ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-05-24(Sun)

 Stay Home48日目。今週中にもまた仕事が始まるのかと思うと、正直ゆううつになってしまう。情けない話というのか、まずはニェネントとずっと、一日中いっしょにいたいという思いで、すっかりニェネントに情が移ってしまったのだ。

 今日はいちにち晴れて気温も上がるという。早い時間に久々に洗濯をして外に干した。晴れた空が気もちよかった。午前中、もう米がなくなるので「自宅待機中に早めに買っておこう」と買い物に出た。スーパーへの道の途中、先日野良ネコを見かけたところで、また同じ野良を見かけた。このあたりには以前は4匹ぐらいの野良ネコがたむろしていたのが見られたのだけれども、いつしか見かけなくなってしまった。この野良はその4匹の残った1匹だろうか。

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 今日行ったスーパーも今は現金をチャージしてそれで支払えるポイントカードを導入していて、わたしも使っているのだが、今日の分3000円をチャージしようとしたら、まちがえて3000円のボタンを2回押してしまった。自分では取り消しできないので、係員を呼んだのだけれどもなかなか来ない。「ま、どうせこのスーパーにはしょっちゅうくるわけだからいいか」と、トータル6000円チャージしてしまった。まあしばらくはチャージしなくていいわけだろう。

 帰宅して、また最近のいつものように音楽を聴きながら本を読む。ニェネントもわたしのそばに横たわっている。ちらっとニェネントをみると、わたしに直角の角度でからだを伸ばし、足もまっすぐに伸ばしていて、頭を起こしてわたしの方を見て、前足を曲げている。そのさまが、なんだか昔のビキニとかのピンナップガールがよく取っているセクシーなポーズに見えたものだから、笑ってしまった。まあニェネントは、ネコとしてはピンナップガールをやれるような若さではなくなってしまったが、ちょっとイイ線行っていたかな(残念ながら、この絶好のシャッターチャンスを逃してしまった)。

 読んでいる金井美恵子の『恋愛太平記』ももうじき読み終えそうだけれども、とにかくは小説の中で登場人物がやたらと酒ばかり飲むわけで、読んでいるとなんだかお酒が飲みたくなってしまうのだった。先日缶ビールを買って飲んだときには「そんなに旨いものではないな」と感じて、「禁酒、断酒もたやすいことだ」とは思ったのだったけど、急にビールではない酒が飲んでみたくなり、「ま、いいか」とコンビニに酒を買いに出かけた。

 このコンビニへの道の途中に家一軒分ぐらいの空き地があるのだけれども、ここにはいつもいろんな雑草の花が交代交代に咲いている。たくさん咲くので、あたりの民家が玄関とか垣根に咲かせている花よりも美しい気がする。この日はオレンジ色のきれいな花がたくさん咲いていた。何の花だかわからず、帰宅して撮った写真で画像検索してみたのだが、「ヒメキンセンカ」という花ではないかと思う。

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 コンビニに着いて棚を見ると、そんなに高くはない見たことのないスコッチ・ウィスキーが売られていたので、それを選んで買ってみた。帰宅して、カップに氷と水を入れてウィスキーを加えて飲んでみた。
 「何だ、やっぱり旨いじゃないか」という感じで、2杯飲んで「ちょっとアルコールがまわったな」というところで、「ここで飲み過ぎるといけない」とストップ。まあ毎日飲んでしまうことを避け、ときどき今日ぐらいの分量を飲む分には悪影響もないだろうと、都合のいいことを思うのだった。

 食事の前に「gyao!」でユーリ・ノルシュテインの短編『キツネとウサギ』を観て、そのあとにかんたんな夕食にした。最近はこの日もやった質素な夕食を繰り返していて、つまりごはんに「しそわかめ」というふりかけを混ぜ、レタスとトマト、カニカマやウィンナなどの野菜サラダと目玉焼きだけの食事。このメニューは飽きないというか、毎日このメニューでもいいし、とにかくは経済的であろう。

 食事のあとは「今日中に『恋愛太平記』を読み終えよう」と、ベッドに横になって読むのだが、どうしても眠くなってしまい、あと40ページぐらいを残して寝てしまった。