ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2020-07-12(Sun)

夜中に目が覚めて横をみると、ベッドの横のキャットタワーの低い段にニェネントが乗り、じっとまっすぐにわたしを見つめていた。朝ごはんの時間に近いのでわたしがごはんを出すのを待っているのかと思ったが、時計をみるとまだ3時前で、朝ごはんの時間には…

『レベッカ』(1940) ダフニ・デュ・モーリア:原作 アルフレッド・ヒッチコック:監督

レベッカ(字幕版)メディア: Prime Video 原作は同じヒッチコックの『鳥』の原作者でもあるダフニ・デュ・モーリアによるもので、一方で『鳥』のような動物パニックもの(?)を書き、一方でこの『レベッカ』のような「現代のゴシック・ロマン」といえる作…

2020-07-11(Sat)

朝起きてリヴィングへ行くと、窓からまぶしいぐらいの陽光が射しこんでいた。こういう「窓からの陽光」というのを、すっかり忘れていた気がする。今年は長い長い梅雨だけれども、もうそろそろ終わりにしてもらいたい。 土曜日なので朝はFMで「ウィークエン…

2020-07-10(Fri)

今日は東京でのCOVID-19新規感染者数は243人に増加した。それでわたしの勤務先のビルのとなりに、「兄弟会社」といってもいい会社の入ったビルがあって、わたしの勤めるビルとの人の行き来が多いのだけれども、その隣のビルに勤める人に、COVID-19陽性感…

『見知らぬ乗客』(1951) パトリシア・ハイスミス:原作 アルフレッド・ヒッチコック:監督

見知らぬ乗客(字幕版)メディア: Prime Video パトリシア・ハイスミスの原作の出版が1950年のことだから、よく言われるように翌1951年にヒッチコックが映画化・公開したというのはいかにもスピーディーなこと。このときヒッチコックは「自分の撮り…

2020-07-09(Thu)

7月に入って、スーパーやコンビニでは「レジ袋」が有料になった。わたしはずっと前から「マイバッグ」を持参して買い物してたのでいちおう関係はないが、ただ、これまでポイントカードに「エコポイント」とかいってポイントが加算されていたのがなくなって…

『見知らぬ乗客』パトリシア・ハイスミス:著 青木勝:訳

見知らぬ乗客 (角川文庫)作者:パトリシア・ハイスミス発売日: 1972/02/28メディア: 文庫 パトリシア・ハイスミスの長編デビュー作。彼女は普通に文芸作品として書いたつもりだったらしいけれども、一般にミステリー作品と受けとめられ、以後そういうミステリ…

2020-07-08(Wed)

朝、家を出てみると、東の空に薄く、朝焼けがみられた。このところ毎朝暗い雲に覆われた空だったので、晴れた空ではないのだけれども気もちは少しさわやかになる。 それでも日中にはまた雨も降り、いったいこれで何日、雨の降る日がつづいているのかと思う。…

『ミッドウェイ海戦』(1942) ジョン・フォード:監督

ミッドウェイ海戦/ドキュメント真珠湾攻撃 [DVD]発売日: 2011/03/04メディア: DVD 従軍したジョン・フォード自らカメラを手に撮影したというが、彼自身がゼロ戦の掃射を受けて重傷を負ったという。第二次世界大戦のドキュメントでは珍しいカラー映像。戦闘の…

2020-07-07(Tue)

ニェネントの、鼻の黒ずみはこういう感じ。特にどうということはないと思うのだけれども、せっかくの美貌が‥‥。 九州の豪雨はだんだんと東にも移動してきて、今日は岐阜や長野で強い雨だという。このあたり、東京周辺でもケータイには独自の警報が流れてきて…

2020-07-06(Mon)

ニェネントの、鼻すじのところ、鼻の頭よりちょっと上のあたりが黒ずんでしまった。汚れのせいではなく、前にかかった「ネコニキビ」に似ている感じだけれども、「ネコニキビ」は下あごに出る症状で、鼻には症状は出ないという。ネットで調べて、その症状の…

『吉原炎上』(1987) 五社英雄:監督

吉原炎上 [DVD]発売日: 2014/03/14メディア: DVD タイトルバックに斎藤真一の絵が映されるのだけれども、この映画の原作(原案)はその斎藤真一氏の著作からなのだという。彼に瞽女(ごぜ)のことを書いた(描いた)『越後瞽女日記』などの著作があったこと…

2020-07-05(Sun)

九州は今日も豪雨だというが、このあたりは昨日のように朝から曇天。午後には雨になるかもという。注文していた本(ナボコフの『ベンドシニスター』)が10時過ぎに届いたので、早いうちに買い物に行くことにした。今日は電車に乗って、2つ向こうの駅の前…

『ルートヴィヒ』(1972) ルキノ・ヴィスコンティ:監督

ルートヴィヒ デジタル完全修復版 [DVD]発売日: 2017/07/07メディア: DVD 豪華絢爛たる映像と重厚な演出。4時間の大作だけれども、飽きることなくあっという間の鑑賞だった。 作品は19世紀のバイエルン王ルートヴィヒ2世の、即位から失脚、その死までを…

2020-07-04(Sat)

熊本で集中豪雨。かなりの被害が出ていて朝からテレビはその報道ばかりをやっている。ウチのあたりは曇天で雨は降っていないので、朝から洗濯をしたりした。外に干すとそれでもかなり風が強いようで、干した洗濯物がよれよれになってしまった。午後になって…

2020-07-03(Fri)

今日は仕事を終えたあと、国分寺の「てんかん」専門のクリニックへの、三ヶ月に一度の定期通院の日だった。今日は特に検診というものもなく、ただ処方薬をもらいに行くだけのような通院。三ヶ月前の通院は「慢性硬膜下血腫」から退院してすぐのことで、思い…

『変身の恐怖』パトリシア・ハイスミス:著 吉田健一:訳

変身の恐怖 (ちくま文庫)作者:パトリシア・ハイスミスメディア: 文庫 まずはこの作品が、日本でパトリシア・ハイスミスが受容される初期の段階で、よりによって吉田健一によって翻訳されて出版されたということを考えてみたくなる(ちょっと長くなるけれども…

2020-07-02(Thu)

今日から、朝に駅まで歩く道も、先日歩いてみた道で行くことにした。ちょっとだけ遠回りになるが、国道に沿って歩かなくていいし、この時間なら人も車もまるで通らない道。ひとりで歩くのが爽快だ。 わたしはもうすっかり、何もかも「ひとり」という生活が当…

『なまいきシャルロット』(1985) クロード・ミレール:監督

なまいきシャルロット [DVD]発売日: 1999/01/25メディア: DVD さいしょのタイトル部の映像が何だかわからなくって、「何だろう?タイプライター?」とか思っていたら実はジュークボックスのターンテーブルのところで、60年代っぽいフレンチ・ポップスが流…

2020-07-01(Wed)

仕事を終えてウチに着き、ドアを開けるとニェネントが例のソファーの上で丸くなっているのがみえた。わたしが帰ってきたのでわたしのいるドアの方にすっとんできた。新しいソファーが「なんだ、これは居心地がいいじゃん!」と気に入ってくれたのだろう。わ…

2020年6月のおさらい

Book: ●『ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界』阿部謹也:著 ●『黄金の壺』ホフマン:著 神品芳夫:訳 ●『夜のみだらな鳥』ホセ・ドノソ:著 鼓直:訳 ●『11の物語』パトリシア・ハイスミス:著 小倉多加志:訳 ●『動物好きに捧げる殺人読本』パトリシ…

2020-06-30(Tue)

ニェネントの誕生祝いに買った「シェルター/ソファー」、ニェネントはぜんぜん使ってくれないなと思っていて、それでもリヴィングに置きっぱなしにしておいた。しばらくはシェルター仕様にして穴の中にもぐり込むかたちにしていたのだけれども、「やはり季…