ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-05-03(Sun)

 Stay Home27日目。体温は35.9度。今日も気温が上がって、半袖Tシャツで一日過ごしたけれども、寝るときにはさすがにちょっと寒くなった。今日もリラックスした一日で「自粛疲れでストレスを抱えて日々を過ごしていらっしゃる皆様、申し訳ない」という感じで、本を読み、ネット配信の映画を観て、買い物に出てチャッチャッと食事をして一日を終える。これであと、もうちょっと自分自身のやりたいクリエイティヴ(?)なことができるようになれば、申し分のないタイム・スケジュールになるだろう。
 「たまにはパッと外食しておいしいものを食べたいな」などと思ったりもするけれども、やはりそのリスクを考えると二の足を踏むし、すでに近所の個人経営の食堂などは皆休業してしまっている。「スーパーで弁当を買うのとかどうだろう?」とも思うが、けっきょく部屋に持ち帰って食べる弁当はありきたりなものばかりで自炊の方がマシな気がする。有名な仕出し屋のおいしい弁当とか売られていれば、たまには買ってみたい気もするけれども。

 ヨーロッパの各国は「COVID-19の峠も越した」としてロックダウン処置をゆるめ、経済活動も再開する動きがあるようだ。韓国や台湾、中国ですらパンデミックは収縮し、日常が戻ろうとしているようだ。そんな中で、対策に失敗したトランプ大統領アメリカ合衆国、そして安倍首相の日本とだけが出口が見いだせないでいるのではないのか。
 日本は「緊急事態」を5月末まで延長するけれども、政策として「どうしよう」という対策はやはり出されないままで、相変わらず「人との接触を8割減らそう」と国民に丸投げするだけ。そしてNHKのニュースでは、いろいろなスポットの人出が去年とかと比較して何パーセント減ったかということばかりを報道する。つまり、政府の言った「8割減らそう」ということを国民がどれだけ守っているのかをチェックしている。これで感染者がいつまでも減少しなければ、つまりは国民が政府の言うことを無視した結果なのだ、悪いのは国民であるということにされてしまう。このあまりに安直な報道は、無為無策の政府にとって喜ばしい限りの報道だろう。これでは政府の「自粛要請」はいつまでもいつまでも継続されるままになり、どこでこの「緊急事態」を回避すればいいのかのタイミングなど見つからないのだ。
 今日になって、(予想されたことではあったが)安倍首相はこのCOVID-19まん延情況から、「改憲」が必要であると言いはじめた。自分の無能ぶりを棚に上げたまま、とんでもないことである。幸いにもタイミングよく行われたアンケート調査では、70パーセント以上の人が「今は改憲などより先にやることがあるだろう」と答えていて、ちょっとはホッとすることができる。

 前に書いたように、ネットでさまざまな映画や演劇、舞台公演の映像が見られるようになっていて、たいへんにうれしいことであるが、今日は「Gyao!」というYahooの無料動画サーヴィスをチェックすると、「そんな作品が無料で観ることが出来るのか!」というのがあって、「これは大変だ」状態だった。今日はとりあえず、『世にも怪奇な物語』を観た。
 食事のあとにはテレビで「ハリモグラ」という動物を調査するドキュメントを見た。かわいくて不思議な動物だ。オーストラリアは常識外れの動物の宝庫だと、改めて思った。

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