Stay Home41日目。晴天で気温の上がった一日になった。暑くなってきたせいか、最近は夜にニェネントはわたしのところに遊びに来なくなってしまった。昼間ベッドで横になって読書しているときにはやってきて、いつものように遊ぶのだけれども、夜はダメなのだ。これは毎年暖かくなるとこうなので、今年に限ったことではない。やはり気温の上昇が関係して、ふとんの上にあがるのが暑苦しくなるのだろうか。でもしかし、もっと気温の高い昼間にはやって来るのはなぜだろう？ とにかくは、ちょっとさみしい季節になる。
今日は会社の人がわたしの駅まで来て、話があるというのだった。駅前の喫茶店はまだ休業していたので、近くの公園で話をした。わたしは労災の話だろうと思っていたのだが、そのことも含む話だったけれども、どうもかんたんに聞き流せない、労使関係にかかわる話だった。クビになるとかそういうのではないのだが、「それは労働契約法に抵触する話ではないか」という内容だ。これは先日のわたしの入院と関係する問題なのだが、まあ無事に解決すればいいわけで、今はその内容をここでくだくだと書こうとは思わないが、週が明けたら労働問題の相談窓口にコンタクトをとってみようと思っている。正直、今の気もちは不愉快。
帰りに駅の向こうの普段行かないドラッグストアに寄り、ちょっと買い物をした。ロースハムのパックは、このドラッグストアが圧倒的に安いことがわかった。３パックがセットで売られているよくあるヤツだが、いつも買い物するスーパーより５０円以上も安い。これだけ価格が違うと、ハムを買うときには無理してもこのドラッグストアで買おうという気になる。
このドラッグストアには、使い捨てマスクも売られていた。今は大量に売られている店も多いらしいが、遠くまで出かけないので、店でこれだけたくさん売られているのを見るのは、ひょっとしたら３ヶ月ぶりぐらいになるだろうか。１枚あたりの単価も５０円しなかったので７枚セットのものを買った。けっきょく、「アベノマスク」などというものが到着する前に入手できたわけだ。今さら、使えない「アベノマスク」など届けられても困る。そんなものよりも、「特別定額給付金」の１０万円が早く届くようにしてほしい。わが家にはまだ「申請用紙」も届いていない。
そういうのではわたしには入院時の「高額療養費還付」もまだ来ないし、労災も損害補償も還付されるのはいつのことになるやらわからない状態だ。
明日は入院していた病院に行き、また一ヶ月ごとの術後検査がある。久しぶりで電車での遠出。前回の遠出も同じように病院での術後検査だったわけで、自宅待機するようになって電車で遠出したのはいずれも通院ばかり。しかし明日は気分的に「緊急事態宣言」解除間近、という空気だろうし、今までよりは電車も混み合っているかもしれない。
今日はルイス・トマスの『科学者の夜想』を読了し、夜は昼間の不快感を忘れようと、金井美恵子の『恋愛太平記』を読み始めた。「こりゃあおかしいや」と、ベッドの中で読みながら声を出して笑うのだった。明日は電車の中で笑ってしまってもいけないので、この本は持って出かけない方がいいかもしれないと思った。
