ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-05-27(Wed)

 Stay Home51日目。今週はリヴィングでGrateful Deadを聴いていない。するとニェネントがあんまりわたしにベタベタしなくなってしまった。抱いてもすぐに逃げて行ってしまったりするし、和室のベッドの上でひとりで寝ていたりする。やはりGrateful Deadの音が好きで、Grateful Deadが聴かれないと不機嫌になるのだろうか。明日からはまた、リヴィングでもいっぱいGrateful Deadを聴くようにしようか。

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 昼前に市役所の「給付担当」という部署から封書の郵便が届いていて、「ようやく10万円給付の申請書が届いたか」と思ったが、開けてみると、入院したときの「高額療養費支給申請書」だった。
 これは70歳未満の人は皆、20万円までの療養費を支給してくれるというものだが’(70歳を超えるともっとたくさん支給される)、労災の補償が認定されなかったときに初めて、この「高額療養費」というのが支給されるというシステムなのだ。わたしはてっきり、高額療養費を支給されても残る自己負担分に関して労災が適用されるのかと思っていたのだが、「まずは労災」なのだった。
 それとわたしの場合は、去年年末の交通事故の損害補償が今回の入院にも「後遺症」として補償対象にされる可能性があり、いろいろとややっこしい。このことは調べると労災プラス損害補償のダブルで支給されるようなことも書いてあったが、その労災の申請書の4月分は先日病院に持って行ったばかりで、そこに病院の印鑑を押してもらってから担当役所に提出することになるし、5月に1日だけ通院したことも労災の対象になるので、5月分の申請書も提出しなければならない。これはすべてが認定されるまでに時間がかかるだろうと想像がつくし、損害補償の方も、支給されるされないはさておいて、保険会社の調査は「緊急事態」が解除されたあとから始まるとの連絡を受けているので、「ようやくそろそろ調査も始まるか」というところである。

 労災も、現実には認定されないケースがあって要注意なのだけれども、調べてみてわたしのケースが認定されないという可能性はかなり低い。認定されれば治療費は全額戻ってくるし、自宅療養中の期間もその間の賃金の80パーセントとか支払われるらしい。
 そのあたりと損害補償との兼ね合いはよくわからないのだが、損害補償の場合は「賠償金」としてのプラスアルファがあるはずだ。まあ損害補償が認定されるかどうかは「五分五分」よりは高い可能性かとは思うのだけれども、全部が落ち着いて認定されるかどうかが決定し、支給額が決まるのは秋も近くなってのことではないかと思う。
 支給されれば、一気にちょっとばかしリッチになるぞ!と今から楽しみにしてはいるのだけれども、こういうのを「捕らぬ狸の皮算用」というのだ(別に、これから先にはものすごく悲劇的なことが待ち受けているのかもしれないし)。

 それで、直近の問題として待っている「10万円給付の申請書」はいつまで待たされるのだろうと思うのだが、ウチの市のホームページをみてみると、この月曜日に発送したと書いてあった。市内から月曜日に発送されたのなら今日あたり届いていいはずだけれども、まあ「発送した」というのだから、もうちょっと待ってみよう。

 このところはずっと、夕方から「Gyao!」で映画を1本観ることが日課になっているのだけれども、今日は大長編映画、3時間50分に及ぶジャック・リヴェット監督の『美しき諍い女』に挑戦した。1時半ごろから観始めて、途中トイレに行ったりコーヒーいれたり、夕食の準備でお米をといだりしながら、観終わったのは6時になってしまった。とりあえずは「今週中には観てしまおう」と思ってはいたので、観終えてホッとしたという感じ。

 読んでいるノヴァーリスの『青い花』は、ちょっと長い「グリム童話」というところもあって(まあ「メルヒェン」だからね)かったるい感じ。「他の本にしようか」とも思ったりするのだが、「基本図書」ではあるのでがんばって読むことにした。