ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-04-14(Fri)

 この日の気候はとても快適で、散歩がてら買い物に出かけようかとも思ったのだけれども、自分では「買い物は明日の土曜日」と決めてあったので、今日も買い物をするときっと無駄な買い物になってしまうだろうから、買い物は我慢するのだった。「買い物は明日」と決めたのは、明日ならばスーパーの割引もあるし、ポイント付加も大きい日だからなのだ。なんだかスーパーの商売に乗せられてるかとも思うけど、買う方の「得」になることなんだから、活用したいのだ。
 そうするとけっきょく、外はいい天気だったというのに、また一歩も外に出ない一日になってしまった。そして買い物に行こうと思っている明日は天候が崩れ、ずっと「雨」になるだろうという予報なのだ。

 テレビのニュースショーはやはりどのチャンネルも、昨日の「Jアラート」のことを盛んに取り上げている(昨日は大谷翔平は「休養日」だったのだ)。この件に関して野党のみならず与党からも、検証や改善が必要との声が上がっているという。
 なんでも昨日は、レーダーでミサイルを探知してまもなく、レーダーはミサイルを見失ってしまったらしいのだが、ミサイルの進路からの計算ではミサイルが北海道周辺で落下するおそれがあるとなったため、「Jアラート」を出したのだという。
 その後北海道周辺に落下の可能性がないことが確認されたので、「訂正情報」を発信したという。
 わたしなどは、日本の領域内に落下の可能性がなくなったのであればその時点で「Jアラート」を「解除」すべきだと思うのだが、わたしの記憶では昨日はさいごまで「解除」の発信はなかったと思う。いわば「なしくずし的」に「Jアラート」はいつの間にか消滅してしまったみたいだった。やはりしっかりと検証していただくべきであろう。

 わたしは午前中は、昨日観たドキュメンタリー映画『レニ』のことをあれこれと考え、その周辺のことを調べたりしているうちに昼になってしまった。

 昼食はまたまたインスタント・ラーメンですませてしまい、どうもこのところヘルシーな食生活を送っていない感がある。食事を終えてリヴィングの窓の外をみると、ウチの窓の外の地面にハクセキレイが降りて来ていたのだった。最近はもうすっかりハクセキレイの姿を見かけなくなっていたので、ずいぶんと久しぶりだ(いつもウチの近くで見かけていたハクセキレイなのかはわからないが)。わたしがカーテンを開ける音で飛び立って行ってしまったけれども。
 それでそのあとはまた午睡をし、起き出してからネットを見ていると、ボブ・ディランの日本公演(一昨日の東京公演)で、彼がグレイトフル・デッドの名曲「Truckin'」をカヴァーして歌ったのだというニュースがあった。わたしもこの「Truckin'」という曲は大好きだけれども、しかしこの曲とボブ・ディランの結びつきというのがイメージしにくいのだった。この件はアメリカでも話題になっているようで、「ディランがグレイトフル・デッドの「Truckin'」をカヴァーした!」と報じられているようだ。

      

 そのサイトには、その東京公演で観客が録音したという音源がYouTubeにアップされているものがリンクされていた。聴いてみると、さすがにバックバンドの演奏はしっかりしてるし、何よりもしばらく前にわたしが「気に入らない」と書いたディランの声も、ここではとっても聴きやすいものだし、原曲を崩さずにやってもいてわたしも気に入ってしまった。
 しかしこういうの、いいんだろうか? 昔はライヴ会場で観客が録音したものをネット上にアップすることは「ご法度」で、すぐに消去されてしまっていたと思う。
 わたしもまたあとになっても聴きたいから、とりあえずここにリンクさせておくけれども、そのうちにフッと消えてしまうかもしれない。

 この日も「Amazon Prime Video」で何か映画を観ようと思い、今までその映画の長さが3時間近くあるので敬遠していたチェコの映画(ウクライナとの合作)『異端の鳥』を観ることにした。
 この映画の原作の本はわたしの若い頃に翻訳が出ていて、そのカヴァーのイラストとか今でも何となく記憶している。ひょっとしたら読んでいたのかもしれない。

 観終わってみると、ラストへの流れで強い感銘を受けてしまい、映画が終わったあとにポロポロ泣いてしまった。とってもいい映画だった。
 夕食にはちょっとはマトモなものをつくろうと、買ってあった白菜と豚肉を炒めて牛乳で煮込んで、栄養たっぷり(だろう)の豚肉と白菜のクリーム煮をつくった。やはり白菜はいろいろと便利な食材だ。