朝起きたら、昨日ほどには眼の具合は悪くなかった。もちろん「完治」ではないのだけれども、「自然治癒」というところでこのまま治ってしまうのではないかと期待して、眼科医へ行くのはやめてしまった。このことが「判断ミス」にならなければいいのだけれども、明後日からは眼科医も夏季休診になってしまうので、行くのなら明日までという感じ。
今日は、先月7月のわが家の支出明細を計算してみた。さすがに暑くなって食欲も落ちたせいか、食費は最近ではいちばん少なくなっていた。ただし先月はおつまみで「いかのなんこつ」をやたらに買ってしまったので、「おつまみ代」が増加してしまった。もう「いかのなんこつ」にも飽きているから、今月はこんな「おつまみ代」にはならないだろう。
先月のはじめから「赤ワイン」を飲むようになったけれど、そ~んなに飲むわけでもなく(飲まない日もけっこうある)、月に3千円ぐらいのものだった。「健康のことを考えるとワインを飲んでいた方が良いようだ」と飲んでいるが、はっきり言って好きなわけではない。もうすっかり、以前のように「酒が飲みたいなあ」などと思うこともなくなってしまった。
全体に先々月の支出に比べると1万円以上支出も増えてしまった。まあ先々月は自分でも驚くほど支出が少なかったのだけれども、先月の結果は、せっかく食費を減らせたのだから、もう少し抑えることが可能だったろうとは思う。
午前中、10時ぐらいから北のスーパーへ買い物に出たのだけれども、昨日の天気予報ではこの日は朝から曇りといっていたのにけっこう青空が拡がり、外を歩いていても暑かった。それでも北の空には大きな積乱雲が湧き上がっていて、いかにも「夏の空」という感じではあった。
この日の買い物はいつものバナナとバターロールパン、それとこのところお気に入りの「冷やし中華」の麺を買い、ニェネントくんのネコ缶も買った。もうおつまみで「いかのなんこつ」など酒飲み用の塩気の多いおつまみを欲しいとも思わなくなっているけれど、この日はチョコレート類が食べたくなり、安かったアーモンドチョコレートを買って帰った。
昼食にはその「冷やし中華」を食べ、そのあと『ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー』というドキュメンタリー映画を観た。ゴダールの初期短編映画(断片)を観ることが出来たし、わたしの知らなかったこの二人の確執の実際を知ることも出来た。終盤は、この二人のあいだにはさまれたジャン=ピエール・レオが主役だったか。
映画を観たあとは読んでいた『本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂』を読み終えて、寝るときは、むか~し図書館の廃棄本でいただいていた柄谷行人と岩井克人との対談、『終りなき世界』というのを読み始めた。もう30年も前の本で世界情勢も今とは違うのだけれども、そんな「世界の読み方」でも、今でも学べるところはあるだろうと思ったのだ。