ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-08-07(Mon)

 昨日は午後に少し雨も降って「いいお湿り」になり、夕方からはそこまでに気温も上がらなかったようだったけれども、今日は一日中ガンガンに日が照っていて、とても外に出ようという気になれなかった。
 わたしの眼の状態は昨日よりも悪化したようで、顔を洗っても水が目にしみて痛みを感じるまでになった。だから今日は駅前の眼科医へ行きたかったのだけれども、外は「危険な暑さ」に思える。スマホで天気予報を見ると、明日は今日よりも2℃ほど気温も低いようだし、朝から「曇り」ということなので過ごしやすいのではないかと思える。外出するにも明日の方がいいだろうと、今日もまたガマンすることにした。いつまでもガマンを続けて眼の状態が悪化して、まさか失明したりなどということがなければいいが。

 今日もニェネントくんの背中の毛の固まりをほぐしてやるのだけれども、すっかり固まってしまっていてほぐしようもないところが多い。それでも毛を引っぱってほぐしているとさすがにニェネントくんも怒り始め、「シャ~ッ!」とはやらないけれど、わたしの手に噛みついて逃れようとする。いつまでもこの作業をつづけていると、ニェネントくんのわたしへの信頼も失われてしまいそうだ。

     

 昨日はとなりの柏市で市議会選挙の投票日だったのだけれども、投票率は31パーセントぐらいで、過去最低だったそうだ。この暑さ、投票に出かけたくないという気もちもわからないでもないけれども、そこはみんながんばるべきだ。
 開票結果を見ると、そんな投票率が低かったせいで組織票が生きるのか、全36議席のうち公明党が7議席でトップなのだ。自民党は5議席共産党が4、立憲民主党が3、維新が2などという結果。国会もこ~んな議席配分だったら面白いことだろう。

 今日のニュースで、国立科学博物館が標本、資料の収集・保管資金が大幅に不足していると、この日一般から寄付を募るクラウドファウンディングを始めたという。目標額はとりあえずは1億円だったというけれど、この日の夕方、開始してから9時間半で目標額1億円に達したのだという。
 しばらく前にも、科学博物館の資料の保管が危機に瀕しているとの報道を見たばかりだったが(保管場所は上野だけではなく、つくば市にも大きな研究~保管施設がある)、保管には温度や湿度の管理が必須で、おろそかにすると大事な標本などにカビが生えたり腐敗したり、ダメになってしまうのだ。
 「国立」なのだから本来は国の予算で何とかすべきだろうとも考えるが、科学博物館の収入の8割は国の運営費交付金なのだが、それ以外は入館料などで賄わなくてはならない。それがコロナ禍のために入場者は激減するし、今年は電気代も値上げされている。ある面でこれは「非常事態」で、やはりこれは国が援助してこそ「文化国家」といえるだろうとも思うが、政府は「防衛費」は増大させても、こういう国の文化面の発展には無関心のように思える。
 とりあえずクラウドファウンディングで目標額にすぐに達したことは喜ばしいことだと思うが、それで「よかったね」といっていていいものなのか、疑問には思う。

 午後からはまた「フィリップ・マーロウ」映画で、昨日のロバート・ミッチャムがまたマーロウを演じた『大いなる眠り』を観た。つまりはボガートがマーロウを演じた『三つ数えろ』のリメイクだ。舞台がなぜかイギリスに移されてしまっていて、「イギリスのフィリップ・マーロウかよ!」という感じ。う~む。
 読んでいる『本を愛しすぎた男』も残り少なくなり、順調に行けば明日には読み終えるだろう。さあ、次は何の本を読もうかな。