ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-01-01(Sun)

 新しい年になった。わたしにとってもニェネントくんにとっても、いつも通りの朝ではある。ニェネントくんは明々後日の4日に病院へ行って手術口の抜糸を行う予定なので、そのときに今しているエリザベスカラーも取れて、そこでまさに「新しい年」ということになるのだろう。
 ベッドで横になっているニェネントくんの写真をアップしよう。お腹の毛がすっかり剃られ、その下腹部に開腹手術した傷跡があり、青い糸で縫合してある。全部で9針の縫合だ。わたしがずっと昔に「十二指腸潰瘍」で開腹手術したときとおんなじような感じかな?とは思う。

     

 いちおう新年なので、ニェネントくんには「ごちそう」を出してあげた。朝食には「サーモンの切り身」と「カリカリ」をいっしょにしてあげ、夕食にはこのところニェネントくんのお気に入りと思える「おさかな生活」と「わがまま猫」とをまぜて出してあげたのだけれども、夕食はさすがに「大好物」だったのか、わたしもおどろくぐらいに短時間でぜ~んぶ食べてしまった。すっごい元気だ。わたしもニェネントくんと同じように、いっしょに元気になって行きたいものだと思う。

 このあたりも朝は氷点下の気温になっているようで、わたしも室内で電気ストーブをつけないと耐えられない。それはニェネントも同じなのだろうか、朝は朝食のあとわたしの後ろで、電気ストーブの前で丸くなっている。それでも2時間ぐらいストーブの前で温まると和室に移動し、布団の上で丸くなる。ときどき思い出したようにリヴィングにやって来て、いつもの「ひなたぼっこ」スポットの前でしばらくすわり込む。

 わたしはこの朝はどこかの局で元旦から「モーニングショー」をやっていて、初もうでの様子などを中継していたのを見る。けっこうどこも「いい天気」のようだ。郵便受けを見ると、年賀状が1通だけ届いていて、悪いけれどもちょっと笑ってしまった。
 午後から、いろいろと評判を聞いていた、松重豊出演の「孤独のグルメ」という番組を一挙放映していたのを見る。基本は松重豊がいろんな飲食店に行って、彼のナレーションをバックに食事をするだけといっていい番組だけれど、「食レポート」というのではなく、松重豊も主人公を演じているわけだ。
 やはり、松重豊はおいしそうに食べることだなあ。これは評判になるだろう。わたしは彼がラーメンを「ズズズッ」と音を立てて啜るシーンで感動した。

 わたしのこの日の昼食は「酢だこ」と、ニェネントくんに分けてもらった「サーモンの切り身」ですませ、夕食には「玉子とベーコントマト炒め」というヤツをつくった。あまり元日らしくはない。

 これからは夕食のあと、何もしないでベッドに行くのではなく、映画とか観るのを習慣にしようかという思いもあり、「何か映画を観よう」ということになった。元日からあまり重っ苦しい映画は観たくないので、「コメディ映画がいいかな」と探し、コメディではないかもしれないが、『大怪獣のあとしまつ』という映画を観た。ネットをみると「すっごい評判の悪い映画」なのだが、まあわたしは『大怪獣ガメラ』を観たあとということもあって(笑)、そりゃあダメなところはダメだけれども、けっこう楽しめたのだった。実は松重豊も出演していたのだが、わたしは最後のクレジットで彼が出ていたことを知ったとはいえ、「どこに出演されていたのか」まるでわからなかった。
 寝る前にはベッドの中で『パリが愛したキリン』を読み進め、面白いので一気に半分以上読んでしまった。