今日もまた「買い物」の話である。まさに今のわたしのアイデンティティーは「I shop therefore I am」みたいだ。今日の計画は、また駅の向こうのドラッグストアに買い物に行き、そのまま公園の中を突っ切って帰宅しようというもので、先週やったのと同じコース取り。
今日は多少雲も出ているが、陽が照っていてけっこう暖かい。朝はマフラーを巻いて家を出たけれども、マフラーなどはいらなかったと思う。
ドラッグストアに着き、酒類売り場に行ってみると、ウィスキーのDewar’sの12年モノが、税込みでも1400円台だという値札が出ていた。それはぜったいに（めっちゃ）安いので、「買うべきだ」とカートに入れ、その他のものと合わせてレジへと進んだ。
思ったよりも合計金額が大きい額だったので、多少「あれ？」とは思ったのだが、そのまま支払いして店を出た。このときに、受け取ったレシートをよく確認すべきだったのだが、それはもうちょっとあとの話。
帰りは公園を通っての道を取るのだけれども、この日はもうほとんどオオバンたちが公園を独占した状態だった。水の上だけでなく、芝生の上にも食べ物をついばむオオバンたちの姿がいっぱい見られた。
ハクチョウの姿も今日は見かけなかったが、また水辺にカワウが来ているのが見られた。
帰宅して、そこではじめて買い物のレシートをチェックしたのだけれども、1400円ぐらいだと思っていたウィスキーが、税込みで2500円ほどになっていた。これはおかしい。店頭にははっきりと1400円台の金額が明示されていたことは記憶しているし、「まいったな」とは思う。まあ冷静にこの商品の価格を考えれば2500円台こそが妥当な価格設定だとは思うのだが、「1400円」とか店頭に表示してあるならば、それがたとえ間違いであっても、「1400円」で売らなければならない。ここでの千円以上の価格差も大きいし、もういちど店に行って、店頭表示が1400円ならばその価格にしてもらわないといけない。
ということで、面倒だけれどももういちど店に行くことにした。
「疲れるな～」と思いながら歩き、店に着いた。それで酒類売り場に行くとなんと！さっきわたしが買い物をしたときには間違いなく1400円台の値札が付けられていたのに、しっかり2500円の値札に取り換えられていた。まいったな。
先ほどわたしがこのウィスキーを買ったことで「値札の間違い」に気付いたのかどうかわからないけれども、今さら、「さっきは1400円とかって出てたじゃないですか」などと言っても、もう手遅れである。無念だが、ただ引き下がるしかないのであった。代金を支払ったときにすぐにレシートをチェックして、「店頭に書いてある価格とちがうよ」とその場で訴えていれば、「店のミス」ということで何とかなったかもしれない。まああきらめて、ふだんなら買わないちょっといい酒を買ったぜ！と、自分を慰めるしかない。大事に飲もう。
この日はもうひとつ、先週土曜日に診察を受けなかったクリニックへ出直して、きちんと診察を受けなければならない。
午後の診察は３時からなのだけれども、待ち合いロビーは２時半ぐらいには開くので、「早く行って早く診てもらおう」と、その２時半ぐらいの時間に行ってみた。
まだロビーは開けられていなくて、わたしの前には年配のご婦人が開くのを待っておられるだけだった。つまり、わたしは２番目だ。しばらくするとわたしの後ろにも診察を受ける人が並び始め、２時４０分ぐらいにロビーが開けられたときには６～７人の人が並んでいた。
ロビーに入って診察を待つと、意外と３時前に診察が始まり、わたしの順番もすぐまわってきて、３時前には診察は終わってしまった。このあとは、となりの調剤薬局で薬を処方してもらえばおしまいである。毎回こんなに早く終われば楽なのだが。
調剤薬局ではロビーにいろいろな健康食品、ドリンクなどが置かれていて、わたしは前回にそんな食品からレトルトパックの丼物を買ったのだが、まず第一にけっこう安いし（１パック130円だ）、食べてみたらこれが何というか、入院していたときに病室で食べた「病院食」を思い出させられる味で、まあ美味というのではないけれども「懐かしい味」という感じだし、とにかくは「健康食」なのだからと、今日も買ってみた。気に入ったらもっといっぱい買ってしまってもいい（安いことだし）。
帰り道、東の空にちょっと欠けた月が浮かんでいるのが見られた。月を見るのもけっこう久しぶりのことになるけれども、昼間こうやって、雲のない青空にふわっと月が浮かんでいるというのも、美しく感じる。
今日の食事は、きのうつくった「肉じゃが」。一日置いて味が滲みておいしくなった。明日からはもうちと本格的に「自炊」に取り組みたいけれども。
今日からは国会で本格的な論戦が始まったのだが、スカ首相は自分で答弁にあたらず、別の大臣らに答弁を代わらせて逃げてばかりいるみたいだ。そして今日は、東京でのCOVID-19新規感染者数が去年の暮れ以来に千人を割ったということだ。しかし、そもそも月曜日は検査数も少なくて今まででも新規感染者数は少なく出る傾向はあったわけだし、どうやらそもそもの検査対象者を変えてきているという話が出ている。意図的に「新規感染者数」が少なく出るようにしているというのだ。
現在の「緊急事態宣言」は当初２月７日までとされていて、憶測としてその２月７日までに新規感染者数の数を抑え、「緊急事態宣言」を打ち切りたいのではないかという。
もちろんスカ内閣は７月には東京オリパラは開催するつもりでいるわけだし、３月には「聖火リレー」も始まる。スカ内閣としてはこのあたりで「COVID-19禍」収束という流れをつくりたいわけだろう。最悪のシナリオとして、スカ首相がどうしてもやりたい「GoToキャンペーン」をまた再開させるということも考えられるけれども、こればかりは国会開会中の今、強引に再開させることは出来ないだろうと思うが。
そりゃあわたしだって、COVID-19が収束してくれればうれしいし、そうなればまずは今「お預け」にしている『エジプト美術展』を真っ先に観に行き、盛り場に買い物に行ってみたりもしたい。しかしそうなるには、まだまだもうしばらく様子を見なければならないことはいうまでもない。
