ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-06-29(Mon)

 労災で4月分丸ごとの休業補償が振り込まれていた。本来の給与の80パーセントが支給されるのでけっこう大きい。これもある意味ではわたしの所属する会社がいいかげんだったおかげ、ということもできる。会社からの5月分の休業補償が奇妙にカットされていたこともここでしっかりカヴァーされたわけだし、「ま、いいか」と忘れることにしよう。
 これで入院前の財政状況よりも10万以上プラスになったわけで、「やったね!」とは思ったのだが、よく考えたらそのプラス分は例の「特別定額給付金」の10万円によるものが大きいのではあった(わたしの「緊縮財政」もかなりの力にはなったわけだが)。
 今回の振り込みで労災による補償はほぼ終了し、あとは損害保険会社による補償、賠償金の支払いがあるかどうかである。この件は、わたしにはどうなるかさっぱりわからない。

 入院~手術の退院以後の経過だけれども、まあ頭蓋骨に穴を明けて風通しを良くしたせいか、体調はとってもいい。少なくとも入院前よりも元気だろうと自分で感じるわけで、まあ年末の交通事故以降はその後遺症がちょっとずつ蓄積されて、決して「健康」とはいえなかったのだから、まさに今は「健康」なのだろうか。
 ただ、「頭脳」のはたらきがどうなのかは、自分ではわからない。この日記を読み返してみて、「ひらめき」というのが失われてしまっているなあとは思うけれども、それは交通事故の前からのことだから、事故や「慢性硬膜下血腫」のせいというわけでもないだろう。

 退院後に飲むアルコール量がかなり減ったことも喜ばしいことだけれども、先週あたりはまた摂取量が増えそうな兆候があり、「やばい!」とは思ったのだが、これはどうも不味い酒を飲むと量が増えるらしいとわかった。日曜日に一日禁酒して、今日仕事の帰りにドラッグストアに立ち寄って、少しばかりちょっとだけハイクラスのウィスキーを買ってみたのだけれども、帰宅して飲むとこれがちゃんと「味」があって、そうすると味わいながら飲むような感覚になり、そんなにたくさんは飲まなくなるのだった。
 今はビールもそんなに美味とは感じなくなっているし、焼酎、日本酒などを飲もうという気にもならないし、「美味しいウィスキーをちょっとずつ飲もうか」という、まことに健全な飲み方になったような気がする。まあ今後どのようになるかわからないが、ちゃんと「休肝日」を設けたり、気をつけながらアルコールと付き合っていきたい。

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 昨日一昨日と、ちょっとずつナボコフの『賜物』を読んでいたのだが、通勤電車の中で読むには本がデカすぎるかと思い、まあ読みつづけるのがしんどいというのもあるのだけれども、今日からはまたパトリシア・ハイスミスを読むことにし、『変身の恐怖』を選んだ。まずはしばらくはハイスミスを読みつづけてみよう。これは一種の「リハビリ」と考えてもいい。
 帰宅してからも『変身の恐怖』を読んでいたが、「何か映画を観ようか」と思い、「GYAO!」のプログラムをみると、『死闘!南太平洋』(原題:「ATTACK! The Battle for New Britain」)という作品の配信がそろそろ終了で、時間的にも1時間ほどの作品でちょうどいいのでコレを観た。