ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-07-01(Wed)

 仕事を終えてウチに着き、ドアを開けるとニェネントが例のソファーの上で丸くなっているのがみえた。わたしが帰ってきたのでわたしのいるドアの方にすっとんできた。新しいソファーが「なんだ、これは居心地がいいじゃん!」と気に入ってくれたのだろう。わたしとしても、プレゼントが気に入ってくれてとてもうれしい。

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 今日は雨が降ったりやんだり、そして風の強い一日だった。もう白米がなくなったので買い物に行きたいと思うが、明日ならば木曜日で、駅を二つ隔てたところの駅前のスーパーは1割引きの日だなと思ったのだが、今はどこのスーパーもそういう曜日サーヴィスとかいうのをやめてしまっている。ネットで調べるとやはり今は「木曜1割引き」というのはやっていないようだった。「それならどこで買っても同じことだな」と思い、普段の通常売り値が安いところがいいかということだが、記憶では北のスーパーがいちばん安いけれども、安いのは「標準米」なわけで、それ以外のもうちょっとクラスが上の米は、手前のウチからいちばん近いスーパーと同じような価格だ。「ではいちばん近いスーパーでいいか」と、買い物に出ようとしたら雨がポチポチと落ちてきた。買い物に出てとちゅうで雨が激しくなってもいやなので、「やめようか」という感じで部屋に戻った。
 それがしばらくしたら外の空が明るくなり、見てみると雨も降っていなくって、この空模様だと雨も降りそうに思えなかったので買い物に出ることにした。

 このスーパーは、「もやし」がどこよりもいちばん安い。普段から一袋18円で、たまにセールのときには10円になったりする。まあ「もやし」は傷みやすいし、しょっちゅう「もやし」ばかり買ってもいられないけれども、経済的な食材なので10日に一回ぐらいは買う。今日も買うことにして、安かったツナ缶を買い、米の売り場にいってみる。するとラッキーなことに5キロ1780円の白米が20パーセント引きで売られていた。「なぜ割引対象になっているのか」とみたら、どうやら精米日が半月前のせいみたいだ。そんな、半月ぐらいのことならば無問題である。なんか得した気分で買い物をすませた。

 夕方、今日の新しいCOVID-19感染者の数は67人になったとの報道だった。日ごとに増加していてヤバいのだが、国も都も何らの具体的な対策をとろうとはしないようだ。何ということだろう。特に東京都は、これからは数値的なデータは参考にしないようなことを言い出したようだ。つまり、「何もやらない」ことの言い訳だろう。
 今週末日曜日には東京都知事の選挙の投票日なのだけれども、こんな状態でも現職の小池都知事が圧倒的に有利なのだという。今現在「何もやらない」都知事を再選すれば、これからも「何もやらない」だろう。東京都民は「それでいい」と思っているのだろうか。まあ国民のことを何も考えない安倍首相が8年も首相の地位に居座っているわけだし、もうすっかり日本という国は狂ってしまっている。

 そんな報道を見たあと、「GYAO!」で『なまいきシャルロット』を観た。この映画のタイトルは知っていたが、そんなタイトルから「わたしなどが観る映画ではないだろう」と思い込んでいたのだが、監督はクロード・ミレールだし、ベルナデッド・ラフォンやジャン=クロード・ブリアリも出演していて、ほとんどヌーヴェルヴァーグ映画みたいな布陣なのだった。こういうチャンスでもなければ観ることもなかった映画だっただろうけれども、観ることができてよかった作品だった。