製作されたのは1973年だけれども、日本で初公開されたのは1985年になってのこと。以来、ちょっとした「カルト・ムーヴィー」として知られている作品。
この作品ではローラン・トポールという作家の存在が大きい。脚本に監督のルネ・ラルーと共に関わり(原作SFが別にあるらしい)、登場するドラーグ族以外、ほとんどの原画も描いている。フランスとチェコとの合作ということだけれども、フランスで描かれた絵を、チェコの高いアニメーション技術でアニメ化したのだろう(アニメーターの名に多くのチェコ人の名がある)。
やはり今みても(過去に観たことは忘れてるし)、トポールの創出した奇妙奇天烈な動物・植物にはサプライズ!
ストーリーにはどこか、この時代の「精神世界」というものへの意識が強いのだろうと思った。
(今後、この日記を書く時間があまり取れなくなりそうで、今日も簡単だけれどもこのあたりで。)