳月をかけ、地球全体に視野を広げて動物たちの営みを捉えた作品。ドローン…

2023-07-31(Mon)

今日で7月も終わりだ。月が替われば涼しくなればいいのだけれども、まだまだ「夏」真っ盛りの日は続くのだ。 今、オーストラリア&ニュージーランドで「FIFA女子ワールドカップ」が行われていて、日本チームが快調に勝ち進んでいることはニュースで知ってい…