しかし寒くなった。朝起きてしばらくは電気ストーブでも部屋は温まり切れないので、「何て寒いんだ」と震えている。ニェネントくんもわたしといっしょにストーブのすぐそばにしばらくは丸くなっていて、やはり寒いのだろう。しばらくストーブの前で暖まったあとは、和室のベッドの上の布団の中にもぐり込んでしまうのだが。
カレンダーでも、もう「お正月」でもないという日にちになったけれども、お正月のあいだに何通か「年賀状」を受け取った。大事な友人からの賀状もあるので、遅くなったけれどもやはり返事で年賀状は出しておきたい。いつもはニェネントくんの写真とかを貼って出していたけれども、今年は自分で絵でも描いてみたいな、などと考えていると、わたしのことだからどんどん実行するのが遅くなってしまう。
一般の暦では明日の土曜日からは「3連休」のようだから、出来たらそのあいだに描きたいなとは思っている。
昼食に、昨日買った(あまりおいしくなかった)伊達巻をちょこっとフライパンで炒め、マヨネーズを和えて食したらけっこう美味になった。まあ単に、わたしがマヨラーだというだけのことかもしれないが。
さてテレビでも報道バラエティ番組の放送がはじまり、いつの収録だかわからないけれども、国内に海外からの観光客が増加したとの報道が多い。しかしじっさいにはそういう「規制解除」とは裏腹に、このところ国内での「COVID-19」新規感染者数は増加していて、この年末年始の週間新規感染者数は世界最多だったという。そんな状態で規制緩和してもいいのだろうかとも思うが、もう3年も連続しての規制には一般から「もうやってられない」との声も大きいのだろう。そのあたりのことはそんな「報道バラエティ番組」でも深くは追及しないみたいだ。
一方で今、世界から追及され始めているのが中国で、先月の政権批判をこめた「白紙運動」以降それまでの「ゼロコロナ政策」を終わらせ、年末の習近平のコメントでは「中国はコロナに打ち勝った」との「勝利宣言」をぶち上げた。しかしじっさいには去年12月だけで2億5千万人の「新規感染者」があったといい、中国の感染症専門家は「北京の市民の感染率は80パーセント」だと語ったという。報道では「COVID-19」での死者も増加し、状態は「医療崩壊」であり、火葬場は遺体の処理に追いつかないともいう。
このような状態でも中国は国民の海外出国の規制すらゆるめるあるさまで、日本を含めてさまざまな国では、入国しようとする中国国民に対しての独自の「水際対策」を実施するという。
このことに対して中国当局は「それは政治的判断だ」と抗議しているという。
こういう現実からは、もう中国は「COVID-19」対策をすべて放棄し、自国だけでなく世界を「COVID-19禍」に巻き込んでしまおうと決意したように思えてしまう。どうも中国はこの件で、国際的な評価を一気に下げてしまうようではあるが(ひょっとしたら、習近平が退陣しなければ国際的評価は取り戻せないかもしれない)。
実は昨日の朝の番組で「埼玉」の特集をやっていて、そこで映画『翔んで埼玉』のこともいろいろと語られていて、それを見ていると「『翔んで埼玉』って、何だか面白そうだな!」な~んて思ってしまい、ちょっと調べてみると麻生久美子が「千葉県民の代表」みたいに出演していることも知り、運良くAmazon Primeで無料公開もされていて「これはやはり見てみよう!」と、この夜に観てみたのだった。
けっこうこの千葉県もディスられていて、まるで荷物運搬車のような常磐線とか野田ナンバーのリヤカーとか、笑かせてもらった。バカバカしいことをマジメに撮るという、なかなかに楽しい映画ではあった。