ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-02-09(Thu)

 この日も比較的暖かく、「もう春も近い」という感じなのだけれども、明日になると東京やこのあたりでも雪になるという。気温も上がらずに寒い日になるようだ。そんな日は外に出ないで一日家にこもっていたいものだが、明日は「失業保険申請」の認定日で、また松戸のハローワークへ行かなければならない。イヤだけれども仕方がない。ただ、朝から雪になったりして電車が止まったり大幅に遅れたりしなければいいのだが(東京近郊の交通機関は「雪」に弱い印象があるもので)。まあ予想積雪量も「1~5センチ」というから「大雪」というのでもなさそうだけれども。

 けっきょくわたしは今日も、一歩も外に出なかった。食糧もニェネントくんの分も合わせてもけっこう買い込んであるので、やろうと思えば半月ぐらいは外に出ないで生活が出来るとは思う。
 それでこの日は写真も撮らなかったので、2日前にウチのそばの空き地で撮ったハクセキレイの写真を。このハクセキレイは、いつもわたしが出会うハクセキレイとは別のコなのだ。

     

 午前中、「U-NEXT」の配信映画にはどんなのがあるのだろうと、ざ~っとチェックしてみたのだが、そうすると「U-NEXT」では観られないと思っていた『ゴジラ』の第一作も、ちゃんと「見放題」で観ることが出来るのがわかった。
 別の映画系のサイトでは、この『ゴジラ』は「配信中の動画配信サービス」の中に「U-NEXT」は含まれていなかったので、てっきり観られないものと思い込んでいた。
 「なんだ、観られるのか」と、午後からはさっそくその『ゴジラ』を視聴したが、そうすると、いつもあてにしていた映画系のサイトでの記述は信用できないなということになり、『ゴジラ』を観終えたあとに、ダイレクトに「U-NEXT」のサイトで「どんな映画が観られるのか」チェックしてみた。
 そんなリストをみていると、「そうか、そういう映画もあったなあ」ということも思い出され、わたしは基本はどんな映画も記憶していないので、「あれも観たい、これも観たい」という映画のオンパレードになってしまった。途中から「今後のため、これは記録しておこう」とメモ用紙に書き留め始めたのだが、「洋画」の方のチェックだけでも、百本ぐらいも「観たい映画」をメモってしまった(やはり「観られない」と思っていた、ジャームッシュ監督の『パターソン』も視聴可能なのだった)。これはとても、「31日間無料」期間のあいだに観切れる本数ではない(さらにまだ、チェックしていない「邦画」もあることだし)。うれしかったのは、キアロスタミ監督やカウリスマキ監督の作品が複数観られることだったが、他にも今まで観たかったが観ていなかった、ヴェンダース監督の『都会のアリス』や『さすらい』、そして『回り道』などもリストにあったことだ。

 こうなると、今契約している「Amazon Prime Video」は解約してしまって、「U-NEXT」の方にちゃんと契約した方がいいかもしれない。そもそも「Amazon Prime Video」よりも「U-NEXT」の方が観ることの出来る作品は圧倒的に多いようだし、ひとつ考えてみよう。
 それで夕方からは、またエドガー・ライト監督の『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』を観た。

 例の、同性婚に反対し、差別する発言で総理大臣秘書官が更迭された問題で、「そもそもはオフレコの場での発言だったから行き過ぎだ」とか、「発言をしなくてもそういう思想・心情を持つものを止めることは出来ない」とかの擁護意見(?)が散見されるが、考えてほしいのは、150年前のアメリカでは「先住民」は敵であり、抹殺される者としか見られなかったこと、また、わずか6~70年前には「アフリカ系住民」にはほとんど人権はなく、差別されまくったわけである。
 それを人々は「それは間違った考えだ」と、同じ人間として共に生活しているわけだ。今では例えプライヴェートの席でも「先住民」や「アフリカ系の人」を差別するようなことを言えば「何を言ってるんだ」と非難されることだろう。過去には差別するのが当然だったが、人々は考えを変えて「差別撤廃」へと動いて、今の世界がある。それは今はLGBTQの人々になされなければならないことだろう。細田首相が「社会が変わってしまう」ということは、「社会を変えなければならない時だ」とされなければならないと思う。
 保守反動的な人間の集団とも思える「自由民主党」などでは、皆が同じ差別意識を持っているだろうから党内でそ~んな「差別発言」をしても問題にならないのだろう。だからそういう空気に慣れっこになっている自民党員は、党の外に出ても口をすべらせて「差別発言」をしてしまう。「女性差別発言」の常連、森元首相などそのクチであろう。